2018年9月8日土曜日

浜松フォトフェスティバル

先日、今年も浜松フォトフェスティバルが開催されていると聞いて、出かけることにしました。
この時に持参したカメラは、DA15mmをつけたKPです。

浜松にも色々なフォトサークルが存在するようですが、浜松フォトフェスティバルは、
そんな垣根をこえて、写真好きがみんなで楽しむ写真展です。
浜松フォトフェスティバルは、今年で30周年を迎えたそうです。
実は自分も15年くらい前、まだフィルムが主流だった頃に1度だけ出展したことがあります。
自分が写真展に出展したのは、生まれてこの方、この1度きりです。
そんな意味でも、浜松フォトフェスティバルが今年も無事に開催されて、たいへん感慨深く感じます。

といっても写真展の様子などは撮影できなかったので、会場に行く途中で撮ったモノクロスナップを
特に説明もなくアップいたします。



次の写真には、リスが写っています。









 その後、会場に到着。自分も浜松フォトフェスティバルを観て楽しみました。


自分が出展した15年ほど前よりも、規模が小さくなっていて、最近のインスタブームとかを考えると
少し寂しさを感じました。

ただ、特別な力作といった写真は、あまり多くみられなかったように感じましたが、色々な方の
たいへん多様な視点での作品に触れられて、とてもよかったと思います。

最後の写真は、会場のディスプレイの写真です。


いつも色々なイベントを開催してくれているクリエート浜松も、ちょうど同じ30周年だったことをしって、
浜松フォトフェスティバル同様に、今後もますます盛り上がってほしいと感じます。

2018年9月1日土曜日

街角スナップ

先日、久しぶりに映画を観に市街地の方にでかけました。
その時に持参したのは、RIKENON50mmF2.0をつけたKPです。

RIKENON50mmF2.0は、やはりその描写がお気に入りで、現像も素直な現像にして、
今回は描写の美しさを大切にしました。

結構朝早くからの上映だったので、まだ人通りの少ない町並みで、路地に咲く(鉢植えの)花が、
朝の光の中で美しく感じれら、ファインダーの光景にちょっとした感動を覚えながら
映画が始まる前に何枚か撮影しました。




 

 映画館に到着。今回観た映画「ゲッベルスと私」のポスター。



映画を見終わって外へ。
たいへん暗くて重い映画でしたので、外の光がたいへんまぶしく感じられて、やはり
(鉢植えの)花が、とても美しく感じれらました。




映画を見終わったのがちょうど昼頃で、いつものお店で昼食をとることにしました。
昼食は、いつものトマトパスタです。


いつもはパスタだけ頼んでいますが、今回はちょっとリッチにドリンク・サラダセットにしてみました。
最後の写真は、そのドリンクとサラダです。


 食事を終えた後は、(この日は久しぶりに帰ってきていた息子との約束もあり)
そのまま帰途につきました。

2018年8月25日土曜日

砂丘と海

暑さもやっと少し和らいできて、とても有意義に感じた今年の夏も終わりに近づき、そんな夏の終わりに
砂丘と海に出かけることにしました。

その時持参したのは、DA16-85mmをつけたKPとDA55-300mmをつけたK-3です。
夏の終わりに名残惜しさと少し懐かしさを感じ、今回はノスタルジックな雰囲気の現像処理を行いました。
また、アップする写真にはどちらのレンズ(カメラ)で撮ったかわかるようにカメラの機種を記載いたします。

最初は久しぶりの砂丘の雰囲気です。

KP

K-3

KP

KP

この日はとても風が強く、波打ち際の波の高さは人の背を超えていたと思います。

K-3

K-3

K-3

流木と小高い丘から高見の見物をする人。(どこから丘に入ってこれるのかは不明です。)

KP

K-3

少しだけ夏の終わりの砂丘と海の雰囲気に浸り、自分も少し小高い丘に登って、
最後に全体の雰囲気を撮影して、帰途につきました。

KP

2018年8月19日日曜日

秋野不矩美術館

暑くなるのが早かった今年の夏ですが、ここ数日は例年にない涼しい日が続いてますね。
できるなら、このまま猛暑が戻ってこなければ嬉しいのですが・・・。

先日、約10年ぶりに秋野不矩美術館に出かけました。秋野不矩美術館は市立美術館ですが、
画家秋野不矩さんの作品に特化しつつ、日本画を中心とする企画展を行っている美術館です。
但し、今回の企画展は日本画ではなく、秋野不矩美術館を設計した藤森照信さんの特別展示でした。
美術館では、秋野不矩さんの作品に浸ることも楽しみですが、その建物もとてもユニークなので、
その外装や内装を楽しむことができます。

展示室内では写真撮影禁止なので、今回はどちらかというと、藤森照信さんが設計した建物を中心に
写真をアップしたいと思います。

撮影に持参したのは、DA16-85mmをつけたKPです。

秋野不矩美術館は天竜の自然に囲まれた小高い丘の上にあります。
駐車場は、その丘の下にあるので、最初は丘の坂を登りながら見上げるようにみた美術館の写真です。



美術館まであと少しというところからみた、建物全体の写真です。
右上の方に小さく見えている建物は、今年開館20周年を記念して建てられた、これも藤森照信さん設計の空中茶室です。


建物に近づいて色々な角度から撮影した本館の写真。




天竜の自然。


空中茶室。



中に入って展示を見ることに。展示ポスター。


展示室はとても広くて快適な空間ですが、いっさいの写真撮影が禁止のため、展示をみる前後に、
とても狭いロビーでだけ、内部(内装等)の写真撮影を楽しみました。




 天窓からみえる外の風景。


ロビーは狭いですが、小さなベランダのような場所があり、少しだけ外に出ることもできます。
ベランダへの扉。




写真では、自然に囲まれた建物の写真しか紹介できませんでしたが、中の展示室では
秋野不矩さんの世界にゆったりと浸ることができました。

秋野不矩さんは(詳しくはあまり知りませんが)、西洋画風の日本画を描かれた方で、
特にインドに行かれたときの衝撃からインドに長く滞在して、インドをモチーフにした作品を
多く残された方のようです。
インドと言えば、自分は藤原新也さんの「印度放浪」を思い出しますが、今回秋野不矩さんの展示室では
秋野不矩さんのインドをのんびり楽しみました。

少しだけ具体的に書くと、正面に壁一面ほどの大きさで描かれた寺院の光景(オリッサの寺院)を、
背面に多分ヒンズー教の神々を、右の壁にインドの野生の生き物を、左の壁にインドに住む人々が暮らす街角を、
見られるようなレイアウトで配置され、その真ん中で秋野不矩さんのインドを感じていました。

その作品は、藤森照信さんによって設計された建物の展示室との相乗効果で、広がりを持った別世界に
導かれて、本当にゆったりと楽しむことができました。

秋野不矩さんの世界を楽しんだ後には、ロビーで秋野不矩さんの短い紹介ビデオを見ました。

展示室の入り口。


上の写真の奥にある秋野不矩さんの紹介ビデオが放映されているエリア。




インドの地図は、秋野不矩さんによって描かれたもののようです。


秋野不矩さんの短い紹介ビデオを見て、美術館を後にすることにしました。

最後は、入り口に飾られていた晩年の秋野不矩さんの写真と、80歳を過ぎた頃にかかれた秋野不矩さんの言葉だそうです。
秋野不矩さんの背景には、オリッサの寺院の一部を見ることができます。



ちょうど90歳くらいで亡くなった北斎も、亡くなる少し前に「あと10年生きることができたら、
満足できる絵が描けるようになるだろうに・・・」と娘に話していたそうですが、使命を受けて創造する方の
創作エネルギーの大きさに、改めて圧倒されるような気持ちを抱きながら、帰途につきました。