Jupiter-9は、Zeiss Sonnarをもとにしたロシア製のコピーレンズだそうですが、なんとなくロシアレンズのイメージらしく、
(残念ながら発色はよくありませんが)佇まいを正したような、きっちりとした描写がお気に入りのレンズです。
そんなレンズで春を写してみたくなって出かけたお散歩撮影でした。
公園といっても、ほとんど公園内の日本庭園でのみ撮影しました。
最初は日本庭園の入り口からみた写真です。
日本庭園で久しぶりに野生のリスに遭遇、結構近くで撮影することができました。
ちょうど梅の花が満開で、とても風情ある雰囲気の庭園を楽しむことができました。
庭園での撮影を終え、公園の外に出てちょっとアートな雰囲気のお店が集まっている場所に移動。
そのときまで気づかなかった、外装がお洒落な写真工房の写真などを撮影。
このあとは、公園近くのいつもの古本屋さんへ。
古本屋さんでは、珈琲を飲みながら、また店主とのんびり話をすることができました。
合間に少し店内を撮影させていただきました。
室内で小物などの撮影をすると、オールドレンズらしい柔らかいぼけ味を楽しめる気がします。
最初にも書いたようにJupiter-9はあまり発色がよくないので、春らしい春の雰囲気は撮れませんでしたが、
このような渋い雰囲気の春も、それはそれで落ち着いた雰囲気で、なかなかよいのではないかと思った撮影でした。
こんにちは!
返信削除珍しいレンズで撮影された写真を見せて頂きありがとうございます。
ロシア製のJupiter-9はとても落ち着いた発色ですね。梅の花の
渋い色合いはとても美しいですね。
またボケ味もとても素直で美しいと思いましたよ。リスの写真は
APS-Cに85ミリレンズとは思えない程の近距離ですね!毛並みの
描写の繊細さとボケ味の美しさは野鳥撮影やポートレートにも
よさげなレンズだとお見受けしました。
PENTAXは割と彩度が高い絵作りとの印象を感じていましたが
このレンズの発色の渋さが良く分かりましたよ。
里人さん、どうもこんばんわ!!
削除また、嬉しいコメントをいただきどうもありがとうございます。
最近オールドレンズが増えたこともありまして、
色々なレンズを試したいのですが、何を何で撮るかで迷ってしまうという
たいへん贅沢な悩みを抱えています。
Jupiter-9は、秋に似合うような気がしていましたが、
今回はなんとなく春の風景で使ってみることにしました。
梅の花の色合いを「渋い色合いが美しい」とコメントをいただき、
こんな春の色合いもやはり良かったように改めて感じました。
色合いは渋いですが、レンズの描写は本当にとても気に入っています。
自分がM42マウントレンズに興味を持つようになったきっかけを
作ってくれたレンズで、そのときの第1印象と同じ写りをしてくれます。
PENTAXの色作りについてのコメントは、本当にその通りなのですが、
今回はSILKYPIXで現像しましたので、
(彩度やコントラストを結構あげて処理したのですが)
少し紛らわしかったかもしれず申し訳ありません・・・。