2017年3月11日土曜日

ユニークな描写を求めて

本日震災から6年が経過しましたが、被災された方々、未だ復興の途上にある方々に対して、
改めて心よりお見舞い申し上げるとともに、自分自身を改めて戒めたいと思います。

ユニークな描写を求めて、先日Lomography Achromat Art Lens 64mm F2.9を入手したので、K-1とともに
いつもの花の公園に試写に出かけました。

最後にこのレンズをK-1につけた写真をアップしますが、解放ではソフトな描写、標準絞りを使えばシャープな描写、
付属の特殊(ルミエール、アクリエール)絞りを 使うとユニークなボケ味を楽しめるとてもユニークなレンズです。

今回、どの絞りを使ったかなどがわかるように記載して、以下写真をアップいたします。

アクリエール絞り

ルミエール絞り

アクリエール絞り

標準絞り

標準絞り

 解放
 


 解放
 
 標準絞り

 アクリエール絞り

 アクリエール絞り

 アクリエール絞り

あえてピントを外せば、ちょっとデザインチックな描写も楽しめそうです。

 アクリエール絞り

 標準絞り

 アクリエール絞り

 解放


 標準絞り

こういう描写は好みが分かれるところだと思いますが、自分はこんなキワモノレンズが大好きで、
いっぺんに気に入ってしまいました。
今後は、被写体や現像処理を変えたりして、いろいろ試しながら楽しみたいと思います。

最後に、 Lomography Achromat Art Lens 64mm F2.9をつけたK-1の写真をアップいたします。


外観はあまりかっこよくありませんが、真鍮が渋い色になるまで、使い込めればいいなあと思います。

2 件のコメント:

  1. こんにちは!
    これは珍しいレンズですね!アクロマートということで
    天体望遠鏡のレンズを思い出しました。通常の屈折望遠鏡では
    2枚構成の色消しレンズをアクロマートと呼んでいたような気がします。
    レンズの外観もクラシックでとても美しいですね!写真を拝見すると
    ボケ味が何とも特徴的ですね!このようなレンズでポートレートを
    撮影してみたいなと思いましたよ。絞り開放での水仙などの写真は
    美しいですね!このようなぐるぐる渦を巻くような
    ボケ味のレンズで思い出したのが、かつての大判カメラ用のレンズの
    コダックのエアロエクターです。どのようなレンズ構成なのか気になるところです。

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    1. 里人さん、どうもこんばんわ!!
      また、詳しい情報のコメントをいただき、どうもありがとうございます。
      アクロマートは2枚構成の天体望遠鏡で使用されているのですか。
      Lomographyのサイトによると、写真黎明期に使用されていた
      確かに2枚構成レンズのようなことが記載されていました。
      ずいぶん古い構成のレンズであることは確かですし、
      また絞りリングがついているわけではなく、絞りは外部から、
      レンズ中程にある細長い切れ込み部に、絞りプレートを差し込んで使用するような
      本当にシンプルな構成のレンズのようです。
      その分、特殊絞りプレートは最近になってユニークなボケを楽しめるように
      凝った形をしていますが、解放だとソフト、絞ればシャープという構成が
      写真黎明期にそうだったのかは定かでありません。
      写真よりも先に、天体望遠鏡の方が発明されて使用されていたと思いますので
      写真黎明期には、天体望遠鏡のレンズ構成を、写真用のレンズに
      ひょっとすると使用(転用)したのかもしれませんね。
      このレンズの作例の写真では、ほとんどがポートレート写真で、
      本当は、コメントいただいたようにポートレートに向いているレンズのようです。
      ただ、自分にはモデルになってくれる人がいませんので、
      まずは花と風景で試写しました。
      今後は(今後もポートレーとは無理ですが)街中でのスナップ等に
      使用したり、現像をこのレンズにあったレトロな雰囲気に仕上げたりして
      楽しみたいなあと思っております。
      コダックのエアロエクターの作例を(flickrで)少しみてみましたが、
      確かに周辺の不思議なボケ味がなんとなくこのレンズと似ている気がしました。
      さすが里人さん、色々本当にお詳しいですね・・・。

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