2017年6月24日土曜日

あじさい寺

昨年は訪れませんでしたが、この時期、今年は久しぶりにあじさい寺に撮影に出かけました。
撮影に持参したのは、FA31mmlimited、FA77mmlimitedとK-1です。
写真をみれば、画角は容易にわかると思いますので、画角は記載はせずに写真をアップいたします。

最初は、入場してすぐの場所にあるお地蔵さんのお堂です。



「本堂でお寺の説明があります。」とのアナウンスがあり、入場してすぐに本堂に向かいましたが、
本堂に向かう途中の道で、脇に咲いていたあじさいの花を撮影。



本堂の入り口。


本堂に入って、すぐにお寺の説明を聞きました。

こちらのお寺は、最初は平安時代に建てられたもので、当初は天台宗だったそうですが、
400年前(江戸時代初期)に、曹洞宗に宗旨替えが行われた際に、お寺は建て替えられて、
現在のお寺になったとのことでした。
そのため、曹洞宗では珍しい(釈迦如来ではなく)阿弥陀如来が、ご本尊様とのことでした。

ご本尊様の写真を撮りたかったのですが、住職さんに
「ご本尊様の撮影はあまりされない方が良いと思いますよ。」
と、やんわりと断られたために、撮影は控えることにしました。

ただ、本堂内では何枚か撮影をさせていただきました。



このお寺にある貴重なものとして、織田信長の命令で切腹させられた、徳川家康の嫡男信康の居城であった
二俣城から移設されたものが2点ありますとの説明があり、
その1点、信康が切腹した部屋の間の「石刷りのふすま」は撮影しませんでしたが、
もう1点の「飾り天井」は撮影させていただきました。


本堂内の置き飾りを撮影。



本堂をでて、本堂の周囲で、あじさいの花を本堂の雰囲気を添えて撮影。





次の写真は、ここでいつも撮影する「つくばい」ですが、FA31mmlimitedで撮影した「つくばい」の写真の描写は、
カールツァイス(ディスタゴン)に、結構似つつも、写真の切れ味やボケ味が微妙に異なり、独特でありつつ
特に「素晴らしいなあ」と感心した1枚です。


次の写真は「行基」という有名な和尚さんが詠んだ次のような歌のようです。
「極楽へ行く人の乗る紫の雲の色なるあじさいの花」


 「行基」という和尚さんは、奈良の東大寺の大仏建設の総監督として有名なようですが、
全国に 「行基」が建立したとされるお寺の伝承があるそうで、このお寺も、そのように「行基」によって
建立されたと伝えられているようです。

それで、この歌にある「あじさいの花」にちなんで、約50年ほど前から、あじさいの花をお寺の境内に
栽培するようになったようです。



その後、境内のあじさいの花を、ぶらぶらしながらなんとなく撮影しました。











この写真を撮っていたら、入り口近くのお地蔵さんのお堂で、ご夫婦が安産を祈願していて、
(ご主人の顔が少し写ってしまいましたが・・・)祈願の様子を撮影させていただきました。

どうか健やかなお子様が生まれますように・・・、と願います。


最後にまた、入り口から本堂に向かう道の脇に栽培されていたあじさいの花を撮影して、境内をでることにしました。



境内を出て、最後にいつものように入場札を撮影して、帰途につきました。
今年の入場札は、今年の干支の酉になります。


2017年6月17日土曜日

ソフトで撮る紫陽花

先日、Momonaniさんがソフトレンズで撮影された紫陽花の花の写真を拝見して感銘を受けたため、
自分もソフトな描写が可能なレンズで紫陽花を撮ろうと試みました。

使用したのは、Achromat F2.9 64mmをつけたK-1です。
Achromatレンズは解放ではソフトですが、今回わずかなソフト効果を得られるF4.0絞りと、スノー絞りも使用しました。

最初は「紫陽花の小道」に到着する前に撮影したスナップです。

この時期にだけ花を開くと知った白い葉っぱが特徴のシロタエギク。


サルビアの花。


水面に浮かぶ水草の葉っぱ。


クレマチス。


深紅の薔薇。


「紫陽花の小道」に到着。


あとは、解放、F4.0絞り、スノー絞りを使い分けて、色々な紫陽花の撮影を試みました。












最後に、秋にはとても綺麗な紅葉を見せてくれるラクウショウの若葉の緑がとても美しくて、
その若葉をソフト(解放)で撮影して、帰途につきました。


2017年6月10日土曜日

水面

特にどこかにでかける予定もなく、ただ何か写真を撮りに行こうと考え、昔々近くの湖畔公園に出かけた際に、
まれに、水面の緑の色彩が綺麗な沼の写真を撮っていたことを思い出し、
なんとなくJupter-9をつけたK-5を持って撮影に出かけることにしました。

最初は、ドライブするのに気持ちのいい、湖畔公園近くの樹々に囲まれた道路の写真です。


湖畔公園の散歩道。


湖の脇の浄水池にいたカルガモの家族。
子カルガモが、とてもかわいかったです。


目的地の沼で、あまり意味も無く、なんとなく水面を撮影。





最後に、湖上の釣り人の乗ったボートを撮影して帰途につきました。


追記ですが、Jupter-9の場合、発色の調整をするのに純正現像ソフトやカメラ内raw現像だと
今ひとつしっくりこないので、Silkypixで現像処理をしています。

2017年6月3日土曜日

港町

先日、自分にとっては初めての訪れとなる港町に出かけました。
一緒に持参したのはDA18-135mmをつけたK-S2です。

最初は、初めて降り立った駅の駅前のオブジェです。


駅前バスターミナル。


とてもいい天気で、青空が気持ちよかったです。


その後、昼食をとりに海鮮食堂に向かいました。
途中にすぐ港があって、帰港している船を撮影。




海鮮食堂に到着。


海鮮丼をいただきました。
新鮮な食材で、とてもおいしかったです・・・(^_^)。


食事を終えた後、再度バスターミナルへ。

途中で道端の雑草をなんとなく撮影。
「自宅近くでは、見かけないなあ。」と思いながら撮影しましたが、
帰宅したら、自宅近くでも色々なところで見つけました・・・(^_^;。


その後、バスに乗って当日の目的地に到着。


今回の一番の目的は、妻が予約購入してくれたコンサートでした。


初めて拝見した軽部さんは、素晴らしい声と、やはりとても軽やかなトークがたいへん印象的でした。

コンサートは、クラシックのエッセンスを一部だけ切り取って、普段と違った視点から紹介していただき、
とても気軽に素晴らしい演奏を楽しむことができました。

また、スペシャルゲストの清水ミチコさんのコーナーは、とても楽しくて、思わず吹き出しながら素敵な音楽を楽しみました。

時間を忘れさせてくれるようなコンサートで、終わった頃はもう日もかなり傾いていました。


いつもとは違った時間を楽しむことができ、とても充実した1日だったように思います。

2017年5月26日金曜日

足もとの空

この時期に何を撮ろうかと迷いましたが、フィッシュアイズームとマクロレンズを持ってお城の公園に出かけることにしました。
具体的には、カメラはK-S2で、レンズはDA10-17mmfisheyeズームとFA100mmマクロです。

お城の公園に到着して改めて気がつきましたが、紫陽花や菖蒲の花が咲き始める少し前のこの時期は、アヤメがとても綺麗でした。

最初は、空が映り込んだ水辺の風景です。


水辺のアヤメの魅力は、マクロレンズを使って撮影を試みました。
結果としては、マクロでなくても良かったようですが・・・。




アヤメを主体に、空が背景として映り込んだ写真です。


日本庭園を、フィッシュアイズームで撮影。


お城の公園なので、天守閣をフィッシュアイズームで撮影。


最後に、駐車場近くのプランターのスミレ(ビオラ?)を撮影して帰途につきました。


なかなかフィッシュアイズームを使う機会がありませんが、今後も色々な場面で使いたいなと感じた日でした。