2024年3月16日土曜日

3月の冬鳥

  3月に入って、まだ居るか心配しながら、森林公園に冬鳥の様子を観に行きました。

 持参したのはDA300mm×1.4リアコンをつけたK-3mⅢです。

 前回訪れた際には、アオジ以外の冬鳥に会えず、いつも公園にいる留鳥しか撮れませんでしたが(かわりにエナガの群れに4回も遭遇)、結果として今回は、冬鳥だけにしか出会いませんでした。

 

 今回撮影したすべての写真をトリミングしましたが、野鳥の写真しか撮らなかったため、どんな雰囲気の場所で撮影したが、なんとなくでもわかるように、トリミング前の写真とトリミング後の写真を、交互にアップしたいと思います。

 

 最初に出会ったのは、おっとりシロハラさんです。小さな池の湿地部にいました。


  シロハラを撮っている最中に、近くの木の枝に野鳥がやってきたことに気が付き、狙ってみましたが、ファインダーに捉える前にどこかへ。

  しばし待っていると、シロハラがいた近くの湿地に、またやってきました。

 

 一瞬「アトリか?」と思いましたが、全身が赤っぽくてどうも初めて見る野鳥です。とにかく、なんとか写真に収めて、後で調べようと撮影して成功。




 ここで昼食を取ることに。

 100m程度はなれた遊具のある場所に移動しベンチでおにぎりを食べました。

 

 すると、ちょうどそこに通りかかった、 自分と同年代くらいの女性の方から、突然「イスカを見ませんでしたか?」と声をかけられました。

  「イスカってどんな鳥ですか?」と返事をすると「全身が赤っぽくて、くちばしが少し鉤のように丸まった鳥です。」とのこと。たまたま、ちょうどさっきであった野鳥です。

 「少し前にちょうど見かけたばかりです。」と答え、「イスカって、どういう鳥なんですか?」と質問をすると 「普段は標高の高いところにいて、ちょうどいま渡りの最中で、今時だけこのあたりでも出会うことのできる貴重な野鳥です。」と教えていただきました。

 その女性は、わざわざイスカを探しに、この公園にやってきたようです。

 その後、自分がイスカに出会った場所の詳しい説明をして、その女性とは別れました。

  

  自分は、頻繁にここ来るわけではなく、たまたまやってきた日に、そんな野鳥の出会えて、なんともラッキーでした。ちなみに今回であった2羽のイスカはともにオスのようです。

 

 昼食後、しばらくばらぶらぶらしようと考え、トイレに行く途中、ジョウビタキ(♂)に遭遇。


   トイレを出たら、2人の方が、野鳥を狙っている様子を発見。

 

 邪魔をしないようにそっと近づき、何を狙っているか聞いたら、ルリビタキとのこと。

メスのように見えるけれど、まだ幼鳥のようなので、ひょっとするとオスかもしれないとのこと。

 

 自分も狙って、撮影に成功。


 自分も撮影したときはメスと思いましたが、自宅に帰ってトリミングしてよく見ると尾っぽのあたりが少し青くて、教えてくださった方の言う通り、どうもオスの幼鳥のようです。


 自分にルリビタキのことをいろいろ教えてくださった方から「ちなみにオスが、今遊具のあたりにいるよ。」とさらに情報をいただきました。


 早速(昼食を食べた)遊具のあたりを再度訪れると、確かにルリビタキのオスを発見。

ちょとした茂みの中にいて、時々外に出てきます。

外に出てきたタイミングを何度か狙いましたが、うまく撮影できません。

しかし、ベンチの上に留まり、しばらくそこにいるタイミングで、なんとか撮影に成功しました。

 

 ルリビタキのオスに出会ったのは、たぶん5年ぶりくらいで、とても嬉しかったです。

 

 その後、ブラブラと公園内のいつものコースを1周しましたが、途中では、アオジさんにだけ1回遭遇しました。



  後半は、アオジさんにしか出会えませんでしたが、色々な方に情報を頂きながら、今回はたくさんの冬鳥に出会えて、たいへん有意義な森林公園散歩でした。

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