2019年3月30日土曜日

バハールの涙

GRⅢで街撮りに出かけることにしました。

せっかく街に出るので、何か良い映画がやっていないかと確認したら、ちょうど
「バハールの涙」という作品が上映されていたので、その映画も観に出かけました。

ただ 「バハールの涙」という映画を観たら、今回撮った写真などすべてぶっ飛ぶほどの衝撃を受け、
映画と今回の写真をとは何の関係もないため、「バハールの涙」を観られた方がいたら、
こんなタイトルをつけてしまって申し訳なく思います。

それはともかく、GRⅢで初めて街撮りをすることができました。
結構、感動しました。

今回は、映画を観る前にスターバックスで休憩したため、その時にイメージコントロールで
色々なイメージを試しながら現像を行い、気に入ったイメージで仕上げていますし、
色々なコントロールイメージの感じをつかむことができたようにも思います。

今回人の影が気になって色々撮影しましたが、今年のCP+の内田ユキオさんのセミナー「GRが帰ってきた」を
YouTubeでみたところ、やはりGRで人の影を撮るのは、ひとつの定番のようですね。
それに現像処理でモノクロに変えた写真がやはり多くありました。

また、こちらに人が向かってくる途中で、こちらに気がついた様子でも敢えて写真をとりましたし、
歩きながら撮影したりすると、ぶれたりもしましたが、そんな写真も敢えてアップいたします。

今回も(時系列ですが)特に説明もなく、ただたくさん写真をアップいたします。


















次の写真は、もう少し手前で撮りたかったのですが、設定変更に戸惑ってしまい、走って追いついて撮影・・・(^_^;。


ここで、次の写真の入口からスターバックスに入って休憩。


スターバックス内で現像したり本を読んだりしましたが、スターバックス内でもこっそり数枚撮影。




スターバックスを出る頃には、陽が傾いていました。
その後、映画館へ。







「こちらに気がついているかなあ」と思いながら、敢えて撮影。




映画館に到着。
「バハールの涙」をみました。




少しだけ映画についても触れますが、本当に衝撃を受けました。
すべての日本の方にみてほしいと思いました。
映画について、自分の好きな森達也さんのコメントを少し紹介しますと、

「愚かな男たちは、蛮声をあげながら世界を壊す。そして賢い女たちは、歯を食いしばりながら
命を守り世界を修復する。 だから観終えた後、世界は違って見える。」

映画を見終わった後に、外に出たら、本当に世界が違って見えました。

このあと写真を撮る自分が少し恥ずかしくなりましたが、夜の街の写真はなかなか撮れないので、
帰宅途中にあと少し撮影しました。
コントロールイメージは、残りはすべて「ポジフィルム調」で撮っています。
 





映画も良かったですが、撮影もやはり良かったです。
自分にこれ以上の写真が撮れるとは思えませんが、早くまた撮りたいです。

ちにみに、クロップを簡単に変更できたらよいなと思っていましたが、リコーコミュニティサイトでも
 内田ユキオさんも、ファンクションキーに「クロップ」を割り当てていると書かれていて、
自分もさっそく割り当てました。
今後は(邪道と思わなくもないですが)クロップも使用して撮影したいと思います。

2019年3月23日土曜日

GR試写

とうとうGRⅢを入手し、GRistの新参者となることができました。

GRⅢが到着してマニュアルを読みながら使い方や設定を確認し、なんとなく全体を把握してから
どんな撮影スタイルがいいかをイメージし、その翌日、カメラやレンズの試写では必ず最初に行く
「いつもの公園」に試写に出かけました。

前日イメージしたスタイルで撮影しましたが、PENTAXQやQ7時にはそれほど戸惑わなかったのですが、
今回は、最初結構戸惑ってしまいました。

デジタル一眼レフカメラの場合、まず構図や画角・設定等を考えてから、光学ファインダーを覗いて
じっくりとまた構図などを微調整するスタイルですが、GRの場合(自分は)常に右手にホールドしながら
気になった光景を見つけた時に、さっと構えて右手だけで、ささっと設定変更などして、
左手の指でピント位置をさっと決めて、あとはシャッターを押すというスタイルで、
(といっても花のアップ写真などはじっくりと構図を考えましたが)
まったく違ったスタイルで、これまでの感覚とは全然異なるために、かなり戸惑ったように感じます。

写真を撮った後に、どんな写真が撮れたかは、ファインダーをみながらシャッターを押す場合、
基本的には頭の中のファインダーイメージと、画像イメージの違いなどを確認することでイメージが残りますが、
GRの場合、液晶画面を見ながらシャッターは押すのですが、写真を撮った時に画像イメージがどうもよくつかめません。

PENTAXQの場合には、prime1等のレンズは描写もかなり良かったのですが、
基本的には、写真を撮った後に、その場でどんなデジタルフィルターを使うかを考えながら
何重にもフィルターをかけてその仕上がりを確認するのが楽しくて、そういった意味で
その場で仕上がりの確認をしっかりとできたように思います。

しかし、GRの場合デジタルフィルターを使うのはちょっと違う気がして使うつもりはありませんし、
撮影した後に、どうもどんな写真が撮れたのか、あまり印象が残らなかった気がします。

また、自分は(Qもデジ一も)rawしか使わないスタイルでしたが、GRの場合カメラ内raw現像の使い勝手が悪くて、
基本的にjpeg撮りが標準スタイルのようです。今回も結局最初に写したjpegデータをそのまま使っています。
念のため、後処理ができるようにすべてraw+では撮影したのですが。

ただ、そうはいっても、常に右手にホールドしながら、片手だけでささっと設定を変えてさっと撮影する感覚には、
なんともいえない爽快感があって、この魅力には、今からすでにはまってしまいました。

あとで撮影した写真をみると、作品として仕上げるのはかなり難しいなあと感じています。
GRオフィシャルのwebサイトの作品をみると、改めて「よくあんな写真が撮れるなあ」と感じます。

前置きが長くなりましたが、以下色々撮影した写真を、何の説明もなく、ただたくさんアップいたします。
タイトルをGR試写としているのは、自分にとってGRⅢが初めてのGRのためです。

最初の1枚目の写真は、自分にとっての初めてのGR写真です。















ここからの写真は、しばらく21mmのワイコンレンズをつけて撮影しました。








ここでワイコンレンズを外したので、この先はまた28mmでの撮影となります。

 





今回はいつもの公園での撮影でしたが、早く一度街撮りスナップをしてみたいなあと感じます。
また、もうすぐ桜が開花しそうですが、GRⅢだけで桜を撮るには少し勇気がいる気がします。
(とても小さなカメラですが、その撮影スタイルは、デジ一との併用は難しそうに感じるため両立は難しそうです。)

いずれにしても贅沢な悩みで、 GRⅢを入手できたことに感謝したいと思います。