2020年1月18日土曜日

夕暮れ時の湖岸散策

 先日、天気は曇り空で撮影はやめようと思って、午後ルイジ・ギッリの「写真講義」という本を読んでいましたが、
本を読んでいたら、無性に写真が撮りたくなって、夕方になって近くの湖畔公園に、GRⅢ片手に自転車で散策に出かけました。

 湖畔公園へ冬撮影に出かけるのは3年ぶりくらいだったしょうか。
 昔はとにかく野鳥撮影のために、5年間以上頻繁に通っていましたが、しばらく遠のいていたので、
久しぶりに冬鳥の様子をみるのも楽しみでした。

 最初は、行く途中に撮った風景です。



 湖畔に到着。湖岸脇の荒れ地です。


 湖に流れ込む川。


 夕日は見えませんでしたが、久しぶりの夕暮れの雰囲気に感動。



 次の写真は、湖面の反射がメインですが、実は左上に小さく写っているコサギをポイントにしています。
いつもは野鳥を望遠で拡大して撮ってばかりいたので、野鳥をポイントに撮影したのは久しぶりな気がします。
 
一眼を持っていたら、絶対コサギを狙っていたので、GRを持ってきて正解だと思いました・・・(^_^;。



 マガモたちも、やってきていました。
 ただ、それよりどこを見ても、とにかく夕暮れの湖畔の雰囲気が美しくて、ずっと興奮しながら撮影していました。




 公園の駐車場近くで、野良猫を発見して撮影。ピンぼけですがアップします。



 再び、湖岸沿いを散策。

 次の写真にも、遠くにカモたちの群れが小さく写っていますが、昔はいつも湖一面が
冬鳥たちで埋め尽くされるほどいたのに、野鳥たちが本当に少なくなってしまったのが残念でした。
  
これも温暖化の影響でしょうか・・・。





 野鳥たちが少なかったのは残念でしたが、日が沈むと共に、少しずつ色合いが変化していく
湖の光景には、やはりずっと興奮しながら撮影していました。



 ここで、毎日のように違った風景をみながら散歩している人。


 小焼けも終わりに近づき、いよいよ夕暮れの雰囲気も最後です。


 湖を半周したくらいですが、本当に暗くなってきました。

 次の写真は、自転車に乗りながら撮影したものですが、左手前の白い丸は、自転車のライトで照らされた箇所です。


 もう手持ちで撮影するもの限界に近づき、最後に宵闇せまる湖を撮影しました。


  久しぶりの夕暮れ撮影でしたが、午後そのまま本を読み続けずに、撮影に出かけようと思いたったことで、
とても美しい光景に出会えて撮影でき、本当によかったです。

 しかし「写真を撮りたい」という衝動にかられたのは、本を読んだ影響でもあって、写真の本を読むことも
やはり大切だとも思いました。

 ただ、本の内容に刺激を受けたのではなくて、著者が色々な作品を見せながら説明をしているの読んでいて、
そんな写真を見ていたら、とにかく自分で写真を撮りたいと思っただけだったのですが・・・(^_^;。

2020年1月5日日曜日

Lomoとスプリングエフェメラル

 明けましておめでとうございます。
 今年もどうかよろしくお願い申し上げます。

 年が明けて、今年も最初にいつもの公園に撮影に出かけました。
 毎年、年明けにはスプリングエフェメラルのひとつスノードロップを、撮りに行くのを
楽しみにしていますが、実は懲りもせず、またLomographyの新しいレンズを入手してしまって、
そのレンズの試写も兼ねて、 スノードロップを撮りに出かけました。

 新しく入手したのは、Lomogon 32mm F2.5というレンズで、Lomographyらしい、とても個性的なレンズですが、
スノードロップを撮るのにはあまり向かない気がしたので、撮影にはK-1mⅡとLomogon 32mm F2.5に加えて、
同じLomographyのAchromat 64mm F2.9も持参しました。

 前半はLomogon 32mm F2.5で試写をして、後半はAchromat 64mm F2.9でスノードロップと
シクラメンを主に撮影したので、その写真をアップいたします。

 最初は、いつもの公園の何気ない風景です。



 入手前にみた作例では、中心のシャープさと独特なボケ味が特徴的で、それに惹かれてたのですが、
ピントの合った位置でのシャープさはその通りな気がしましたが、解放では、周辺減光が特徴のようでした。
 自分の場合、ソフトフォーカスなどもアプリケーションでソフト化するよりも、レンズやフィルターで
ソフト化するほうが好きですし、周辺減光も好きなので、周辺減光はなかなか気に入りました。

 次も解放での青空の写真ですが、銀残し処理をしてみました。
 自分は、銀残しの味わいある色がなかなか好きなのですが、銀残しで周辺減光処理してみたかったので、
結構嬉しかったです。

 そういえば、K-1のカメラ内現像の後処理フィルターには、周辺減光もあったでしょうか?
特にK-1とかでは、 後処理フィルターは使いたくないので、レンズで周辺減光してくれる方が嬉しいです。
結果は同じかも知れませんが、あくまでも趣味の問題ですので、どうか気にしないでください。


 その後は、ブラブラと色々な被写体を試写しました。






 シクラメンとスノードロップの咲くエリアに到着。


 Lomogon32mmでちょっと花を撮影して、すぐにAchromat64mmに付け替えました。
後は、すべてAchromat64mmでの撮影です。




 解放では、グルグルボケが激しいですが、F2.9の絞りプレートを挿入すると、少し穏やかなソフト描写を
してくれることを知りました。(次の写真です)

 今後、F2.9の絞りプレートをもっと使ってみようかと思っています。




 最後は、解放で撮ったシクラメンのグルグルボケ写真です。
これは、グルグルボケが結構あっているかなと思っています。


 Lomogon 32mm F2.5は、とても個性的なレンズで、やはり購入してよかったと思いました。

 また、今年もスプリングエフェメラルのスノードロップを(今年はソフトでですが)とても
新春らしく撮影できて、本当によかったと思います。

 今年はどんな年になるでしょうか?
 今年もいっぱい写真の撮れるような年であってくれればいいなあと思います。