2015年11月28日土曜日

少しだけ紅葉の寺

紅葉のシーズンずいぶん久しくお寺に撮影に行っていませんでしたが、本当に久しぶりに龍潭寺というお寺に撮影に出かけました。
持参した機材は、一度紅葉のお寺を撮ってみたかったCarl Zeiss Distagon 25mm F2.8をつけたK-3です。

しかし到着したお寺では、イロハモミジは色づきはじめ、ドウダンツツジは散りかけという中途半端な時期で少し残念な状況でした。

最初、開館前にお寺の敷地をぶらぶらしながらお寺の風景を撮影しました。










開館時間を結構すぎてから入館し、久しぶりに訪れたお寺館内で色々と撮影。


こちらは、比叡山が焼き討ちされたときに、僧侶が像を守るために琵琶湖の底に沈めた観音菩薩とのこと。




次は江戸時代初期に作られたという小堀遠州作の庭園です。
久しぶりに、落ち着いて彼岸の雰囲気に浸ることができた気がします。




庭園を観終わった後に、また館内を撮影。






今回撮影を終え、やはりカールツァイスは石や木の質感がバツグンで、お寺の撮影には最適であると改めて感じました。

最後はこちらのお寺に埋葬されている、2017年の大河ドラマの主人公、井伊直虎(次郎法師)のお墓だそうです。
改めて自分のミーハーさを恥じながら、撮影したお墓をアップいたします。



2015年11月21日土曜日

やってきた冬の水鳥

そろそろ冬の水鳥がやってきているのではないかと、近くの湖畔公園に様子をみに行きました。
紅葉のきれいな季節なので、サンヨン(×1.4)つけたK-3に加えて、キットレンズをつけたK-S2も持参しました。

最初はK-S2で撮った風景写真です。

紅葉の落ち葉。

桜の紅葉。

紅葉した蔦。

小さな湖に到着。

とても気持ちのよい天気。

水鳥の撮影ポイントに到着。
ポイントのように見える紅葉がとてもきれいでした。

ここから先は、サンヨン(×1.4)をつけたK-3での撮影です。

最初はいつものカルガモさん。


冬の水鳥では、最初にオオバンを発見。
紅葉を背景に撮影しました。



久しぶりにモズに遭遇。
小鳥ですが、やはり眼光が鋭いです・・・。


いつものカワウ。


次に冬の水鳥のカンムリカイツブリを発見。

サンヨン(×1.4)で黄葉の落ち葉を撮影。

マガモの群れを発見。

ヒドリガモの群れも発見。

まだ、小さな群れしか来ていないようでしたが、ようやくやってきた冬の水鳥に久しぶりに会えました。

最後に、毎朝犬の散歩のときに、にきぎやかな囀りを楽しませてくれるシジュウカラを撮影。


シジュウカラを撮影して帰途に着きました。
最後の写真は、帰途で撮影した逆光のススキの風景です。

2015年11月14日土曜日

セバスチャン・サルガド(THE SALT OF THE EARTH)

セバスチャン・サルガド(THE SALT OF THE EARTH)という映画を観に出かけました。
映画のお供には、スナップ用にキットレンズをつけたK-S2を持参しました。

最初は、映画館までのスナップです。

紅葉を背景にしたベゴニア


アジアンレストラン「ガルーダ」

人気のあるケーキ屋さん

雰囲気のあるウィンドウの雪模様

この前、初めて入ったPUBLIC CAFE BAR 「PARK/ING」

いつものポスター

ちょっと怪しげな雰囲気の看板

映画館に到着。

感想はあとで書くとして、この後映画を観て、あまりのスケールの大きさに圧倒されて、ため息をつきながら、館内の雰囲気を撮影しました。







「ウィヴィアン・マイヤーを探して」のポスターもありました。



セバスチャン・サルガド(THE SALT OF THE EARTH)を観た感想ですが、短い文章ではとてもとても書ききれませんが、
セバスチャン・サルガドという人物、その人生、写真家、その写真等のすべてが、あまりの器の大きさに、本当に圧倒されてしまいました。

また、その写真を見ただけでは知ることのできないセバスチャン・サルガドのあまりに広くて深い世界を掘り下げて描いたヴィム・ベンダース監督も
改めてすごいと思いました。

人間の極限とも思える狂気から始まり、人知を超えた地球(大自然)の広さと深さを知るに至るまで、
まさにとてつもないと感じられる時間と空間を、ヴィム・ベンダース監督とともに旅をした気分です。
逆に言えば、自分の住む世界やこれまでに知っていた世界の、あまりの狭小さに改めてがっかりもさせられました。

あくまでも個人的な意見ですが、写真を撮る人にも、撮らない人にも、必見の映画だと思います。

映画を観終わったとき、少しありきたりですが、
「たとえ明日世界が滅びようとも、私は今日林檎の木を植える。」
という言葉を思い出しました。

最後に、改めて映画の公式サイトと公式トレイラーのURLを記載いたします。

<オフィシャルサイト>
http://salgado-movie.com/

<オフィシャルトレイラー>
https://www.youtube.com/watch?v=OivMlWXtWpY