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2015年12月12日土曜日

松韻亭

疲労のために何もやる気のしない日、どこかに撮影に行こうと考え、紅葉ももうおしまいなので、近くの茶室「松韻亭」の庭園に、
今年最後の紅葉写真の撮影に出かけることにしました。

持参したのは、最近入手したJupiter-9:85mmをつけたK-5と、COLOR-ULTRON:50mmをつけたK-7です。

同じような被写体を、2つのレンズでなんとなく撮り比べるように、ただ撮影しただけでしたが、Jupiter-9:85mmは85mm、
COLOR-ULTRON:50mmは50mmと記載して、どちらのレンズで撮ったかわかるように以下写真をアップいたします。

 85mm

50mm 

85mm

50mm

85mm

85mm

85mm

85mm

50mm

50mm

今回、K-7はPENTAXのカメラ内raw現像「鮮やか」処理で、K-5はSILKYPIXの彩度をあげない「自然色」で現像処理を行ったため、
K-7(50mm)の方がやや彩度が高く、K-5(85mm)の方があっさりした色合いになっていると思います。

前回、Jupiter-9:85mmは色のりがあまりよくないような記載をしましたが、自然色で処理しても、それなりの発色をしており、
特に発色が悪いといったことはないのかもしれません。

また今回撮り比べてみて、 COLOR-ULTRON:50mmの描写のよさに改めて少し驚かされました。

ただ撮影を楽しみたいようなときには、M42マウントのオールドレンズコンビを使って、今後も楽しめればよいなと思った1日でした。

2015年12月5日土曜日

Jupiter-9で撮る晩秋の公園

自分がM42マウントレンズといったオールドレンズに興味を持ち始めたのは、2009年にPENTAX:K-7を購入し、
K-7のムック本に紹介されていたM42マウントレンズの作例の中でJupiter-9の写真にいたく感銘を受けたからでした。

しかし、当時はM42マウントレンズブームがちょうど去ろうとしていた頃のようで、中古市場でJupiter-9をみつけることができませんでした。

また、その後Jupiter-9は当たり外れが大きいとの情報を入手したこともあり、 Jupiter-9の入手を控えていましたが、
自分にとってはM42マウントレンズとの出会いのきっかけとなったレンズでもあり、つい衝動的にJupiter-9を入手してしまいました。

そういった訳で、最近使用頻度の下がっていたPENTAX:K-5をJupiter-9専用カメラとすることに決め、
Jupiter-9 85mmF2.0をつけたK-5で、晩秋の公園に試写に出かけました。

特に説明もなく、Jupiter-9をつけたK-5で撮った晩秋の公園の写真をアップいたします。



 









撮影を終えて感じた印象ですが、Jupiter9はCarl Zeiss、Contax版Sonnarをコピーしたロシアレンズだそうですが、
Carl Zeiss Planar 85mmとは、ひとあじ違った繊細な写りをしてくれるレンズだと感じました。
プラナーほど繊細な線の細さは感じませんが、それでも十分に繊細で、背景に行くにしたがって、滑らかに柔らかくボケてくれる描写は、
オールドレンズらしくて、たいへん好印象です。

ピントの合った箇所での、少し硬質感のある繊細なシャープさと背景のボケ具合は、K-7のムック本で見たときの印象そのままで、
入手してよかったと、かなりほっとしました。

ちなみに、今回入手したのは(事前に下調べせずに、みための格好よさに惹かれて衝動的に入手してしまいましたが・・・(^^;)、
クロムメッキの鏡筒で、どうも1968年以前に生産されたもののようでした。
その(コーティングの?)ためか、かなり発色は悪くて、今回かなり彩度をあげて現像処理しましたが、
それでもずいぶんあっさりとした色合いとなりました。
しかし、それもある意味オールドレンズらしくて、今回の晩秋の雰囲気にあっていて、自分としては満足しています。

別に晩秋でなくとも、街撮りスナップにつかっても、興味深い写真が撮れるかもしれないといった期待もしています。

ただ、レンズの真価は、自分の印象では、K-3やK-S2といったローパスレスの高画素機でこそ現れるように
最近感じているので、将来的にはそういったカメラにつけて撮影したい気もします。

最後に、今回撮影に使ったJupiter-9 85mmF2.0をつけたK-5の写真をアップいたします。



2015年10月4日日曜日

ドキュメンタリーフィルム題材の写真集

今年は写真家を題材にしたドキュメンタリーフィルムが多く上映されるようです。
その写真家は、セバスチャン・サルガド、ヴィヴィアン・マイヤー、畠山直哉さんといった方たちだそうです。
上映に先立ち、これらの写真家の写真集を「BOOKS AND PRINTS」というお店で見ることが出来るという情報を得て、
その写真集を観に行くことにしました。

最初は、途中で立ち寄りながら撮影したスナップです。





また、最近時々チェックしているウィンドウディスプレイでは、野村ちひろさんという方の絵が展示されていました。




そして、写真集を観ることにしました。





セバスチャン・サルガドは、戦場などでの報道写真家から自然の撮影へと方向を変えていった写真家、
ヴィヴィアン・マイヤーは、生前は全く無名のスナップ写真家、
畠山直哉さんは、震災前後の東北の風景を撮られた写真家のようです。

ご参考に、それぞれの写真家を題材にした映画のトレイラーをみることができるURLを以下に記載します。

セバスチャン・サルガド:
http://salgado-movie.com/

ヴィヴィアン・マイヤー:
http://vivianmaier-movie.com/

畠山直哉さん:
http://www.mirai-nazoru.com/

個人的にはセバスチャン・サルガドの写真が一番興味深く、映画も観に行きたいと考えています。

話はそれますが、 報道写真家といえば、自分の尊敬する反骨の報道写真家、福島菊次郎さんが、
10日ほど前に94歳でとうとう亡くなられてしまったそうです。
残念で仕方がありませんが、心よりお悔やみ申し上げます。

その後、また少しスナップを撮影しながら自宅に帰宅しました。




帰宅後、自宅から少し離れた公園に犬に散歩に出かけましたが、ここでも散歩しながら少しスナップを撮影しました。






今回使用したカメラとレンズは、PENTAX:K-5とリケノン:50mmF2.0です。
リケノン:50mmF2.0はK-3との相性がバツグンですが、今回K-5に付けてみましたが、結果はちょっと今ひとつな気がしました。
後で調べてみたところ、リケノン:50mmF2.0はK-S2には付けられないと思っていましたが、それは単なる自分の確認不足で、
カスタム設定を変更すれば リケノン:50mmF2.0をK-S2で使えることがわかりました。
したがって、今後はリケノン:50mmF2.0をK-S2用のスナップ用標準レンズとして使用予定で、次回からの撮影がとても楽しみです。

2014年6月8日日曜日

山歩き

梅雨に入る前に、今年も奥浜名湖のハイキングコースを山歩きすることができました。
今年で同じコースを3回目となりますが、本当は今年は別の山を歩く予定でしたが、5月いっぱい業務過多(歳に比して残業過多)のため、
事前の体力作り準備が間に合わず、気軽に歩けるいつものコースを歩くことにしました。
(出発地点から、433mの山頂まで、片道5km、標高差約300mのコースでした)

最初は、出発地点の公園の駐車場からみた浜名湖に注ぐ川の風景です。


 次は、ちょっとだけ歩いてハイキングコースの入り口の風景です。


歩くこと約1kmあたりで、最初の峠の展望台に到着です。
このコースでは、ここから見る景色が一番綺麗な気がします。


1人で歩いたので、自分の所持品を入れての写真です。


浜名湖の反対側の風景ですが、眼下に広がる田園風景に心が落ち着きます。


隣にある同じくらいの標高の山を、いつかまた歩きたいとも思っているのですが・・・。


あとは、外の風景はほとんどみえず、ひたすら山道を歩きました。



山頂も近づいてきた頃、木々の隙間から、浜名湖が見える地点がありましたが、どうも曇りのせいで、
浜名湖は見えなさそうです。


確かあの向こうが山頂だったと見覚えのある風景が・・・。


歩くこと3時間、やっと山頂に到着しました。
山頂からは、曇りのせいで、遠州灘どころか、やはり浜名湖も見えませんでした。



あとで天気ニュースで聞いたのですが、この日は静岡全域が高気圧に覆われていたそうですが、
山間部では、上空の寒気のせいで、天気が不安定だったとか。
このあと通り雨にも出くわしましたが、たかだか433mの山でも、そういうことがあるのだと改めて感じました。

さすがに疲れて、山頂では1時間ほど休憩をとり、また来た道を戻りました。
しかし、帰り道では精神的な余裕があったため、登るときは必死で写真を撮る余裕のなかった岩場の道の写真とかを何枚か撮影しました。




また、特に帰り道では、道々これまで聞いたことのないような、色々な野鳥のさえずりに囲まれて、どんな鳥が鳴いているのだとうと
想像しながら、本当に楽しく歩くことができました。

シランの花や、ツマグロヒョウモン(♂)の写真も撮影することができました。



最後に、最初の峠の展望台から、今日歩いた道を振り返って、写真を1枚撮影しました。


この写真でいうと、左の上端のほうのもやの中で、うっすら小さく写っている鉄塔の少し向こうが山頂になります。

久しぶりの山歩きは、とても疲れましたが、自然に包み込まれたような楽しい時間を過ごすことができたと思います。
この日の夜に飲んだ、発泡酒がめちゃくちゃおいしかったことは、言うまでもありません・・・(^_^)/。