2018年2月18日日曜日

初鳥

この冬初めて、冬鳥の撮影に出かけました。
撮影に持参したのは、DA300mm×1.4テレコンつけたKPです。
ですのでこの冬初めての冬鳥撮影ですが、KPでの初撮りでもあり、今年の初撮りでもあります。

事情があって、しばらく撮影することができませんでしたが、久しぶりの初鳥(初撮り)では、
とにかく、ファインダーを見ながらシャッターを押すことが嬉しくて、
野鳥の囀りを聞きながら、冬鳥のおっとりとした仕草を双眼鏡で眺めることが楽しくて、
久しぶりに、そんな幸せをかみしめながらの撮影となりました。

KPはスナップシューターと呼ばれていますが、いろいろなシーンで万能なカメラのように思われたので、
今回はKPの初撮りを、野鳥撮影に使ってみることにしました。

以下、今回の冬鳥の写真をアップしたいと思いますが、今回はトリミング写真については
一応コメントしたいと思います。
コメントのない写真はトリミングしていない写真です。

最初に出会ったのは、冬鳥のジョビオくん(ジョウビタキ(♂))です。
この写真は、ずいぶん遠くから撮影でしたが、ジョビオくんのチャーミングな姿がかわいくて、
小さなエリアをかなり大きくトリミングしています。


つぎはノートリミングのジョビオくんです。


次にあったのは、水辺のビンズイです。


ちょっとトリミングしたビンズイ。


次は、やはり水辺に降りてきていたヤマガラさんです。


久しぶりにシジュウカラにもあって撮影しました。


次は、ビンズイとの見分けがつかないので、ひょっとするとビンズイかも知れませんが、
そのおっとりした雰囲気から、盛岡では夏鳥、当地では冬鳥のアオジ(♀)ではないかと思います(?)。
やはりビンズイでしょうか・・・?


久しぶりにコゲラくんにも遭遇。
撮影しようとした瞬間に逃げられましたが、かろうじて画像内に飛び立つ瞬間が写っていて、
こういった瞬間が写っているのが結構楽しくてアップいたします。


次は、自分がこれまでで2度目に遭遇したシメです。
シメは、自分が初めて撮影に成功した冬鳥ではないかと思いますが、その時は偶然撮影できただけでしたが、
今回は「ケッケッケッケ」という囀りの方向を、双眼鏡で眺めていて気がつきました。
ずいぶん落ち着いた雰囲気で、しばらく 双眼鏡で雰囲気を楽しんだ後に撮影しました。



次も1年ぶりに遭遇した冬鳥のツグミです。
ツグミには、自宅周辺でも普通に出会えるのですが・・・。


最後に、久しぶりに、ナンキンハゼの樹にいる20羽程度のエナガちゃんの群れと遭遇しました。
エナガちゃんの群れに遭遇すると、いつもみんな楽しそうで、自分も幸せに感じます。
撮影に成功したのは次の1枚だけで、群れはいつものように、あっという間にどこかにいなくなっていました。


どうしても、1羽をだけアップして撮影してしまいますが、たまには群れでいる全体の雰囲気の
写真を撮影したら良かったと、あとで少し反省しました。

今回の撮影が嬉しくて、楽しかったのは前述したとおりですが、
KPでの野鳥撮影の印象を(K-3と比較してですが)少し書きたいと思います。

1)高感度撮影が心配なくできるので安心して高速シャッターが切れる。
2)テレコンをつけても中央1点以外の撮影ができる。
3)新しい機種なので明瞭度アップできるのが嬉しい。
4)AFはK-3と同じSAFOX11でアルゴリズムが少し高速化されているみたいですが、AF精度も少しアップした?
といった点が自分にとってのメリットでしょうか。

逆にデメリットは、
1)バッテリーの消耗が激しくすぐなくなってしまう(自分は連射は使いませんが野鳥撮影ではやはり枚数を撮るので)。
2)野鳥撮影ではカメラ内RAW現像しか使わないのでシングルスロットが少し不便。
 といった点が、自分にとってのデメリットでしょうか。

今後(K-1・K-3・K-5兼用のバッテリーが使用できる)バッテリーグリップは追加購入する予定で、
(自分は連射しないのでバッファは気にならず)
KPは野鳥撮影にも十分使えそうですが、やはり今後の野鳥撮影は、K-3メインにすべきか
少し迷っています。
KPは小型軽量の万能カメラですが、小型軽量で万能ゆえに(1/6000secシャッターとか)、
削らざるを得なかった機能もあるみたいですね。

それはともかく(もうすぐK-1Ⅱも発表されるようで)新しいカメラに気持ちを奪われる物欲は抑えて、
今後は、また撮影を再開できた幸せに感謝しながら、撮影の機会を大切にして望みたいと感じています。

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    Still Lifeさんの久しぶりの野鳥写真のアップを楽しみにしていました。
    PENTAX KPは私も実物を触らせて頂いたことがありますが軍艦部に沢山のダイヤル
    が並んでいて、いかにもカメラらしいデザインが素敵ですね。しかも野鳥撮影にも
    使えるとは素晴らしいですね。バッテリーはいままでのKシリーズとは違うのでしょうか。
    今回アップされた野鳥写真はどれもシャープでお見事です。またビンズイの写真は間違いない
    と思いますよ。ビンズイは盛岡ではやはり初夏の鳥というイメージがありますが静岡は
    温暖で野鳥にも住みやすいのでしょうね。色々な野鳥を楽しませて頂きありがとうございます。

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    1. 里人さん、どうもこんにちわ!!
      また、返信が遅くなってしまいたいへん申し訳ありませんでした。
      久しぶりに冬鳥に会うことができ、またKPの初撮りも堪能できて、
      とても有意義な野鳥観察・撮影となりました。
      また、自分の野鳥写真を、里人さんにお褒めいただけたことを
      本当に嬉しく思います・・・(^_^)。
      KPのダイヤルですが、たくさん並んでいるのがとてもメカメカしくて
      自分もとても気に入っていますし、K-1同様にとても便利な使い勝手となりました。
      自分の撮影スタイルは、まず絞りを決めて、その後にISO感度を変えて
      シャッタースピードをコントロールし、状況に応じて露出を適度に補正するような
      使い方をしていますが、それがすべてファインダーを覗きながら
      右手のダイヤルで操作できるのです。
      バッテリーとシングルスロット(あと1/6000secも・・・)がよければ、
      自分には、本当に文句のつけようがないのカメラなのですが・・・。
      バッテリーは、カメラ小型化のためにK-1、K-3、K-5兼用で使えるバッテリーではなく、
      1ランク小型のK-S2と兼用できるバッテリーが使われております。
      KPで新しく追加されたアクセラレータの消費電力が大きいのか、
      K-S2よりも、ずいぶんバッテリーの消耗が速く感じられます。
      ただ、バッテリーグリップをつければ、K-1、K-3、K-5用のバッテリーを
      バッテリーグリップで追加使用することが可能になるのです。
      実は、K-S2を時々仕事でカメラが必要になるという息子に譲ってあげましたので、
      今後は、K-1による本格的な撮影と、いつでも気軽に持ち出せるKPとの組み合わせで、
      再開した写真撮影を、楽しみたいと考えております・・・(^_^)。

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