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2017年7月15日土曜日

世界でいちばん美しい村

先日「世界でいちばん美しい村」という映画を観に、久しぶりに映画館を訪れました。

映画を観た後に、街中でスナップでも撮れればと持参したのは、Voigtländer Color-Ultron 50mm F1.8をつけたK-7です。

まず映画館前で、映画のポスターを撮影。


 映画館の入り口。


その後、映画を鑑賞しました。

映画は、2015年のネパール大地震に襲われたネパールの、特に震源地に近かったラプラック村に向かった
フォトジャーナリストである石川梵監督が、最初の支援を行った後に、しばらくしてから再度訪れ、
2年近くかけて撮影したラプラック村の様子を撮影したドキュメンタリーフィルムです。

映画を鑑賞後、監督の石川梵監督の舞台挨拶がありました。
石川監督が「どんどん写真を撮ってSNSで拡散してください。」とおっしゃっていたので、自分もバッグから
カメラを取り出して、その様子を撮影させていただきました。




映画の内容は、ヒマラヤの山中にあるラプラック村で、崩壊した村と、近くのキャンプで暮らす人々が
四季折々の天候の変化による厳しい自然の中で、常に自然への祈りを忘れずに、自然と折り合いをつけながら
人と自然の織りなす生活の様子を、人々の間での交流の様子も交えて描かれたものでした。

自然によりそって生活する様子や、和気藹々とした大家族の生活の様子は、自分には少し懐かしく感じられました。
田舎で育った自分にとって、自分が幼かった頃には、このラプラック村ような雰囲気が日本にもまだ残っていたような気もします。

いずれにしても、2時間という時間のなかで、ラプラック村の生活にどっぷりと浸って、とても苦しいにもかかわらず、
とても幸せな時間を過ごせた気がします。
そんなラプラック村の様子を「世界でいちばん美しい」と感じた監督の気持ちに、確かに共感できると感じた映画でした。
 
余談ですが、ネパールはアジアでもっともGNPが低く、経済的には貧しい国だそうですが、東日本大震災が起こったときには、
親身になって支援をしてくれて、(ネパールでは、自分のために何かをするのは恥ずかしいことだけれど、
誰かのために何かをすることは、何も恥ずかしくないという風潮があると監督がおっしゃっていました)
監督は、ずっとそのことを恩に感じておられたとのことで、
ネパールで地震が起こったときには、急いで10万円の募金を集めて2日後に現地入りされたそうです。
10万円でも、3トンもの食料を調達できたとおっしゃっていたことも印象深かったです。

舞台挨拶のあとは、石川監督のサイン会も開かれて、根っからのミーハーな自分は、喜んでパンフレットに
サインをしてもらって、握手までしていただきました・・・(^_^;。


 本当に、しみじみと鑑賞できるとてもよい映画ですので、機会がありましたらぜひご覧ください。

その後、久しぶりに街中で昼食を食べて、ドトールのアイスも飲みたくなって、ドトールにも出かけました。

(見た目にはわかりませんが)冷やしパスタと、ドトールのアイスです。



その後は、もうすぐに帰宅することにしましたが、帰宅途中になんとなく街中でスナップ撮影しました。






いつもながら、カラーウルトロンの描写には「ため息」が出ますし、ダイナミックレンジの狭いK-7との組み合わせも
抜群だと感じます。

最後は、現地の子供が書いてくれたという石川梵さんの似顔絵と、ラプラック村の(今回の映画では、後半の主人公だった)
本当にとてもかわいかったプナムちゃんの写真です。



 プナムちゃんの写真は、石川監督のお気に入りのショットだそうです。

2017年2月25日土曜日

市街地裏通り

先日、久しぶりに各社が出している最新のカメラを無性にみてみたくなって、市街地にあるビックカメラに出かけました。

今回のお散歩のお供は、Voigtländer Color-Ultron 50mm F1.8をつけたK-7です。
最近、街中で堂々とスナップを撮る勇気がないこともあって、途中市街地でも、昼間人通りの少ない裏通りで
何枚かスナップの撮影を行いました。

最初は、表通りのCafeの写真です。


次は、どこも外装がちょっとお洒落な(たぶん)美容院です。


次は陶器屋さんのショーウィンドウ。


その後、飲み屋さんが立ち並ぶ、昼間は人通りの少ない裏通りへ。


こんな飲み屋で「一杯、呑んでみたいなあ。」という気持ちを抑えて、店頭の写真を何枚か撮影させていただきました。




裏通りを抜けた後は、駅前の繁華街で1枚撮影して、目的のビックカメラを訪れました。


ビックカメラでは、久しぶりに各社のカメラをいろいろ触って楽しみました。

オリンパスではOM-DやPENシリーズを、キャノンではM5を、ニコンではD500を、ソニーではα7シリーズを
FUJIではX-ProやX-Tシリーズを、パナではLUMIX DMCシリーズを触り、リコーイメージング(PENTAX)は触るまでもありません。
久しぶりにいろいろ触って感じたことは、「各社各様にそれぞれの個性が豊かで、改めてどこも魅力あるカメラを出しているなあ。」
ということでした。
それにしても、フィルム時代からのとても一眼レフらしい一眼レフは、2強のニコン、キャノンと、あとはリコーイメージング(PENTAX)
くらしかないのだなあ、と改めてしみじみ感じてしまいました。
(今回α99は触りませんでしたが、SONYもAマウントカメラは、一眼レフらしいのでしょうか・・・?)
また、最近のミラーレスカメラのEVFファインダーの見やすさにも驚いてしまいました。
EVFがこれだけ見やすいと、写真撮影を趣味とするマニア以外は(画質はどこもそれほど変わらないので)
今後小型なミラーレスカメラが、ますます伸びてきそうだなあと感じてしまいました。
リコーイメージング(PENTAX)が生き残るためには、なるべく多様な方向性の中で若者にもK-マウントを選択してもらうための
もうひと工夫が必要ではないかとも考えてしまいました。
K-マウントを大切にする自分のようなシニア世代が、K-マウントの魅力をいかに若者に伝えられるかも大切な気がします。
CP+で盛り上がっているこの週末ですが、(自分も気持ちだけはお祭り気分で浮かれていますが)自分はビックカメラで盛り上がった1日でした。

また、CP+のPENTAXブースではKPやDFA50mmの話題で盛り上がっているようですが、自分はフルサイズ対応の
D(F)A55mmF2.0を持っているので、DFA50mmはたぶん購入しませんが、 KPにはずいぶん惹かれるものがあります。
しかし、今回のColor-Ultron 50mm F1.8をつけたK-7でも、とても自分好みのすっきりとしたよい画が得られ、
これ以上カメラを増やすかどうか悩みの種でもあります。
今KPの魅力は悩ましい限りです。
とりあえず1年くらい経って、まだほしかったら検討しようかなあなどと考えています。

この後帰途に、クリエートという場所に立ち寄ったら、グローバルフェアというイベントをやっていて、
たしかインドネシアの方が売っていたケーキを買って、韓国の方が売っていたゆず茶と一緒に食べました。

最後は、ケーキを食べながら撮ったクリエートに飾られていた絵の写真です。
著作権のことを考えて、作者も記載しようと考えましたが、その絵には作者が紹介されていなかったので、
最後に絵の写真だけアップいたします。


ちょっとシュールな画風で、シュールな世界に浸りながらケーキを食べて、この日は帰途につきました。

2016年7月9日土曜日

スナップ散歩

いつもの古本屋さんにカメラを持って出かけましたが、あいにくの臨時休業日。
店主との会話を楽しめなかったことを残念に思いながら、気分を変えて、近くのお城公園で
スナップ散歩をすることにしました。

そのときに持参していたカメラは、Voigtländer Color-Ultron 50mm F1.8をつけたK-7です。
最初は、梅雨時の風情を感じる公園内のアジサイのある通りです。


公園内をぶらぶらしながら、目にとまった風景を撮影。






アジサイの咲く小路で、アジサイ等を撮影。






K-7はSONY製裏面照射型CMOSセンサーを採用する前のサムスン製CMOSセンサーを採用しており、
今ではダイナミックレンジが大変狭いのがひとつの特徴だと思いますが、そんなカメラをたまには使って
ダイナミックレンジの狭さを楽しむのもよいものだと、久しぶりに感じました。

その後公園を出て、公園近くのアートな雑貨屋さんに(お店が休みなのをいいことに)、
店外からアート雑貨を撮影させていただくために移動しました。

店外からのウィンドウ越しの撮影のため、いつものようにガラスへの映り込みを利用した擬似多重露光写真です。







ちょっとノスタルジックな風情をもちながらも、とてもよい写りをしてくれるColor-Ultronと、
(ローパスフィルターが厚く)カリカリの描写は期待できないものの、フィルムライクで繊細な描写をしてくれるK-7は、
自分にとってはお気に入りの 組み合わせで、そんな組み合わせの撮影も楽しいものだと久しぶりに感じたひとときでした。

2015年12月12日土曜日

松韻亭

疲労のために何もやる気のしない日、どこかに撮影に行こうと考え、紅葉ももうおしまいなので、近くの茶室「松韻亭」の庭園に、
今年最後の紅葉写真の撮影に出かけることにしました。

持参したのは、最近入手したJupiter-9:85mmをつけたK-5と、COLOR-ULTRON:50mmをつけたK-7です。

同じような被写体を、2つのレンズでなんとなく撮り比べるように、ただ撮影しただけでしたが、Jupiter-9:85mmは85mm、
COLOR-ULTRON:50mmは50mmと記載して、どちらのレンズで撮ったかわかるように以下写真をアップいたします。

 85mm

50mm 

85mm

50mm

85mm

85mm

85mm

85mm

50mm

50mm

今回、K-7はPENTAXのカメラ内raw現像「鮮やか」処理で、K-5はSILKYPIXの彩度をあげない「自然色」で現像処理を行ったため、
K-7(50mm)の方がやや彩度が高く、K-5(85mm)の方があっさりした色合いになっていると思います。

前回、Jupiter-9:85mmは色のりがあまりよくないような記載をしましたが、自然色で処理しても、それなりの発色をしており、
特に発色が悪いといったことはないのかもしれません。

また今回撮り比べてみて、 COLOR-ULTRON:50mmの描写のよさに改めて少し驚かされました。

ただ撮影を楽しみたいようなときには、M42マウントのオールドレンズコンビを使って、今後も楽しめればよいなと思った1日でした。

2015年7月11日土曜日

八月の鯨

およそ1ヶ月前に予約しておいた古本を購入しに、珈琲の飲める古本屋さん「八月の鯨」に行くことにしました。
そのとき持参したカメラはK-7 with COLOR-ULTRON50mmF1.8です。

途中アートクラフトショップ1334+に立ち寄りましたが、あいにくのお休みで、外から中のクラフトを何枚か撮影させていただきました。







次の写真は、窓の写りこみを利用した自称「擬似多重露光写真」です。


1334+を後にして、途中美術館の前を通った時に、展示中のマリー・ローランサンのポスターを撮影。



マリー・ローランサンの描いた女性に癒されつつ、ポスターだけみて満足し、「八月の鯨」へ移動しました。

「八月の鯨」に到着し、また内部での写真撮影の許可を得て、今回はカラーウルトロンを使って、何枚も写真を撮らせていただきました。


 
 

壁に飾ってある額絵を、どうやって調達したかを店主に尋ねたところ、昔集めたロックアルバムのレコードジャケットを入れてあるとのこと。
また、額絵の中には、まだレコードも入っているとのことで、そのような感性に、とても新鮮な驚きを覚えました。
 

次の写真は、店内からみた自分の乗ってきた自転車を撮影したものです。
20年以上のっている自転車ですが、すだれごしにみると、ちょっとかっこよく見えました・・・(^_^;。




予約してあった本を購入した後、いつものように珈琲を注文し、珈琲を飲みながら本を読んでいましたが、
この日は、何となく店主と世間話(仕事を始めたいきさつとか・・・)を始めたら、2時間以上話込んでしまいました。
置いてある古本の趣味が自分ととても合っていて、そんなこともあって、ついつい話がはずんでしまいました。

話を終えて、お店を後にした頃には、まだ長い日も沈みかけており、帰りにはとてもきれいな夕焼けが見えていたので、
ちょうどお城の天守閣を少し入れて夕焼けの写真を撮影し、この日は帰途につきました。