2024年11月8日金曜日

オディロン・ルドン展

 およそ40年(正確には39年と1か月)ぶりに「オディロン・ルドン展」へ出かけることに。

 自分は学生時代に近代絵画がとても好きで、好きな画家は「パウル・クレー」・「ゴッホ」・「 オディロン・ルドン」でした。


 絵画の撮影はできないとわかっていましたが、持参したのはDA16-85mmを付けたKPです。

 

 最初は、岐阜県立美術館の生垣です。

 到着したのがお昼時で、まずは鉄板焼きのお店でお好み焼きランチを。

 とても安かったですが、お好み焼きがふわふわで美味しかったです。

 岐阜県立美術館。

 美術館の雰囲気は、やはり良いなあと。


 
 岐阜県立美術館内。(「ブログ掲載時は『岐阜県立美術館』の明示を」との注意書きが)



 ルドン展へ。

 入館料1,500円を支払うつもりでしたが、文化の日だったため、なんと無料で鑑賞できました!!

 前回の図録をみると、前回の展示は「ルドンをめぐる巨匠たち」で、岐阜県美術館所蔵のルドン作品に加え、ルドンに影響を与えた巨匠たちの作品の展示がされていたようですが、今回の展示は、ルドン作品だけで構成されていました。

 その分、特に前期の木炭画やモノクロ版画集作品を中心に、たいへん数多くのルドン作品が展示され、ルドンの世界により広く深く没頭できた気がします。

 

 当時たくさんの版画集が出版されていたことを改めて認識し、数々の不思議な夢の世界を、まるで渡り歩くようにそれぞれ堪能でできたことが、一番良かったと思います。

 

 いま思うと、学生時代はいつでもそんな世界に浸っていることができたので「平和で幸せだったなあ」と感じます。

 今でも夢想的な性格は変わっていませんが・・・。

 

 また、40年ぶりに展示をみて、作品は色あせていませんでしたが、自分は歳をとったなあと初めて感じた気がします。

 自分自身は、あいかわらずマイペースで過ごしており、何か無駄に時間だけが経過した気がしますが、これまでは還暦を過ぎても、精神的にはあまり歳を感じることがありませんでしたが、 なぜかはわかりませんが、今回しみじみと自分の歳を感じたのでした。

 

 その後、せっかく岐阜に来たので、金華山へ。

 ふもとの岐阜公園からは、山頂の方に岐阜城が見えます。



 ここでロープウェー乗り場に到着したら、なんと1時間半待ち状態・・・。

 もう夕刻が迫っていたので、金華山には登らず帰途につきました。

 

 途中、少しスナップを。



 最後は、今回のお土産です。

 図録は売り切れで買えませんでしたが、この写真をみるだけで展示内容を思い出せる気がして、今回のお土産にとても満足しています。

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