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2019年10月12日土曜日

ソリッドモノカラー

防湿庫を整理していて、PENTAX Q7を見つけたので、久しぶりに持ち出して、近くの遺跡公園に
散歩に出かけたついでに、少し撮影してみました。

今でも、PENTAX Q系のカメラを使って、とても美しい、情緒ある写真をアップされている方を
お見かけすることがあり、自分もそんな写真を撮ってみたいと思ったりもします。

ただ、もともとPENTAX Q系のカメラでは、写真撮影した後に、色々なデジタルフィルターを重ね合わせて、
自分の好きなイメージを作り上げるのが好きで、そういった使い方をしていました。

参考までに過去の自分の作例をリンクいたします。

トンネルの中で

紅い薔薇のある光景

店先で



秋色のカモ_1

秋色のカモ_2

原野

歩道のコスモス

いつか来た道

今回は、フィルターの重ね合わせではなく、手軽に好きなイメージが得られるソリッドモノカラーを使って、
実質撮って出しで、ブラブラなんとなく撮影しました。

最初は、ほとんど枯れているアジサイの花をソリッドモノカラー:赤で撮影。


ソリッドモノクロームだけでは寂しいので、デジタルフィルターを使わない写真を1枚アップ。


少し枯れかかった彼岸花の花をソリッドモノカラー:赤で撮影。


枯れ葉の散る風景をソリッドモノカラー:赤で撮影。


空をソリッドモノカラー:シアンで撮影。


復元住居跡を、ソリッドモノカラー:シアンとグリーンで撮影。
同じ風景も、抽出色を変えるとイメージが変わります。



木立をソリッドモノカラー:イエローで撮影。


最後に帰宅途中で、とあるお宅の玄関にあったハロウィーンのお飾りを、ソリッドモノカラー:赤で撮影しました。



色々な方が、デジタル処理で、素敵な描写の写真を素敵な処理をしてアップされているのを拝見することがあり、
自分もそんな処理をやってみたいと思うことがありますが、とりあえずは、たまにはPENTAX Q7を持ち出して、
デジタルフィルターを使ったりして、また楽しんでみたいと思っています。

2014年11月8日土曜日

初めてのクロジ

そろそろ冬鳥が来ているのではないかと期待しながら、サンヨンwith1.4×テレコンをつけたK-3を持って撮影に出かけました。
今回は、なんとなく01レンズをつけたQ7も持って出かけました。

当初紅葉は期待せずに出かけましたが、当地では紅葉まっさかりで、小春日和にその鮮やかな景色が、とても眩しかったです。


今回、最初に出会ったのはヒヨさんで、普段はあまり撮影しませんが、なんとなく撮影しました。



暴れん坊のイメージのあるヒヨサンですが、よくみるとなかなか精悍です。

いつもの撮影ポイントに行くと、すでに大砲を並べた鳥撮りさんたちが3名ほど待機していました。
何を狙っているのか少しお話を聞いたところ、クロジを狙っているとのことでした。
アオジがたくさん来ているけれど、そのなかに普段なかなか会えないクロジが混じっていて、そのクロジを待っているとのことでした。

自分も少し離れた場所をぶらぶらしながら、 クロジを狙ってみることにしました。
次は、その場所で撮影したアオジの写真です。




最後の1枚は、自分にとってはとてもよく撮れた1枚で、これだと人にお見せしても恥ずかしくないかもしれません!!
里人さんのフォトと並べてみても、それほどは見劣りしないかもです・・・(^^;。

このポイントで狙っていたら、自分も初めてクロジと出会えて、高感度撮影であまり写りはよくありませんが、
写真撮影にもなんとか成功しました。



このあとぶらぶらと別のポイントでも野鳥を探してみましたが、なかなか出会えず、しかし紅葉がとても美しかったので、
K-3やQ7で、つい紅葉の写真をなんとなく撮っていました。


その後、いつもの撮影ポイントから離れて、野鳥に出会えることは余り期待せずに、山の中を散歩することにしました。
次は散歩しながら、出会ったいつもの野鳥たちです。




池には、マガモのつがいらしきペアがもうやってきていて、のんびりと泳いでしました。

散歩から戻ってきてからは、野鳥の撮影はやめて、なんとなく紅葉の写真を撮ることにしました。





最後は、この時期につい撮ってしまうツワブキの花です。



ツワブキも、最初は花の名前も知らなかったのですが、ちょうどこの場所で撮影したツワブキの花をZorgにアップしたところ、
植物屋さんがご親切に名前を教えてくださって、 それ以降自分にとってのこの時期に咲く花として、見つけるとつい撮ってしまいます。
自分にとっては、それも懐かしい思い出です・・・。

2014年7月21日月曜日

ヤマセミが暮らす湖

里人さんにご紹介いただいた「ヤマセミの暮らし」を読み終えました。
その感想は「めちゃくちゃ素晴らしかった」です。
いっぺんにヤマセミさんのとりこになってしまいました。
本を読んだだけなのに、ヤマセミさんがかわいくてかわいくて仕方がなくなってしまいました。

動物園で飼育等をされてきた神保賢一路さんが書かれた本ですが、その忍耐力、行動力、観察力、分析力など
まさに一流の科学(生物学)者が書かれた本といっても過言ではないと感じました。
よくぞここまで、ヤマセミのことを調べて紹介していただいたと、本当に頭の下がる思いです。

また、こんな素晴らしい本をご紹介くださった里人さんにも、改めてお礼を申し上げます。

そんな訳で、さっそく自分が住む地域でヤマセミが暮らしているという、自宅からは30kmほど離れた場所にあるダム湖に
どんなところか初めて様子を見に出かけてみました。

最初は、そのダム湖のダムの見える写真です。


この場所について、少し休憩して、このあたりの地図を確認しました。


 地図が書かれた看板のある場所はラーメン屋さんのようでしたが、湖の見えるとてもよいロケーションだと思いました。

その後もう少し上流に車を走らせ、ヤマセミが暮らしているとサイト上に書かれていた場所に到着して、車を降りました。

到着したのは朝10時頃でしたが、ちょうど自分が車から降りた瞬間に、湖全体に響き渡るほど大きな
「キョッキョッキョ」という鳴き声が聞こえました。
それは、まさに「ヤマセミの暮らし」に書かれていたヤマセミの鳴き声です。
自分は「確かに、ここにヤマセミが暮らしている」という確信を持ちました。

車を降り、ヤマセミが暮らすというダム湖の対岸を、(昔から自宅にあった)6倍×18mmの双眼鏡を片手に眺めてみました。

次の写真は、ダム湖の対岸の写真です。サイトにはあのガケのあたりに住んでいるような記載がありました。
確かに「ヤマセミの暮らし」に書かれていたヤマセミの巣は、あんな崖に作られているようでしたが、実際のところはよくわかりません。


 とりあえず、とても静かなダム湖の対岸の雰囲気を眺めながら、×1.4のテレコン付のサンヨンレンズで、
対岸の水際を探してみました。
ヤマセミらしき姿は見れませんでしたが、アオサギの姿を確認しました。


また、しばらく眺めていると、カワウが対岸の前をゆっくりと飛翔していきました。



×1.4のテレコン付のサンヨンで撮影しても、これくらいの大きさでしか確認できなかったので、もしヤマセミを見つけても、
ほんとうに「確かに写っている」という程度の写真しか撮れないとわかりましたが、それでもよいかなと考えていました。
いつか、ヤマセミの暮らす姿と、その雰囲気さえ味わえれば、自分はそれだけできっと満足だと思います。

その後、ヤマセミが住んでいるかもしれない崖の方に移動しました。


この崖では、まれにカモシカが通る姿をみることもできるらしいです。

そうこうしていると、急に雨が降ってきました。天気予報では、曇りの予報だったのですが・・・。
とりあえず車に戻って、雨をやりすごすことにしました。


30分くらい待ったら、遠くの空が明るくなってくるのが見えて、もうすぐ雨が上がりそうだと予想されました。


雨が上がって、改めて、また外にでました。
雨上がりの、もやのかかった山あいの姿が美しかったです。


対岸も少しもやがかかっていました。



ここで後ろを振り返って、車を止めてあるほうをみると、もやのためにはっきりとは確認できませんでしたが、
セグロセキレイらしい鳥がいるのを見つけて、1枚撮影しました。


もうしばらく、対岸をなんとなく眺めていました。
野鳥とは関係ありませんが、対岸の右のほうは、湖面に山や空の風景が写って綺麗でした。


また、×1.4のテレコン付のサンヨンでみた対岸の雰囲気です。
 

先ほどのアオサギ以外の野鳥は特に確認できませんでしたが、対岸の次のような樹の枝に、ヤマセミがとまって
休んでいる姿を想像しながら、楽しんでいました。


ただ、このままここにいても、何も現れそうな感じではなかったため、とりあえず、対岸からみて右に向かって、
別のポイントに移動することにしました。

右側には橋がかかっていて、対岸に渡ることが出来ます。
橋を渡った後に、その橋をみた風景です。


この橋の右側は、ちょっとした入り江のようになっていました。


このあと、ちょうどこの右側の岸沿いに、もっと上流側(写真の右手前側)に移動しました。

途中、川を右手に見下ろしながらブラブラと歩いていきました。
ただ川の方をみても、野鳥がいそうな雰囲気はありませんでした。

道沿いの左手の林で、ヒヨドリとメジロをみつけて、なんとなく撮影しました。





1kmほど歩いたあたりで、今度は「夢の架け橋」という名前の歩道専用の天竜川を渡る橋に到着しました。
そしてこの橋を渡ることにしました。


サイトの情報によると、この橋を渡りながら左手をみると、運がよければ、チョウゲンボウがみられるとの記載がありましたが、
残念ながら、何の野鳥も確認することはできませんでした。


また、左側の岸壁の下辺りでは、冬にはオシドリが見られるとのこと。
今は何もいませんでしたが、また、冬に来るのを楽しみにしたいと思います。



橋の真ん中あたりまで移動して、結局ここで引き返すことにしました。

またブラブラと来た道を戻りましたが、これまで近くでは、全然野鳥を確認できずにいましたが、
メジロがすぐ近くにいるのをやっと見つけて、かなり近くで写真を撮ることができました。



車にもどり、次は、この場所から10km程度戻ったところにある、いつもの森林公園に移動することにしました。

結局このダム湖で、今回ヤマセミに会うことはできませんでしたが、とりあえず、最初に一度だけ鳴き声を聞くことができて、
第1回目の成果としては十分満足して、この地をあとにしました。

森林公園に到着すると、また、激しい雨に襲われてしまいました。
森林公園では、サイト上でみつけた、オオルリヤやサンコウチョウのいる場所の確認をするつもりでしたが、
激しい雨のため、ブラブラとその場所を散歩しながら確認するのはやめることにしました。

まだ昼食を食べていなかったため、森林公園内のお蕎麦屋さんに入りました。
お蕎麦屋さんにはいると、お店の方が自分のカメラを見て「鳥を撮るの?」と聞かれ、「そうです。」と回答しましたが、
お店の方がいうには「毎日のようにサンコウチョウを撮るためにきていた鳥撮りカメラマンが、ちょうど2、3日前に、
ぴたりと来なくなったよ。」と教えていただきました。

タイミング的には、ちょうどこの時期にサンコウチョウいなくなることがわかりました。
ただ、そのお店の方に、 サンコウチョウの写真を撮るために鳥撮りカメラマンが集まってくる場所を教えていただいて、
そのお店をあとにしました。

サンコウチョウが、どこでみれるか全然知らなかったので、たいへんありがたい情報をいただき、これまたたいへんな成果でした。

森林公園をブラブラ散歩するのはやめましたが、サイト上の情報では、森林公園の「空の散歩道」という橋を
5月下旬から6月あたりの朝早くに渡ると、その橋の下の方からサンコウチョウやオオルリ、またキビタキやホトトギスの鳴き声を
聞くことができるとのことです。
とりあえず雨があがったので、その「空の散歩道」がどんなところか、少しだけ様子をみにいってみることにしました。

次は、その「空の散歩道」と、そこから見えるその周辺の写真です。




ちょっとだけ様子をみて、この日は自宅に帰ることにしました。

ただ「空の散歩道」あたりで、ホオジロの姿をみつけて、1枚撮影しました。
高感度撮影だったのと、やはりこの付近も少しもやがかかっていて、 残念ながら綺麗には撮れませんでした。


自宅に到着すると、ちょうど妻が夕方の犬の散歩にでかけるところでした。
妻が「できたら近くの湖畔公園にいきたい」というので、自分は湖畔公園でも野鳥が撮れるかもしれないと思いながら、
カメラを持参して、一緒に出かけることにしました。

湖畔公園で、久しぶりに愛犬(ハル)の写真を撮ることができたので、久しぶりになんとなくアップいたします。



昔は、名前を呼んでも振り返ることはありませんでしたが、振り返るようになっただけでも大きな進歩です・・・(^_^;。

いつもの湖畔公園では、やはり、シジュウカラとメジロの写真を撮影することができました。
シジュウカラは後姿、メジロはかなりのピンボケですが、仲良くからむ姿がかわいかったのでアップすることにいたします。



自分にとっては、今後の野鳥探しのための長い1日でしたが、とても充実した1日だったと思います。
最後にシジュウカラとメジロのペア写真をアップして終わることにいたします。