2014年6月29日日曜日

いつもの湖畔公園で

最近すこしご無沙汰していましたが、いつもの湖畔公園に野鳥の様子を少し見に行ってきました。

最初はカワセミさんの住処ですが、ここにはカワセミを狙っている10人近くの鳥撮りさんが、大砲を並べていました。
自分も少しだけ近くからカワセミを狙ってみましたが、なかなか現れる気配はなく、たまたまやってきた2羽のアオサギさんを
それぞれ続けて撮影しました。
2羽のアオサギは、一緒に飛んできたのですが、1羽は樹にとまり、1羽は下の川に舞い降りたのですが、
舞い降りる(た)瞬間をそれぞれ撮影しました。



カワセミを狙うのは早々に諦めて、次にいつものカワウの場所に移動することにしました。

移動途中、オオヨシキリの声がにぎやかでしたが、1羽の姿を発見して撮影しました。


途中で意味もなく、なんとなく野良猫を撮影。


いつものカワウの場所で、いつものカワウを撮影。
風がとても強くて、カワウのいる場所では、少し波しぶきも見られました。


 この日は、この場所もなんとなく早々に諦めて、先へと移動しました。
 移動途中で、いつものカワウの場所を、別角度から撮影しました。カワウの姿は少なかったです。


公園の中央付近にある休憩所の屋根にカラスがとまっていましたが、風に立ち向かうように羽を広げた瞬間を
なんとなく撮影しました。


ここも早々に立ち去り、次に、この日なんとなく行って見たいと思っていた森への入り口へと移動しました。

森の入り口では、何度か、色々な野鳥を撮影したことがあるので、なんとなく入り口で立ち止まって様子をみていましたが、
理由は不明ですが、森の上空を、ツバメの大群が旋回するように飛んでいたので、なんとなく撮影しました。


森の入り口で、撮影をしていたら、ひとりの人が通り過ぎて行き、どんどん森の中へと入っていきました。
そういえば不思議なことながら、自分は森の中へ入ったことがなく、なんとなく引き寄せられるように森の中へと自分も入って行くことにしました。

そうしたら、森に入ってすぐあたりのところで、さまざま種類の野鳥の鳴き声が聞こえて、しばらくそこで立ち止まって、
野鳥の姿を探しました。

最初に見つけたのは、小さなきつつきコゲラくんでした。
撮影には成功しましたが、ISO感度を上げるのを忘れて、遅いシャッターで撮影したため、手ぶれは起こしていないのですが、
撮影する瞬間に、コゲラくんが動いたため、少しぶれた写真になってしまいました。


次も数羽のコゲラくんの姿を確認。その1羽を撮影しました。
最初はサンヨンで撮った状態そのままの写真です。2枚目はそれをトリミングした写真です。
ISO6400での撮影だったため、トリミングしたものは、やはりかなり解像感が損なわれています。



次に見つけたのは、シジュウカラでした。
体が少し丸っこく感じて、最初一瞬「ヒガラかな」と何となく思ったのですが、後で家に帰って調べたところ、
喉もとの黒いラインがおなかまで伸びていたので、やはりシジュウカラだとわかりました。

次も、最初はサンヨンで撮った状態そのままの写真です。2枚目はそれをトリミングした写真です。
ISO6400での撮影だったため、これもトリミングしたものは解像感が損なわれています。



鳴き声から、もっとたくさんの野鳥がいるのはわかったのですが、しばらくすると野鳥の声が聞こえなくなり、
とりあえず、もっと森の中へと入ってみることにしました。

森の中の道は、次のような感じです。
(サンヨンしか持っていなかったため、一部の切り取り写真しか撮れませんでしたが・・・)



森の中の道を進んでいくと、周囲から「カサカサ」という、何かの大群が移動する音が聞こえ、なにごとかと、少しびびってしまいました。
(一瞬なんとなく、インディージョーンズの世界に入り込んだ気分でした・・・(^_^;)

その音は、ほとんどが5mm程度の小さな子供アカテガニが、人の気配を察知して、物陰に隠れるときに発生しているものだと判明しました。

そのアカテガニの写真も撮ってみました。
子供アカテガニは白い体をしていますが、最初は大人になりかかった10mm程度の大きさのアカテガニです。


次は、物陰に隠れてこちらの様子を窺っている大人アカテガニの写真です。


ほとんどがすぐに物陰に隠れて、すぐ姿を見失ってしまうのですが、次は全体をとらえた大人アカテガニです。


森の中の道を進んでいくと、結局100m程度で住宅街にでたので、また引き返してきました。
森の入り口あたりに戻ってくると、そこの田んぼには、人の気配をあまり恐れないアカテガニの姿を
たくさん確認することができました。



 そろそろ帰ることにしましたが、いつもはもと来た道を引き返すことが多いのですが、この日はなんとなく、
小さな湖を一周して帰ることにしました。

道すがら、オオヨシキリの鳴き声は、たくさん確認することができました。
帰り道では、野鳥にあえることは期待していませんでしたが、途中、地面を歩くムクさんの姿を確認して1枚撮影しました。


 もう少し行ったところで、たくさんのメジロさんの鳴き声を確認して、少し立ち止まって、メジロさんの姿を探して1枚撮影しました。


同じ場所で、シジュウカラの姿も確認。 シジュウカラも1枚撮影しました。


この日は、珍しい野鳥には出会えませんでしたが、それでもたくさんの野鳥の撮影に成功したので、やはり満足した日となりました。

また、この公園での初めての森の中での体験は新鮮で、この湖畔公園の奥深さを改めて認識して、また来るのを楽しみに、
ようやく帰途につきました。

2 件のコメント:

  1. こんにちは!
    Still Lifeさんも野鳥撮影に頑張っておられますね!
    アオサギの写真を拝見するとサンヨンの描写の切れ味がよくわかりますね!
    私の野鳥フィールドでも巣立ちヒナの姿が多く見られるようになりましたよ。
    森の木々の葉が茂って鳥を見つけにくい季節になりましたが、頑張って通いつめる
    ときっと素敵な出会いがあるのではと思います。
    暑さがこたえる季節になりましたがフィールドに立ち続けることが大事ですね!

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    1. 里人さん、どうもこんばんわ!!
      サンヨンを買ってから、今まで以上に野鳥を撮りに行くのが楽しみになって、
      その結果、出かける回数も増え、ますます野鳥が身近になっていくの肌身で感じるような気がいたします。
      コメントをいただいたように、少しでもフィールドに立つことが、
      きっと野鳥との出会いにも、理解にも大切なのですね・・・。
      しかし、里人さんのように、巣だちヒナの姿をみつけるといった奥の深い世界には、
      まだまだ到底及ばないとも感じてもおります。
      (多くの野鳥が、5月頃が繁殖期で、今頃が巣立ちの季節なのでしょうか・・・)

      話は変わりますが、今は先日ご紹介いただいた「ヤマセミの暮らし」を読んでおります。
      日本には、3種のカワセミ類の鳥がみられて、比較的どこでもみられる「里のカワセミ」に対して、
      自然の奥深くにいかないとみられない「山のヤマセミ」に惹かれる著者の気持ちがよくわかり、
      自分も、いつかヤマセミを見てみたいという気持ちが強くなってしまいました。
      それで近くのヤマセミがみられるポイントを正確に確認したところ、
      この間、キビタキにであった場所よりも、5kmほど先で見ることが出来るとの記載を見つけました。
      それならばと、ぜひ一度訪れてみようという気持ちが強くなっております。
      ただ、もし見つけることができても、ヤマセミさんを驚かすことがないようには、
      気をつけたいとおもいます・・・(^_^)。

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