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2018年5月20日日曜日

森林浴

ちょうどサンコウチョウが見られるこの時期に、森林公園のサンコウチョウスポットに
もしも可能なら撮影をと思い、出かけました。
持参したのは、KPとDA300mm×1.4テレコンとDA16-85mmです。

到着して駐車場に1台も車が止まっていなくて、おかしいなあと思いながらも、
持参した折りたたみの椅子を出して、この季節ならではのとても気持ちのいい空気のなかで、
森に包まれたおいしい空をたっぷり深呼吸しながら、のんびりと待つことにしました。

最初は、 サンコウチョウスポットの写真です。



しばらくすると、いつもこのあたりを散歩しているというお爺さんがやってきて、少し話をしました。
そのお爺さん曰く、
「今日は雨上がりのせいか、野鳥の声がさっぱりしないねえ。」
「最近毎日、この狭い駐車場に3~5台は、いつも車が止まっているのだけど、
 雨上がりには、野鳥が出てこないことをみんな知っているためか、今日は全然来てないねえ。」
 「この感じだと、今日は野鳥は出てこないかも知れないよ。」
「人がいなければ、サンコウチョウが、下の小川に時々水を飲みにくるのだけどねえ。」
とのこと。

 そんなわけで、今年もいつもは、この時期にまだサンコウチョウがここに来ているのだけれど、
この日に限って、やってこない可能性が高いことがわかりました。
まあ、そうはいってもここに来られる日は限られているので、のんびり森林浴をしようと開き直って、
過ごすことにしました。

とりあえあず1時間半ほど待って、ヒヨドリを少し見かけたものの撮影には失敗。
持参したおにぎりをおいしくいただき、サンコウチョウスポットのある森林の中を少し散策しました。






散策中も、ウグイスの声は遠くで聞こえていましたが、みかけたのはヒヨドリだけでした。

散策を終えて、また椅子に座って森林浴を再開。
また1時間半ほど待ちましたが、さっぱりどんな野鳥も現れませんでした。
のんびり森林浴できたことに感謝しながら、最後に銀杏の葉っぱを1枚撮影して、
いつも冬鳥を撮影する森林公園の散策コースに移動しました。


ちなみに、サンヨン(DA300mm)は、野鳥撮り専用に使っていますが、本当にキレのいい
素晴らしい描写をしてくれると改めて感じます。

森林公園の散策コースに移動したものの、やはりこの日は、まったく野鳥に遭遇せず。
ウグイス以外に、時々メジロやシジュウカラらしき声が聞こえましたが、その姿はさっぱり見られませんでした。

野生のアヤメの群生がとてもきれいだったため、またしても開き直って、DA16-85mmも使って、
アヤメや風景の写真などを撮影しました。





冬にはまったく草木のない場所が野草に覆われ、とても野鳥をとる雰囲気ではありませんが、
新緑がとてもきれいでした。

また散策しながら、DA300mm×1.4を使って、野生の花の写真などを撮影しました。



結局この日は、野鳥撮影は1枚もできないボウズの日となってしまいました。
野鳥撮影に出かけて、1枚も野鳥を撮影できなかったのは、今回が初めてでした。
この日は風も少し強く、風の強い日には野鳥が出てきませんが、雨上がりにも野鳥が出てこないことを
学習しました。雨上がりは虫がいないから出てこないのでしょうか・・・?

野鳥は撮影できませんでしたが、最後に蝶をみつけ、数年ぶりに蝶(モンキアゲハらしい)を
撮影して、帰途につくことにしました。
ずいぶん遠くにいましたが、DA300mm×1.4では、トリミングなしでも
結構大きく撮影できて、少し感激しました。


2018年4月22日日曜日

シメ

そろそろ夏鳥がやってきた頃だと思い、やってきた夏鳥が最初に(途中で?)滞在する公園に
様子をみにでかけました。

持参したのはDA300mmをつけたKPです。

ただ、出かけたのが夕方も近く、少し慌てていて、双眼鏡やテレコンを忘れる始末で、
到着してからも、 時間がないとあせっていたせいか、集中力にも欠け、まったく野鳥を見つけられませんでした。

そんな中で、夏鳥ではなく、最後に冬鳥のシメに会えて撮影できたので、
とりあえずそんな写真をアップしたいと思います。

到着して最初になんとなくハクセキレイを撮影しました。
緑の芝の上を歩く姿が綺麗に感じられました。


その後、ムクさん以外の野鳥にはほとんど出会えず、テレコンもないし、野鳥探索もそこそこに、
DA300mmで、いまとてもきれいな新緑写真を撮ったりしました。




ムクさんしか見つけれなかったので、ムクさんを撮影。


そういえば、この時期とてもかわいらしく咲くモッコウバラを見つけて撮影。


ある水辺で、そこにいらした鳥撮りさんに少し話を伺ったら、「ここの水辺で、シメをはじめとする
色々な鳥が水浴びしているよ。」と教えていただき、しばしその場で待つことにしました。

その方は、朝から野鳥観察・撮影をされていた方のようで、
「朝は夏鳥のキビタキが来ていたし、今も夏鳥のコサメビタキがその辺を回っているよ。」
とか、
「まだ、冬鳥のシメやアオジ、アカハラ、シロハラもいるし、ビンズイなんかもその辺でウロウロしているよ。」
といった話を教えていただき、この公園では夏鳥が最初に訪れるこの時期に、帰る前の冬鳥が、
同時に見られるのだなあと改めて知りました。
また、夕方からちょっとだけ様子を見に来るような態度では、とても野鳥にはあえないなあと
つくづく感じていました。

そうこうしていると、水辺に降りてきた野鳥がいてなんとなく撮影したら雀でした・・・(^_^;。


水辺の上の樹にコゲラがやってきたので、コゲラを撮影。


最後にやっとシメが水浴びに水辺に降りてきてくれました。



水辺にいらした鳥撮りさんに会えなかったら、シメにも会うことができなかったので、
その方に感謝しながら、最後にシメでしめて、この日は帰ることにしました。

2018年2月18日日曜日

初鳥

この冬初めて、冬鳥の撮影に出かけました。
撮影に持参したのは、DA300mm×1.4テレコンつけたKPです。
ですのでこの冬初めての冬鳥撮影ですが、KPでの初撮りでもあり、今年の初撮りでもあります。

事情があって、しばらく撮影することができませんでしたが、久しぶりの初鳥(初撮り)では、
とにかく、ファインダーを見ながらシャッターを押すことが嬉しくて、
野鳥の囀りを聞きながら、冬鳥のおっとりとした仕草を双眼鏡で眺めることが楽しくて、
久しぶりに、そんな幸せをかみしめながらの撮影となりました。

KPはスナップシューターと呼ばれていますが、いろいろなシーンで万能なカメラのように思われたので、
今回はKPの初撮りを、野鳥撮影に使ってみることにしました。

以下、今回の冬鳥の写真をアップしたいと思いますが、今回はトリミング写真については
一応コメントしたいと思います。
コメントのない写真はトリミングしていない写真です。

最初に出会ったのは、冬鳥のジョビオくん(ジョウビタキ(♂))です。
この写真は、ずいぶん遠くから撮影でしたが、ジョビオくんのチャーミングな姿がかわいくて、
小さなエリアをかなり大きくトリミングしています。


つぎはノートリミングのジョビオくんです。


次にあったのは、水辺のビンズイです。


ちょっとトリミングしたビンズイ。


次は、やはり水辺に降りてきていたヤマガラさんです。


久しぶりにシジュウカラにもあって撮影しました。


次は、ビンズイとの見分けがつかないので、ひょっとするとビンズイかも知れませんが、
そのおっとりした雰囲気から、盛岡では夏鳥、当地では冬鳥のアオジ(♀)ではないかと思います(?)。
やはりビンズイでしょうか・・・?


久しぶりにコゲラくんにも遭遇。
撮影しようとした瞬間に逃げられましたが、かろうじて画像内に飛び立つ瞬間が写っていて、
こういった瞬間が写っているのが結構楽しくてアップいたします。


次は、自分がこれまでで2度目に遭遇したシメです。
シメは、自分が初めて撮影に成功した冬鳥ではないかと思いますが、その時は偶然撮影できただけでしたが、
今回は「ケッケッケッケ」という囀りの方向を、双眼鏡で眺めていて気がつきました。
ずいぶん落ち着いた雰囲気で、しばらく 双眼鏡で雰囲気を楽しんだ後に撮影しました。



次も1年ぶりに遭遇した冬鳥のツグミです。
ツグミには、自宅周辺でも普通に出会えるのですが・・・。


最後に、久しぶりに、ナンキンハゼの樹にいる20羽程度のエナガちゃんの群れと遭遇しました。
エナガちゃんの群れに遭遇すると、いつもみんな楽しそうで、自分も幸せに感じます。
撮影に成功したのは次の1枚だけで、群れはいつものように、あっという間にどこかにいなくなっていました。


どうしても、1羽をだけアップして撮影してしまいますが、たまには群れでいる全体の雰囲気の
写真を撮影したら良かったと、あとで少し反省しました。

今回の撮影が嬉しくて、楽しかったのは前述したとおりですが、
KPでの野鳥撮影の印象を(K-3と比較してですが)少し書きたいと思います。

1)高感度撮影が心配なくできるので安心して高速シャッターが切れる。
2)テレコンをつけても中央1点以外の撮影ができる。
3)新しい機種なので明瞭度アップできるのが嬉しい。
4)AFはK-3と同じSAFOX11でアルゴリズムが少し高速化されているみたいですが、AF精度も少しアップした?
といった点が自分にとってのメリットでしょうか。

逆にデメリットは、
1)バッテリーの消耗が激しくすぐなくなってしまう(自分は連射は使いませんが野鳥撮影ではやはり枚数を撮るので)。
2)野鳥撮影ではカメラ内RAW現像しか使わないのでシングルスロットが少し不便。
 といった点が、自分にとってのデメリットでしょうか。

今後(K-1・K-3・K-5兼用のバッテリーが使用できる)バッテリーグリップは追加購入する予定で、
(自分は連射しないのでバッファは気にならず)
KPは野鳥撮影にも十分使えそうですが、やはり今後の野鳥撮影は、K-3メインにすべきか
少し迷っています。
KPは小型軽量の万能カメラですが、小型軽量で万能ゆえに(1/6000secシャッターとか)、
削らざるを得なかった機能もあるみたいですね。

それはともかく(もうすぐK-1Ⅱも発表されるようで)新しいカメラに気持ちを奪われる物欲は抑えて、
今後は、また撮影を再開できた幸せに感謝しながら、撮影の機会を大切にして望みたいと感じています。

2017年11月19日日曜日

冬の水鳥と紅葉

自宅近くの湖畔公園に、冬の水鳥が飛来してきているとの情報を得て、少し様子を見に行きました。
持参したのは、DA300mm(×1.4)をつけたK-3です。

冬の水鳥の様子を見に行くのが目的でしたが、湖畔公園でもちょうど紅葉がとてもきれいで、
水鳥を撮ったり、紅葉を撮ったり、紅葉と一緒に水鳥を撮影したりすることができました。

最初は、紅葉を背景した群れで泳ぐカイツブリです。



この湖の鷺島にいたコサギさん。


2種類の囀りが聞こえて、様子をみにいったら、1羽のシジュウカラが2種類の囀りを使い分けて鳴いていました。
また、たまたまですが、くちばしを開いて鳴いている様子を撮影できました。



移動途中で紅葉がほんとうに綺麗で、420mmでですが紅葉を撮影。




冬の水鳥のバンを見つけて撮影。
少しわかりにくいですが、背景に紅葉の落ち葉を写し込むことができました。


近くで撮影したコサギさん。


遠くを見ると、カンムリカイツブリやマガモの群れを確認できました。
真冬になると、湖面全体が冬の水鳥で埋め尽くされるように感じられるほどたくさん来ますが、
今は、まだまだまばらな状態です。


ちょうどナンキンハゼの樹にとまっているカワセミを発見して撮影。



何枚か撮るなかで、ちょうど水中の魚を狙って飛び立った瞬間が偶然写っていました。
残念ながらピンぼけですが、記念にアップいたします。


いつものカワウが集まっているエリアに到着して「いつものカワウ」を撮影。


紅葉を背景にしたカワウも撮影。


並んでいるとすこし音符のようにみえるカワウたち。



ここにきて、ただのんびりしている「いつものカワウ」の姿をみると、ほんとうにのんびりした気分になれます。

最後は、また紅葉を撮影して帰途につくことにしました。


水面に映り込んだ紅葉の影。


この季節は、紅葉と野鳥を一緒に楽しめるのが嬉しいですね。