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2019年3月23日土曜日

GR試写

とうとうGRⅢを入手し、GRistの新参者となることができました。

GRⅢが到着してマニュアルを読みながら使い方や設定を確認し、なんとなく全体を把握してから
どんな撮影スタイルがいいかをイメージし、その翌日、カメラやレンズの試写では必ず最初に行く
「いつもの公園」に試写に出かけました。

前日イメージしたスタイルで撮影しましたが、PENTAXQやQ7時にはそれほど戸惑わなかったのですが、
今回は、最初結構戸惑ってしまいました。

デジタル一眼レフカメラの場合、まず構図や画角・設定等を考えてから、光学ファインダーを覗いて
じっくりとまた構図などを微調整するスタイルですが、GRの場合(自分は)常に右手にホールドしながら
気になった光景を見つけた時に、さっと構えて右手だけで、ささっと設定変更などして、
左手の指でピント位置をさっと決めて、あとはシャッターを押すというスタイルで、
(といっても花のアップ写真などはじっくりと構図を考えましたが)
まったく違ったスタイルで、これまでの感覚とは全然異なるために、かなり戸惑ったように感じます。

写真を撮った後に、どんな写真が撮れたかは、ファインダーをみながらシャッターを押す場合、
基本的には頭の中のファインダーイメージと、画像イメージの違いなどを確認することでイメージが残りますが、
GRの場合、液晶画面を見ながらシャッターは押すのですが、写真を撮った時に画像イメージがどうもよくつかめません。

PENTAXQの場合には、prime1等のレンズは描写もかなり良かったのですが、
基本的には、写真を撮った後に、その場でどんなデジタルフィルターを使うかを考えながら
何重にもフィルターをかけてその仕上がりを確認するのが楽しくて、そういった意味で
その場で仕上がりの確認をしっかりとできたように思います。

しかし、GRの場合デジタルフィルターを使うのはちょっと違う気がして使うつもりはありませんし、
撮影した後に、どうもどんな写真が撮れたのか、あまり印象が残らなかった気がします。

また、自分は(Qもデジ一も)rawしか使わないスタイルでしたが、GRの場合カメラ内raw現像の使い勝手が悪くて、
基本的にjpeg撮りが標準スタイルのようです。今回も結局最初に写したjpegデータをそのまま使っています。
念のため、後処理ができるようにすべてraw+では撮影したのですが。

ただ、そうはいっても、常に右手にホールドしながら、片手だけでささっと設定を変えてさっと撮影する感覚には、
なんともいえない爽快感があって、この魅力には、今からすでにはまってしまいました。

あとで撮影した写真をみると、作品として仕上げるのはかなり難しいなあと感じています。
GRオフィシャルのwebサイトの作品をみると、改めて「よくあんな写真が撮れるなあ」と感じます。

前置きが長くなりましたが、以下色々撮影した写真を、何の説明もなく、ただたくさんアップいたします。
タイトルをGR試写としているのは、自分にとってGRⅢが初めてのGRのためです。

最初の1枚目の写真は、自分にとっての初めてのGR写真です。















ここからの写真は、しばらく21mmのワイコンレンズをつけて撮影しました。








ここでワイコンレンズを外したので、この先はまた28mmでの撮影となります。

 





今回はいつもの公園での撮影でしたが、早く一度街撮りスナップをしてみたいなあと感じます。
また、もうすぐ桜が開花しそうですが、GRⅢだけで桜を撮るには少し勇気がいる気がします。
(とても小さなカメラですが、その撮影スタイルは、デジ一との併用は難しそうに感じるため両立は難しそうです。)

いずれにしても贅沢な悩みで、 GRⅢを入手できたことに感謝したいと思います。

2019年2月23日土曜日

いつもの古本屋さん

いつもの古本屋さん「八月の鯨」が、一昨日をもって一時休業することになりました。
何か面白そうな古本を探して、おいしい珈琲をいただきながら、店主のMさんと色々な雑談をするのが
いつもの楽しみにだったので残念です。

自分は平日に訪れることができないので、先週末に休業前に訪れることにしました。
その時に持参したのは、DA16-85mmをつけたKPです。
いつもの古本屋さんに訪れる途中、いつも通り、近くのお城公園を訪れ少しブラブラ撮影しました。

最初は、小さなお庭と池の写真です。


いつものようにたくさんのリスに遭遇して撮影。
しかし、AF-Sでの撮影なので、レリーズタイムラグのために残念ながらピンぼけです。



公園の日本庭園では、そろそろ梅の花が咲き始めていました。

お城の公園の季節感は、 いつもの古本屋さんを訪れるようになってから知ったので、
そんなことをしみじみ感じます。






いつもの古本屋さんに到着。

この日は、普段プログラミングの仕事をされながら、普通の人の理解を超えた音楽の演奏をされていて
シンセサイザーの担当をされているというお客さんがみえていました。

いつもは、テーブルフォトを撮影させていただきながら、レンズの描写等の確認をすることが
多いですが、今回は店内全体の写真を撮影させていただきました。




店主のMさんは、5年を目処にいつも何か目標をたてて実行されているそうで、
古本屋を始めたのも、定年退職されたのをきっかけに5年間古本屋をしようと決められたからだったそうです。
一昨日は、ちょうど開店5周年の記念日で、この記念日にいったん閉店することを決められたようです。
実現できないのが怖くて、目標を立てることができない自分とは大違いです。

いったん閉店した後は、とりあえず、大型バイクで、日本全国を(1年くらいかけて)
ブラブラと旅行に出かけられるそうです。
最初は奄美大島に行かれるそうですが、その後の予定は未定とのことです。

店主Mさんの愛車を画家の友人が描いてプレゼントしてくれたという絵画。



最後は、写真展などが開催される際には、写真の展示などに使用されている壁の写真です。


このブログを主にみてくださっているのは「google+」ユーザーの皆様だと思いますが、
「google+」も来月末で終了することになってしまい、いっぺんに寂しくなってしまいます。

こういう出来事は 、偶然同時に訪れるものだと感じることが多いですが、自分はマイペースで、
今後も粛々と写真を撮り続けられたらいいなあと思います。

2018年3月18日日曜日

冬の終わり、梅の花と桜の花

何の季節感もなく過ごしてきた新年からの日々ですが、梅ももう終わったかなあと思いながら、
梅の花が綺麗な、お城公園の日本庭園に出かけました。
持参したのは、DA16-85mmをつけたKPです。
最近DA16-85mmの描写が気に入っていて、今回は花の撮影に使ってみましたが、
結果として、たいへん満足できる結果でした。
基本的に単焦点しか使わない自分ですが、DFA24-70mm同様、DA16-85mmは今後KP用として
たいへん活躍してくれそうです。

それはともかく、ようやくやってきた春の雰囲気の写真をアップしたいと思います。
最初は日本庭園に入る前に見つけた、落ちた椿の花です。
いつも椿が終わる頃に、冬の終わりとやってきた春を感じますが、冬の終わりの雰囲気は、
銀残しで処理しています。




庭園の入り口で見つけた柊(ひいらぎ)の花。
柊(ひいらぎ)の花は、初めて見たように思います。


庭園の入り口で、梅を見る前に、久しぶりにリスピーに遭遇。
まるで対面するような形で撮影できました。


 ユキヤナギを背景にした黄色い花。


水面に映った梅の光景。


梅を背景にした黄色い花。


紅梅。



次の写真は、最初白い梅の花を撮っているつもりでしたが、途中でなんかおかしいなあと感じていましたが、
なんと、もう桜の花が咲き始めていました。

そういえば、昨年桜が咲き始めたか確認しにきた際に、まだ全然他は咲いていないのに、
このしだれ桜だけは早く咲いていたのを思い出しました。


そんな訳で、今年は梅の花を背景にした桜の花を初めて撮影することができました。
今年の冬は寒かったですが、暖かくなるのも早かった気がするので、偶然撮れた珍しい1枚だと思います。


サンシュユの花。
DA16-85mmの玉ボケも綺麗で嬉しくなりました。


庭園内でも、落ちた椿の花を見つけて撮影。


次の写真は、KPの手ぶれ補正が強力だという話なので、手持ちスローシャッターに挑戦した
庭園の小さな滝の写真です。
シャッタスピード0.7secですが、ぴたっと止まってくれて、水の流れを綺麗に写し撮ってくれました。
手持ちでこんな写真が撮れるということに結構感激しました。


次も 水面に映った梅の光景です。


最後も水面の光景ですが、遊び心で反転させてみました。
春らしい趣を感じて、お気に入りの1枚となりました。