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2019年12月1日日曜日

GRで撮る紅葉

 先日、あるサークルの写真展を観て、その後、街の本屋に(PENTAX100周年記事の載っている)
日本カメラを立ち読みに(結局購入しました)行くために自転車で出かけました。

  その時に持参したのはGRⅢです。

 ちょうど途中で通る公園で紅葉が綺麗だろうと推測されたので、少しGRで紅葉を撮ってみることにしました。
その時の写真を少しアップいたします。

 最初の写真は、いつも通る旧電車道です。


 途中立ち寄ったお城公園で、綺麗な紅葉をしばらく撮影。




 次の写真は、マクロモードを使ってみたくて撮った写真です。



 次の写真もマクロモードを使ったか、ぎりぎり6cm以上距離があって使わなかったかという写真です。


 写真展の会場に到着。写真展をみました。

 「○○写心サークル」というサークルの写真展で、撮影された方の心情が伺える写真展という気がしました。
また、展示されている写真がほとんど全紙で、(お金がかかりそうだなあと感じながらも)
写真が大きいとたいへん迫力があって見応えがありました。

 会場で少しだけスナップを撮影。



 その後、街の本屋さんに移動。
 久しぶりに市街地に出ましたが、街路樹の紅葉が綺麗で、また少しスナップしました。



 GRはやはりスナップに向いているので、紅葉を撮るには、やはり一眼の方がいいなと感じましたが、
それでも、なかなか綺麗な写真が撮れ、この日は天気が悪くて条件が悪かったので、
今後も、条件の良いときに、またGRで紅葉を撮ってみたいなあと思っています。

2019年11月16日土曜日

名前のない写真展

 先日「この写真展には名前がありません」という写真展を観に行ってきました。
但し、写真展の副題には「大きな喪失に耐えてのみ、新しい世界が広ける。」という副題がついています。

 写真展を観るにあたって持参したのはGRⅢです。
 写真展の開催者は、いつもの古本屋さんのMさんです。

 Mさんは、5年おきに何か新しいことをされることをポリシーとされており、 今の古本屋さんを
始められてちょうど5年経った日に、お店を一時閉店されて、今年は定期的に帰郷しつつ、
日本全国をバイクで旅されています。

 ただ、長期間お店を閉店されることに対して、多くの方から惜しむ声があり、今は数人のボランティアの方が
定期的に当番でお店の店番をされて、いつもの古本屋さんは、Mさんがいないときも、今は開店しています。

 今回の写真展は、そんなMさんが最初に旅に出られた九州方面で出会った風景を数点集めて展示された写真展でした。

 最初の写真は、写真展が開催された会場の入り口の案内掲示です。


 次の写真は、会場入り口から入ってすぐの場所から、今回展示された4枚の写真全体を見渡した光景です。
(展示写真を撮影してアップすることは、Mさんから許可を得ています。)
 

 それぞれの写真について、簡単な説明を。

 1枚目は、 大分県の国東半島に立つアントニー・ゴームリー像だそうです。


  次の写真は、教えていただいた場所をはっきり覚えていませんが、鹿児島のとある神社の境内の写真だそうです。
Mさん曰く「境内の厳粛(?)な雰囲気がすごくよかった」とのこと。


 次の写真は、奄美大島のとある岬から撮った朝景とのこと。
 遠景に見えるのは、2つの島だそうです。(請島と与路島でしょうか?) 

 個人的には、この写真の雰囲気が好きで、写真を見ながら、なんとなくそこにいるような気分になって、
しばらく見入ってしまいました。
 ちょうど連日の休日出勤後で、それまで仕事詰めだったためか、本当に解放的な気持ちになれました。

 今改めてみると、奄美大島は九州と沖縄のちょうど中間の位置にあり、そんな場所でひとり佇んで
朝景をみるのはどんな気持ちだろうと考えてしまいます。


 次の写真は、九州から種子島経由で屋久島に渡るときに使われているフェリーの写真だそうです。

 もともとはフェリーでなく、貨物船か何かだったそうで、別名幽霊船とも呼ばれていて、
やはり、なんともいえない雰囲気だったそうです。



 最後の写真は、この日わざわざ案内のためにお越しいただいたMさんと展示写真を見渡すようにして
撮影したロビーの雰囲気です。
 

 今回の写真展には名前がありませんでしたが「大きな喪失に耐えてのみ、新しい世界が広ける。」という
副題がついています。

  Mさんは5年間いつもの古本屋さんを経営されてきて、旅行にでるためお店を閉めることに、
多くの惜しむ声がありましたが、それを振り切って旅に出られました。
(最初に書いたように、今は交代制で店番の方が入られてお店は開店していますが。)
そういった、これまでの大切な日常を捨てることにより、新しい世界を見つけようとした旅でもあったようです。

 そうしてMさんがみつけた新しい世界の一端を、写真展で紹介していただき、自分もその世界を
少しだけ感じることができて、とても新鮮な気持ちになれた写真展だったように思います。

  改めて「大きな喪失に耐えてのみ、新しい世界が広ける。」という言葉は、良い言葉だと感じます。
いつかは自分も、自分の新しい世界を見つけてみたいなあと思いつつ、しかし煩悩にまみれた自分には
やはり無理かなあと考えさせられた写真展でもありました。

2019年2月3日日曜日

八月の鯨

「八月の鯨」は、いつも珈琲を飲みに行く古本屋さんですが、お店ではちょうど今、
村上誠さんという写真家の「遊行の、果て」という写真展をやっていて、その写真(及びオブジェ作品)を
観ることを兼ねていつもの古本屋さんに出かけました。

今、静岡市立美術館では「起点としての'80年代」という企画展をやっており、その企画展でも
村上誠さんのグループについて紹介されているとのことで、できれば近日中に静岡市立美術館にも
訪れられればと考えています。

その時に持参したのは、DA15mmをつけたKPです。
もうすぐGRⅢを入手したいと思っているので、画角などがかぶってしまい、使用用途の使い分けに
迷うところではありますが、DA15mmをつけたKPで撮った写真を、主にモノトーンで、一部カラーを混ぜて
アップしたいと思います。

最初は、昔リトグラフ等をよく購入した「Page・1」というアートショップです。


 近くにあるちょっと気になっているお洒落な雰囲気の写真工房。
 




浜松市美術館では、今浜松市芸術祭の作品展をやっているとのことで、こちらもできれば観にいければと思っています。





途中で、いつもの珈琲豆屋さん「ponpon」によって、珈琲豆も購入しました。


「八月の鯨」に到着。



お店では、おいしい珈琲をいただきながら、店主と村上さんの作品のことなど、いつものように色々とおしゃべりしました。

村上誠さんの展示作品(写真とオブジェ)。




村上誠さんのグループは、人が耕作するように作品を創り、それを草をかき分けて30分といった場所に展示し、
展示が終わると作品を廃棄して、土に返すことが主な特徴のようです。
(詳しくはわかりませんが、静岡市美術館にいければ改めて確認したいと思います。)

なんとなく録音を行わないミュージックコンサートといった趣を少し感じます。
(テーマは異なると思いますが・・・)
自分の好きなエリック・ドルフィーの最後のライブ録音の最後の言葉も思い出しました。
「When you hear music, it's gone in the air. You can never catch it again.」

店主と楽しくおしゃべりさせていただきましたが、だんだんお客さんが増えてきて、
お客さんの座る場所がなくなってしまったので、最後にお店の名前を裏から撮影して帰ることにしました。


この日も、とても有意義な1日を過ごせてよかったと思います。

2018年6月30日土曜日

今年最後のあじさい?

6月も今日でおしまい、関東甲信越では梅雨が明け、今年は夏が早く来そうです。
今日も朝から暑くて、犬の散歩に行ったらぐったりしました。
あじさいの花も多くは枯れ始めていて、あじさいの季節ももう終わりですね。

それはともかく、先日全日写連浜松支部の写真展が開催されているとの情報をえて、
お散歩撮影を兼ねて写真展に出かけました。
その時に持参したのは、RIKENON50mmF2.0をつけたKPです。
この組み合わせを、自分のお散歩撮影のスタンダードにしたいと考えていましたが、
今回初めての使用となりました。
今回は、なんとなくモノクロームも使用したくて、カラー・モノクロ交えてアップしたいと思います。


最初は、あじさいの終わり頃に、いつも通るあじさいがたくさん咲いている通りで、
多分今年さいごのあじさい撮影になるだろうなと思いながら、あじさいを撮影しました。






夏に入って、これからも元気なアガバンサス。


その後、近くのお城の公園でブラブラお散歩撮影。







その後、全日写連浜松支部写真展の会場に移動。
後の写真は、ちょっとアートな気分ですべてモノクロ仕上げです。




写真展会場で写真をみて少し休憩。次は休憩所の写真です。


久しぶりに写真展を見ましたが、みんな力作ぞろいで、とてもよい刺激を受けた写真展でした。
自分も全日写連浜松支部等にも興味がありますが、こういった活動をすると、リコーイメージング(PENTAX)の
コンテストなどに応募できなくなるので、自分はPENTAX(リコー)一筋で頑張ります。


写真展の余韻に浸りながら、いつもの古本屋さんに移動。
いつもの古本屋さんで、アートなエッセイを1冊買って、珈琲をいただきながら
少し店主とおしゃべりして帰宅しました。

最後は、古本屋さんの壁の内装です。
いつきても、少しずつ内装が変わっていて、店主の感性やセンスが光るなあと感じます。