2016年5月21日土曜日

RRS(リアルレゾルーションシステム)試写

RRS(リアルレゾルーションシステム)を使って、初めて試写してみることにしました。
使用したのは、DFA24-70mmつけたK-1と、いつもは使わないSLIKの超頑強な三脚です。

場所は、近くのお城の公園で、主に日本庭園を中心に撮影しました。

特に説明もなく、ただ写真をアップいたします。









以上は、絞りを11くらいに絞ってなるべくパンフォーカスで撮りましたが、次に園内の蛍のいる川で
絞り開放で、黄色い菖蒲かカキツバタの花も撮ってみることにしました。



絞るとたいへん綺麗に撮影できましたが、
開放での撮影だと近くの花はかなり解像してくれますが、離れた花を開放で撮ると、
この日は少し風が強かったためか、ピントのあった花が少しぼやけてしまうことがわかりました。
なぜか理由はよくわかりません。

最後は、園内の蛍のいる川を絞ってパンフォーカスで撮影。


この写真を等倍でみると奥に写っている黄色い菖蒲かカキツバタの花が、その花であると十分にわかるくらい
(花の形がはっきりとわかるほど)解像してくれました。
やはり素晴らしい解像力だと思います。

ただrawデータのファイルサイズは100GBを超えてしまい、HDには優しくないこともわかりました。
三脚使用、パンフォーカス向きといった制限もあるので、 今後は、よほどよい場所と時間を選んで
撮影できるような、肉体的、精神的、時間的余裕ができたら、またいつか使用したい機能だと思います。

そんなことをいうと、自分には本当に「猫に小判」な機能になってしまいますが・・・(^_^;。



2 件のコメント:

  1. こんにちは!
    新しいカメラやその新機能を色々と試すのは本当にに楽しいですね!
    ペンタックスのカメラに搭載される新機能ではアストロトレーサーにも
    驚かされました。リアルレゾリューションシステムも風景などを撮影するのには
    威力を発揮しそうですね。それにしてもRAWデータの大きさが100MBですか!!
    カメラの画質が向上する度に増大するうデータ量にも驚かされますね。
    私の場合は野鳥撮影では枚数を稼ぐためほとんどJpeg撮影なのですが、
    6x6判モノクロフィルムを4000x4000pixelでスキャンした16bit Tiffのデータ
    が30MBほどあってハードディスクを圧迫するのが悩みの種となっています。
    しかし画像を等倍で確認すると中判フィルムの情報量に驚かされることが
    あります。中判カメラも本来は三脚を使って絞り込んで撮影するのが正道のようです。
    Still Lifeさんのお話を伺うとフルフレームのデジタル一眼レフの性能を発揮させるには
    中判カメラと同様な使用方法が要求されるようですね。

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    1. 里人さん、こんにちわ!!
      せっかくK-1を購入しましたが、(5月連休には結構使いましたが)
      まだ使う時間があまりないような状況で、
      新しい機能や、個性的なレンズの描写など、あまりあせらず、
      少しづつ試しながら、少しづつ楽しんでいこうと考えている今日この頃です。
      この日は、初めてRRS機能を試してみましたが、
      しっかりと三脚を使って写せば、すごい解像力を発揮することがわかり、
      とりあえず、そのポテンシャルの高さを少しだけ感じることができたように思います。
      里人さんも、中判カメラを使って撮影されたときには、
      中版フィルムの情報量に驚かされることがあるとのことですが、
      そういった写真を撮影する際には、しっかりとした三脚を使って、
      絞り込んで写すような手間を惜しんではいけないのだなあと、
      里人さんのコメントを読んで改めて感じたりもしました。
      しかし、今はそのような肉体的、精神的、時間的な余裕がないのも事実で
      しばらくの間は、この機能は宝の持ち腐れになるかもしれません。
      しかし、いつかは、その機能を生かしたような写真にも、
      しっかりと腰をすえて、挑戦したいとも考えております。

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