2016年12月30日金曜日

この世界の片隅に

先日、「この世界の片隅に」という映画を観に、久しぶりに街に出かけました。
久しぶりの市街地散歩の相棒として、リケノン50mmF2.0をつけたK-S2を持参しました。

最初の写真は、映画館にあった映画のポスターです。


映画は、クチコミでたいへん良いとの情報を得て観ることにしましたが、戦争中の日常の中にわが身を置いた気分で、
それが、自分にとっても身近な場所の(それも自分が生まれる少しだけ昔の)出来事であるだけに、
より切実に感じられたように思います。

ただ、自分はこういった日常に、昔の出来事というよりは、今この時にも爆撃を受けているかもしれない
例えばアレッポなどの状況に、思いをはせてしまいました。

映画を観終わった後は、少し市街地を散歩しながらスナップ撮影しました。











写真については、今回の現像では、モノクロ処理及び少しレトロな処理をメインに行ないましたが、どのような処理を行なっても、
お気に入りのリケノン50mmらしい描写で、またモノトーンやレトロな雰囲気も、とてもよく似合うと感じました。

最後は帰り道に通った、いつものトンネルの出口で撮影した写真です。
もうすぐ迎える新年を、なんとなくトンネルの出口のイメージと重ね合わせてみました。


2017年は、どんな年になるのでしょうか。
みなさま、どうか良いお年をお迎えください。

2 件のコメント:

  1. Still Lifeさん、おはようございます。
    今回も素敵なスナップ写真を見せていただきありがとうございます。
    リケノン50/2はマニアの間では和製ズミクロンの異名で呼ばれる名玉ですね。
    実は職場近くのカメラ屋さんの中古棚にも手ごろな値段で降臨されました。
    しかもリコーのサンキュッパでお馴染みのXR500ボディとご一緒でしたよ。
    よほどお迎えしたかったんですが、知り合いのペンタックスユーザーの方が
    リケノン50/2を探していたのを思い出して連絡しました。使ってあげられる
    人の手元にあったほうがカメラやレンズには幸せですからね。
    今回の写真を拝見して高解像、ハイコントラストな描写には改めて感心しましたよ。
    またボケ味もとても特徴ある感じですね。これは面白いレンズだと感じましたよ。
    今年もあと数時間ですが、Still Lifeさんも良いお年をお迎えください。
    来年もよろしくお願いいたします。

    返信削除
    返信
    1. 里人さん、どうもおはようございます。
      返信がたいへん遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
      また、喪中のため、寒中お見舞い申し上げます。

      自分のスナップやリケノンの描写をお褒めいただき、
      どうもありがとうございました。
      また、リケノン50mmF2.0をカメラ屋さんでみつけられて、
      お知り合いのPENTAXユーザーにご紹介してあげたとのこと、
      探していたというPENTAXユーザーの方は、
      本当に喜ばれていることと思います。
      自分もリケノン50mmF2.0はちょうど1年位前に入手しましたが、
      何かのご縁で入手できて、本当によかったと思っております。

      今年も新しい年が始まりましたね。
      本年もどうかよろしくお願い申し上げます。

      削除