2024年11月12日火曜日

いつもの公園(色づき始めた頃)

  そろそろラクウショウをはじめとして、ナンキンハゼやモミジバフウが色づき始めた頃だと思いながら、いつもの公園へ。

 持参したのは、K-1mⅡとリケノン3姉妹(28mmF2.8、55mmF1.2、135mmF2.8)です。(結果的に28mmは使用しませんでした)

 

 秋らしい爽やかなスナップを撮るつもりでしたが、レンズがAFに加えてAEにも対応しておらず、最初かなり戸惑ってしまい、いちいち注意しながら撮っていたら、スナップよりもレンズ(特に55mmの大口径)の特性を生かした撮影の方がメインになった気がします。

 

 焦点距離以外の説明少なく写真をアップいたします。

 

 最初は 、入り口花壇の日々草です。(55mm)

 ナンキンハゼ。

 135mmに交換。

 次の写真は、設定が知らずに変わってしまい、誤って多重露光で撮ったものです。(135mm)

 この写真が、意図的に撮ったのなら大したものですが・・・。



 55mmに交換。自分の好きなツワブキ。

 再度135mm。




 55mmに交換。




 ようやくラクウショウエリアに到着。




 しばし昼食休憩。その後、花の庭で花を撮影。(55mm)




 この後折り返し、駐車場に向かって。(135mmに交換)

 最初「冬のカモがやってきたか」と思いましたが、いつもいるカルガモでした。

 55mmに交換。







 ここは、年中赤いモミジですが、この時期が一番きれいだと知りました。

 
 135mmに交換。モミジバフウ。

  55mmに交換。

 爽やかな秋の景色を撮って終わろうと思いましたが、また赤い葉を見つけてしまい、最後に葉っぱを撮影。

  今回スナップを撮ろうと出かけましたが、しばらく使ってなかったリケノンレンズを使ったら、戸惑って撮影に時間がかかり、そうすると1枚の撮影を結果として丁寧に撮ることになった気がします。

 

 自分の場合、撮影が楽だとつい気軽にシャッターを押してしまう傾向があって、それはそれでシャッターチャンスを逃さずに良いのですが、たまにはやはり、AEもないMFレンズを使った方がよいように思いました。

 

 結果として、気に入った写真がたくさん撮れたので、とても充実した撮影散歩になりました。

2024年11月8日金曜日

オディロン・ルドン展

 およそ40年(正確には39年と1か月)ぶりに「オディロン・ルドン展」へ出かけることに。

 自分は学生時代に近代絵画がとても好きで、好きな画家は「パウル・クレー」・「ゴッホ」・「 オディロン・ルドン」でした。


 絵画の撮影はできないとわかっていましたが、持参したのはDA16-85mmを付けたKPです。

 

 最初は、岐阜県立美術館の生垣です。

 到着したのがお昼時で、まずは鉄板焼きのお店でお好み焼きランチを。

 とても安かったですが、お好み焼きがふわふわで美味しかったです。

 岐阜県立美術館。

 美術館の雰囲気は、やはり良いなあと。


 
 岐阜県立美術館内。(「ブログ掲載時は『岐阜県立美術館』の明示を」との注意書きが)



 ルドン展へ。

 入館料1,500円を支払うつもりでしたが、文化の日だったため、なんと無料で鑑賞できました!!

 前回の図録をみると、前回の展示は「ルドンをめぐる巨匠たち」で、岐阜県美術館所蔵のルドン作品に加え、ルドンに影響を与えた巨匠たちの作品の展示がされていたようですが、今回の展示は、ルドン作品だけで構成されていました。

 その分、特に前期の木炭画やモノクロ版画集作品を中心に、たいへん数多くのルドン作品が展示され、ルドンの世界により広く深く没頭できた気がします。

 

 当時たくさんの版画集が出版されていたことを改めて認識し、数々の不思議な夢の世界を、まるで渡り歩くようにそれぞれ堪能でできたことが、一番良かったと思います。

 

 いま思うと、学生時代はいつでもそんな世界に浸っていることができたので「平和で幸せだったなあ」と感じます。

 今でも夢想的な性格は変わっていませんが・・・。

 

 また、40年ぶりに展示をみて、作品は色あせていませんでしたが、自分は歳をとったなあと初めて感じた気がします。

 自分自身は、あいかわらずマイペースで過ごしており、何か無駄に時間だけが経過した気がしますが、これまでは還暦を過ぎても、精神的にはあまり歳を感じることがありませんでしたが、 なぜかはわかりませんが、今回しみじみと自分の歳を感じたのでした。

 

 その後、せっかく岐阜に来たので、金華山へ。

 ふもとの岐阜公園からは、山頂の方に岐阜城が見えます。



 ここでロープウェー乗り場に到着したら、なんと1時間半待ち状態・・・。

 もう夕刻が迫っていたので、金華山には登らず帰途につきました。

 

 途中、少しスナップを。



 最後は、今回のお土産です。

 図録は売り切れで買えませんでしたが、この写真をみるだけで展示内容を思い出せる気がして、今回のお土産にとても満足しています。

2024年10月22日火曜日

いつもの公園(秋桜・他)

 いつもの公園に秋桜を撮りに出かけました。

 持参したのは、Jupiter-9を付けたK-5と、01を付けたPENTAX Qです。

 

 今回は秋桜もですが、Jupiter-9と01付けたPENTAX Qを久しぶりに使ってみたいというのが一番の目的でした。

 

  Jupiter-9は、コンタックス(ツァイス?)ゾナーのコピーといわれるレンズ描写を、改めて確認したかったから。

  01付けたPENTAX Qは、先日ichiyaさんが使用されていた01の描写を再確認したかったのと、angeliteさんの「優しい嘘」という写真展の、虚構の世界の話に刺激を受けて、PENTAX Qのデジタルフィルターの世界を久しぶりに楽しんでみたいと思ったからでした。

  Jupiter-9の使用は2年ぶり、PENTAX Qの使用は、実に11年ぶりでした。

 

 前置きが長くなりますが、当日家を出るときは霧雨のような雨が降っていて、いつもの公園につけば、予報から見てきっと雨が止むだろうと考えていましたが、公園に到着しても、霧雨のような雨が降ったりやんだりしていました。

 しかし傘は差さずに、防水PENTAXジャケットをレインコート代わりに懐にカメラを入れ、雨が止んだか、ほとんどやんだ状況を見計らっての撮影でした。

 

 対照的な写真の混在は統一感に欠けると思いつつ、Jupiter-9での撮影と、PENTAX Qでの現像を交互に楽しみながら過ごしたので、そのような順でアップいたします。

 

 最初は、いつもの公園、入り口花壇で撮ったQの写真です。

 秋桜フィールド近くの、この時期だけのオブジェ。

  次の写真は、01の描写確認のために、デジタルフィルターは軽いシェーディング処理だけです。

 この描写あってのデジタルフィルターのように、個人的には感じています。

 ここからしばらく、Jupiter-9です。





 このあとしばらくQで秋桜を。





 
 花壇の庭に移動。途中、Jupiter-9とQの両方で。



 花壇の秋桜をJupiter-9で。


 花壇の花をQで。

  その後、帰途に。Jupiter-9で。

 最後に、また入り口花壇でQを使って。

 

 撮影を終え、今回の撮影と現像は、純粋に撮影・現像そのものが楽しかったと感じます。

 

 Jupiter-9の描写、たいへん素晴らしくて改めて驚きました。

(ほんとうに今更ですが・・・。)

 ただ、F2.0なのにこんなにピントが浅かったとは・・・。

(恥ずかしながら、歩留まりが悪くて、ピンボケもアップしています。)

 

 Qのデジタルフィルターも、改めてとても良かったです。

 パラメータ調整がとてもわかりやすく、かなり細かくできることに、恥ずかしながら、新鮮な驚きを覚えていました。

 それでも「ハードモノクロで粒状感の調整ができたら」とか、「色抽出フィルターのかけ具合にもう少し滑らかさがほしいな」といったことを少し感じましたが、今のままでも、自分にはもったいないです。(だいたい、自分は難しい処理ができないので・・・。)


 いずれにせよ、Jupiter-9もQのデジタルフィルターも、決まるとすごいなと個人的に感じています。

 今回Qでは、花やオブジェしか撮りませんでしたが、風景でも同じように感じます。

 

 自分には、気づいていない宝の持ち腐れ機器(カメラ関連)がたくさんあるなあと感じ、これからの写真ライフを大いに楽しみたいと、改めて思いました。