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2017年11月11日土曜日

リケノンで撮る秋の公園

先日、いつもの花の公園に紅葉の様子を見に行きました。

公園でいちばん目につくラクウショウの色づきは、まだ始まったばかりでしたが、とても新鮮な雰囲気で、
(自分の知る範囲で)モミジバフウや、ナンキンハゼ、アキニレなどの紅葉などが、とても綺麗でした。

公園の散歩に持参したのは、K-1とリケノンレンズ3姉妹です。
但し、公園の雰囲気の撮影には標準の55mmばかり使ってしまい、あとは28mmを1回使っただけでした。
28mmでの撮影した写真だけ画角を記載して、55mmは記載せずに写真をアップいたします。

最初は、見上げた空の様子です。


まだコスモスが綺麗に咲いていて、少し驚きながら撮影。



公園の横を流れる川の景色が、秋らしいうろこ雲で、とても新鮮に感じられました。


最初の紅葉は、ナンキンハゼです。


次は、アキニレの紅葉です。


少し遠くからみた公園の紅葉の様子。
やはりうろこ雲が気持ちよい雰囲気でした。


モミジバフウは、もう全て真っ赤で、紅葉真っ盛りでした。
この1回だけ、28mmを使用しました。

28mm

色づき始めた葉っぱと落ち葉の雰囲気を撮影。



パンパスグラスと紅葉の組み合わせも、この公園の秋らしい風景です。



花も綺麗で撮影。
黄色い花は、ツワブキのような、そうでないような・・・?


春先から綺麗なガウラの花が、この時期でも咲いていると気がついて驚きながら撮影。


少し色づき始めたラクウショウ。


ススキと色づき始めたラクウショウの組み合わせも、よい雰囲気でした。


ラクウショウと椅子の風景。


最後は、真っ赤なモミジバフウです。


澄んだ空気と鮮やかな彩りの中でとても気持ちの良い散歩を楽しむことができました。
久しぶりのリケノンレンズでの撮影も楽しかったです。

2017年7月15日土曜日

世界でいちばん美しい村

先日「世界でいちばん美しい村」という映画を観に、久しぶりに映画館を訪れました。

映画を観た後に、街中でスナップでも撮れればと持参したのは、Voigtländer Color-Ultron 50mm F1.8をつけたK-7です。

まず映画館前で、映画のポスターを撮影。


 映画館の入り口。


その後、映画を鑑賞しました。

映画は、2015年のネパール大地震に襲われたネパールの、特に震源地に近かったラプラック村に向かった
フォトジャーナリストである石川梵監督が、最初の支援を行った後に、しばらくしてから再度訪れ、
2年近くかけて撮影したラプラック村の様子を撮影したドキュメンタリーフィルムです。

映画を鑑賞後、監督の石川梵監督の舞台挨拶がありました。
石川監督が「どんどん写真を撮ってSNSで拡散してください。」とおっしゃっていたので、自分もバッグから
カメラを取り出して、その様子を撮影させていただきました。




映画の内容は、ヒマラヤの山中にあるラプラック村で、崩壊した村と、近くのキャンプで暮らす人々が
四季折々の天候の変化による厳しい自然の中で、常に自然への祈りを忘れずに、自然と折り合いをつけながら
人と自然の織りなす生活の様子を、人々の間での交流の様子も交えて描かれたものでした。

自然によりそって生活する様子や、和気藹々とした大家族の生活の様子は、自分には少し懐かしく感じられました。
田舎で育った自分にとって、自分が幼かった頃には、このラプラック村ような雰囲気が日本にもまだ残っていたような気もします。

いずれにしても、2時間という時間のなかで、ラプラック村の生活にどっぷりと浸って、とても苦しいにもかかわらず、
とても幸せな時間を過ごせた気がします。
そんなラプラック村の様子を「世界でいちばん美しい」と感じた監督の気持ちに、確かに共感できると感じた映画でした。
 
余談ですが、ネパールはアジアでもっともGNPが低く、経済的には貧しい国だそうですが、東日本大震災が起こったときには、
親身になって支援をしてくれて、(ネパールでは、自分のために何かをするのは恥ずかしいことだけれど、
誰かのために何かをすることは、何も恥ずかしくないという風潮があると監督がおっしゃっていました)
監督は、ずっとそのことを恩に感じておられたとのことで、
ネパールで地震が起こったときには、急いで10万円の募金を集めて2日後に現地入りされたそうです。
10万円でも、3トンもの食料を調達できたとおっしゃっていたことも印象深かったです。

舞台挨拶のあとは、石川監督のサイン会も開かれて、根っからのミーハーな自分は、喜んでパンフレットに
サインをしてもらって、握手までしていただきました・・・(^_^;。


 本当に、しみじみと鑑賞できるとてもよい映画ですので、機会がありましたらぜひご覧ください。

その後、久しぶりに街中で昼食を食べて、ドトールのアイスも飲みたくなって、ドトールにも出かけました。

(見た目にはわかりませんが)冷やしパスタと、ドトールのアイスです。



その後は、もうすぐに帰宅することにしましたが、帰宅途中になんとなく街中でスナップ撮影しました。






いつもながら、カラーウルトロンの描写には「ため息」が出ますし、ダイナミックレンジの狭いK-7との組み合わせも
抜群だと感じます。

最後は、現地の子供が書いてくれたという石川梵さんの似顔絵と、ラプラック村の(今回の映画では、後半の主人公だった)
本当にとてもかわいかったプナムちゃんの写真です。



 プナムちゃんの写真は、石川監督のお気に入りのショットだそうです。

2017年7月8日土曜日

今年最後のあじさいと伝説的なロックシンガー

こちらでは今日も穏やかな良い天気ですが、現在も九州北部で辛い思いをされている方々に、心よりお見舞いを申し上げます。

先日、いつもいく古本屋さん「八月の鯨」に出かけました。
途中にある、お城の公園の脇道にあじさいがたくさん咲いているので、今年最後の撮影になるだろうと思いながら
RIKENON50mmF2.0をつけたK-S2を持参しました。

最初は、公園に着く前の途中の道で見つけたあじさいの花です。


いつも通る元線路だった小道。


そういえば、この小道の右側は大きなお寺で、その境内に続く深い森林の道を、撮ったことがなかったと
気がつき、なんとなく撮影。


あじさいの咲く公園の脇道に到着。
もう萎れかかったものが多かったですが、あじさいの花をなんとなく撮影。




あじさいと一緒に咲いていたアガパンサスを、今年初めて撮影。



その後 「八月の鯨」に行く前に、脇道にそれて何枚かスナップを撮影。



  「八月の鯨」に到着。


到着したら、いきなり店主が店前に現れ、
「今から駅前で、自分の好きなロックシンガーPANTA(パンタ)さんの無料コンサートがあるから、一緒に観に行こう。」
と誘われ、一緒に自転車でつるんで、駅前に移動しました。

PANTA(パンタ)さんのこと、自分はよく知りませんでしたが、決して世間の表舞台に現れることはなかったようですが、
自分もよく知る有名な歌手に曲を書いてあげたこともあったりと、知る人ぞ知る伝説的なロックシンガーのようでした。
(ご興味がある方は、「頭脳警察」というバンドを組んでいた(いる?)ようなので、そちらでお調べください。)
そのオリジナル曲は反骨精神にあふれ、写真界でいえば、自分の好きな写真家、故福島菊次郎さんのような存在みたいです。

一時間あまりのコンサートを観ましたが、最初はオリジナル曲から始まり、みんなの知る曲も演奏してくれて、
とても楽しく過ごすことができた1時間でした。


周りで、写真やビデオを撮っている方がたくさんいたので、自分も動画を撮影しました。

「自分は、今まで決してこの歌を歌ったりしなかったけれど、最近は周りからの説得に折れて、たまに演奏することがある。」
とのPANTAさんのコメントがあって「イマジン」を演奏するということだったので、一曲分まるまる撮影させていただきました。

MFレンズでの撮影で途中でのAFも効かず、マイクも持参していなくて音もあまり良くないですが、
とても楽しくて、ほのぼのできる演奏ですので、お時間のある方はぜひご覧ください。



その後、楽しい時間を終えて、また 「八月の鯨」に戻りました。


お店では、店主と雑談しながら、また店内の写真を撮影させていただいたりしました。
RIKENON50mmF2.0で撮る室内撮影写真は、いつものことながらその描写にほれぼれしてしまいます。




 内田百閒の「冥途」という本が置いてあって、またいつか購入して読みたいと思いながら撮影。


しばらく雑談し、もう夕方から夜にさしかかった頃に帰宅することにしました。

最後の写真は、最初に寄った公園の脇道に咲いていた、まだ綺麗に咲いていたあじさいの花です。

2017年3月25日土曜日

庭園散歩

先日ぶらぶら散歩しながらお城の公園で撮影しようと、Jupiter-9をつけたK-5を持って出かけました。

Jupiter-9は、Zeiss Sonnarをもとにしたロシア製のコピーレンズだそうですが、なんとなくロシアレンズのイメージらしく、
(残念ながら発色はよくありませんが)佇まいを正したような、きっちりとした描写がお気に入りのレンズです。
そんなレンズで春を写してみたくなって出かけたお散歩撮影でした。

公園といっても、ほとんど公園内の日本庭園でのみ撮影しました。
最初は日本庭園の入り口からみた写真です。


次からはなんとなく撮影したスナップ写真をアップいたします。




日本庭園で久しぶりに野生のリスに遭遇、結構近くで撮影することができました。



ちょうど梅の花が満開で、とても風情ある雰囲気の庭園を楽しむことができました。





庭園での撮影を終え、公園の外に出てちょっとアートな雰囲気のお店が集まっている場所に移動。
そのときまで気づかなかった、外装がお洒落な写真工房の写真などを撮影。




このあとは、公園近くのいつもの古本屋さんへ。


古本屋さんでは、珈琲を飲みながら、また店主とのんびり話をすることができました。
合間に少し店内を撮影させていただきました。
室内で小物などの撮影をすると、オールドレンズらしい柔らかいぼけ味を楽しめる気がします。




最初にも書いたようにJupiter-9はあまり発色がよくないので、春らしい春の雰囲気は撮れませんでしたが、
このような渋い雰囲気の春も、それはそれで落ち着いた雰囲気で、なかなかよいのではないかと思った撮影でした。