2018年5月26日土曜日

失われた砂丘

1年近く前に訪れた際、ちょうど防潮堤の工事が始まっていた砂丘に、その後どうなったか
様子を見に出かけました。

その時に持参したのは、DA16-85mmをつけたK-3と、DA55-300mmをつけたKPです。

砂丘の入り口に到着してびっくり、目の前には大きな防潮堤がもうできあがっていました。
以前の防潮堤工事現場に「景観を損なわないような形の防潮堤にする」との看板がありましたが、
防潮堤は大きな砂の壁のような形をしており、 入り口に入ると眼前に広がる広い砂丘はなくなってしまいましたが、
どこか自然の雄大さを感じさせる雰囲気は、確かに残っていると思われました。

最初の写真は、入り口から見た眼前に広がる砂の壁のような防潮堤です。

 

 次は、防潮堤を超えてからみた砂浜と海です。
ずいぶん小さくなってしまったと感じますが、それでも広角を使うとなかなか広く感じます。




防潮堤を越えた海側では、いつもの日常の感覚とは離れた、自然に抱かれた(対峙する)ような感覚を
覚えるのは今まで通りです。
防潮堤ができたことで、その陸側と海側を隔てる防潮堤が、日常と非日常の境目のように感じられました。





次は海側からみた防潮堤の方の風景です。



また、防潮堤を越えて陸側に戻りました。

次の写真は、この時期にだけ砂丘にできる小さな池です。
小さな池ですが、いつも少し幻想的に感じられます。
あまり幻想的には撮れていませんが・・・(^_^;。


次は、池の向こう側の樹を、前景に池をいれて望遠で撮っています。


タイトルは「失われた砂丘」としましたが、砂丘の雰囲気は十分に残っていて、これからも
たまにはこの砂丘を訪れたいと思います。
それでも、防潮堤ができる前に、それまでに撮りためた写真で、自分のための写真集「砂丘にて」を
作ることができて良かったとも思います。

今回は、防潮堤で生まれ変わったような砂丘の雰囲気を伝えるべく、すべてカラーでアップしましたが、
次からはまた、モノクロを多用して仕上げたいと考えています。

少し話は変わりますが、今回使用したDA16-85mmとDA55-300mmは、ともにとてもいいレンズで、
この2本があれば、どうしても単焦点やオールドレンズで撮りたいといった場合を除けば、
十分に満足のいく描写の写真が撮れるなあと、最近のPENTAXズームレンズの秀逸さを
改めて感じました。

最後は、砂丘を離れて砂丘の駐車場近くの広場で、たこ揚げをして楽しむ人たちの写真です。
砂丘の非日常感がまるで過去の出来事のように思われ、日常に戻ったなあと感じながら撮影し、帰途につきました。




2018年5月20日日曜日

森林浴

ちょうどサンコウチョウが見られるこの時期に、森林公園のサンコウチョウスポットに
もしも可能なら撮影をと思い、出かけました。
持参したのは、KPとDA300mm×1.4テレコンとDA16-85mmです。

到着して駐車場に1台も車が止まっていなくて、おかしいなあと思いながらも、
持参した折りたたみの椅子を出して、この季節ならではのとても気持ちのいい空気のなかで、
森に包まれたおいしい空をたっぷり深呼吸しながら、のんびりと待つことにしました。

最初は、 サンコウチョウスポットの写真です。



しばらくすると、いつもこのあたりを散歩しているというお爺さんがやってきて、少し話をしました。
そのお爺さん曰く、
「今日は雨上がりのせいか、野鳥の声がさっぱりしないねえ。」
「最近毎日、この狭い駐車場に3~5台は、いつも車が止まっているのだけど、
 雨上がりには、野鳥が出てこないことをみんな知っているためか、今日は全然来てないねえ。」
 「この感じだと、今日は野鳥は出てこないかも知れないよ。」
「人がいなければ、サンコウチョウが、下の小川に時々水を飲みにくるのだけどねえ。」
とのこと。

 そんなわけで、今年もいつもは、この時期にまだサンコウチョウがここに来ているのだけれど、
この日に限って、やってこない可能性が高いことがわかりました。
まあ、そうはいってもここに来られる日は限られているので、のんびり森林浴をしようと開き直って、
過ごすことにしました。

とりあえあず1時間半ほど待って、ヒヨドリを少し見かけたものの撮影には失敗。
持参したおにぎりをおいしくいただき、サンコウチョウスポットのある森林の中を少し散策しました。






散策中も、ウグイスの声は遠くで聞こえていましたが、みかけたのはヒヨドリだけでした。

散策を終えて、また椅子に座って森林浴を再開。
また1時間半ほど待ちましたが、さっぱりどんな野鳥も現れませんでした。
のんびり森林浴できたことに感謝しながら、最後に銀杏の葉っぱを1枚撮影して、
いつも冬鳥を撮影する森林公園の散策コースに移動しました。


ちなみに、サンヨン(DA300mm)は、野鳥撮り専用に使っていますが、本当にキレのいい
素晴らしい描写をしてくれると改めて感じます。

森林公園の散策コースに移動したものの、やはりこの日は、まったく野鳥に遭遇せず。
ウグイス以外に、時々メジロやシジュウカラらしき声が聞こえましたが、その姿はさっぱり見られませんでした。

野生のアヤメの群生がとてもきれいだったため、またしても開き直って、DA16-85mmも使って、
アヤメや風景の写真などを撮影しました。





冬にはまったく草木のない場所が野草に覆われ、とても野鳥をとる雰囲気ではありませんが、
新緑がとてもきれいでした。

また散策しながら、DA300mm×1.4を使って、野生の花の写真などを撮影しました。



結局この日は、野鳥撮影は1枚もできないボウズの日となってしまいました。
野鳥撮影に出かけて、1枚も野鳥を撮影できなかったのは、今回が初めてでした。
この日は風も少し強く、風の強い日には野鳥が出てきませんが、雨上がりにも野鳥が出てこないことを
学習しました。雨上がりは虫がいないから出てこないのでしょうか・・・?

野鳥は撮影できませんでしたが、最後に蝶をみつけ、数年ぶりに蝶(モンキアゲハらしい)を
撮影して、帰途につくことにしました。
ずいぶん遠くにいましたが、DA300mm×1.4では、トリミングなしでも
結構大きく撮影できて、少し感激しました。


2018年5月5日土曜日

浜松まつり

今年のGWも特に予定がなく、例年通り浜松まつりを楽しむことにしました。
そんな祭りの雰囲気をなんとなくアップいたします。

今回持参したのは、DA16-85mmをつけたKPです。

最初は、いつもの通り駅前のお祭り広場会場です。


 広場では、地元のラジオ番組が生放送をしていました。


ちょうどこの番組に、今年のミス浜松、ミス浜松まつりの方がでてきて、人混みの後ろから
選ばれた3人を、なんとか撮影しました。
LVでの撮影でしたが、 LVでは顔認識をしてくれてたいへん助かりました。
LVでは(瞳AFはまだ無理だと思いますが)顔認識をすることができると初めて知り、ちょっと嬉しかったです。


食事会場へ移動。法被を着た親子。


 なんとなく風景のスナップ。

 

 食事は、世界の出店という会場で、まずはいつものインカ料理のパクムトと地ビール。


 食事開始前に撮りそびれて、食べかけ写真でたいへん失礼いたします。


その後、エジプト料理のミックスケバブサンドとまた別の地ビールを。



食事をして、しばしのんびりした後いったん帰宅することに・・・。
帰宅前に、食事会場を上から撮影。


その後、夕方にまた出かけました。
今年は少し上の方から高見の見物をしてみることにしました。

途中、街中を通る際に遭遇した、練りをする人たち。




高みの見物会場に到着して、しばし御殿屋台の引き回しの開始を待つことにしました。


 御殿屋台の引き回しが開始。



ようやくトワイライトゾーンの時間帯に。
(雰囲気を出すためにマイナス補正をしています。)


ようやくこれから撮ろうと思ったら、高みの見物会場で「広場を閉園するので、皆様気をつけてお帰り下さい。」
とのアナウンスが・・・。
がっかりして、あとちょっとだけ望遠側で撮影して、ぶらぶら帰宅することにしました。



途中で、いつものように御殿屋台をぶらぶら撮影しながら帰宅しました。




昨年末からいろいろなことがありましたが、今年もお祭りを楽しめたことに感謝したいと思います。