2016年7月9日土曜日

スナップ散歩

いつもの古本屋さんにカメラを持って出かけましたが、あいにくの臨時休業日。
店主との会話を楽しめなかったことを残念に思いながら、気分を変えて、近くのお城公園で
スナップ散歩をすることにしました。

そのときに持参していたカメラは、Voigtländer Color-Ultron 50mm F1.8をつけたK-7です。
最初は、梅雨時の風情を感じる公園内のアジサイのある通りです。


公園内をぶらぶらしながら、目にとまった風景を撮影。






アジサイの咲く小路で、アジサイ等を撮影。






K-7はSONY製裏面照射型CMOSセンサーを採用する前のサムスン製CMOSセンサーを採用しており、
今ではダイナミックレンジが大変狭いのがひとつの特徴だと思いますが、そんなカメラをたまには使って
ダイナミックレンジの狭さを楽しむのもよいものだと、久しぶりに感じました。

その後公園を出て、公園近くのアートな雑貨屋さんに(お店が休みなのをいいことに)、
店外からアート雑貨を撮影させていただくために移動しました。

店外からのウィンドウ越しの撮影のため、いつものようにガラスへの映り込みを利用した擬似多重露光写真です。







ちょっとノスタルジックな風情をもちながらも、とてもよい写りをしてくれるColor-Ultronと、
(ローパスフィルターが厚く)カリカリの描写は期待できないものの、フィルムライクで繊細な描写をしてくれるK-7は、
自分にとってはお気に入りの 組み合わせで、そんな組み合わせの撮影も楽しいものだと久しぶりに感じたひとときでした。

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    Still Lifeさんは様々な50ミリ標準レンズを使い分けて楽しんでおられますね。
    とても楽しそうです。Voigtländer Color-Ultron 50mm F1.8とペンタックスK-7の
    組み合わせだそうですが、他の50ミリレンズとのキャラクターの違いはどんな感じ
    なのでしょうか?
    同じ被写体に同じボディで各種の50ミリの比較も見てみたいような気がしますが
    とても手間ひまがかかりそうですね。
    今回の写真を拝見した限りではColor-Ultron 50mm F1.8はすこし柔らかい軟調な味わいの
    レンズとお見受けしました。ラチチュードの狭いフィルム(K-7)には向いているのでしょうね。

    返信削除
    返信
    1. 里人さん、どうもこんばんわ!!
      興味深いコメントをいただき、どうもありがとうございます。

      確かにおっしゃるっとり、同じカメラで、同じレンズをつけて比較しないと
      そのレンズの描写の正確な評価はできないですね・・・。
      ただ、マウントアダプターの付けはずしが結構面倒で、
      最近出番の少なくなったK-7にColor-Ultron 50mmを付けっぱなしにしているものですから、
      なかなか正確な比較ができません・・・(^_^;。
      本当は、レンズの真価は、ローパスフィルターレスのカメラでこそ
      良くわかる気がしますので、できればK-S2あたりで一度比較できればいいのですが・・・。
      (ただK-S2のマウント部を万一壊してしまうのが恐くて、なかなかできないかもです・・・)

      ただ、今さっき、昔DAレンズを使ってK-7で撮った写真を確認してみましたが、
      K-7であっても、やはりDAレンズらしい切れ味を十分感じましたので、
      きっとK-7に限らず、Color-Ultron 50mmはすこし柔らかい軟調な味わいのあるレンズのような
      気がします。

      ですので「ラチチュードの狭いフィルム(K-7)に向いている」というのが正解かもしれませんね・・・(^_^)。

      削除