Jupiter-9は、Zeiss Sonnarをもとにしたロシア製のコピーレンズだそうですが、なんとなくロシアレンズのイメージらしく、
(残念ながら発色はよくありませんが)佇まいを正したような、きっちりとした描写がお気に入りのレンズです。
そんなレンズで春を写してみたくなって出かけたお散歩撮影でした。
公園といっても、ほとんど公園内の日本庭園でのみ撮影しました。
最初は日本庭園の入り口からみた写真です。
日本庭園で久しぶりに野生のリスに遭遇、結構近くで撮影することができました。
ちょうど梅の花が満開で、とても風情ある雰囲気の庭園を楽しむことができました。
庭園での撮影を終え、公園の外に出てちょっとアートな雰囲気のお店が集まっている場所に移動。
そのときまで気づかなかった、外装がお洒落な写真工房の写真などを撮影。
このあとは、公園近くのいつもの古本屋さんへ。
古本屋さんでは、珈琲を飲みながら、また店主とのんびり話をすることができました。
合間に少し店内を撮影させていただきました。
室内で小物などの撮影をすると、オールドレンズらしい柔らかいぼけ味を楽しめる気がします。
最初にも書いたようにJupiter-9はあまり発色がよくないので、春らしい春の雰囲気は撮れませんでしたが、
このような渋い雰囲気の春も、それはそれで落ち着いた雰囲気で、なかなかよいのではないかと思った撮影でした。