撮影に持参したのは、DA300mm×1.4テレコンつけたKPです。
ですのでこの冬初めての冬鳥撮影ですが、KPでの初撮りでもあり、今年の初撮りでもあります。
事情があって、しばらく撮影することができませんでしたが、久しぶりの初鳥(初撮り)では、
とにかく、ファインダーを見ながらシャッターを押すことが嬉しくて、
野鳥の囀りを聞きながら、冬鳥のおっとりとした仕草を双眼鏡で眺めることが楽しくて、
久しぶりに、そんな幸せをかみしめながらの撮影となりました。
KPはスナップシューターと呼ばれていますが、いろいろなシーンで万能なカメラのように思われたので、
今回はKPの初撮りを、野鳥撮影に使ってみることにしました。
以下、今回の冬鳥の写真をアップしたいと思いますが、今回はトリミング写真については
一応コメントしたいと思います。
コメントのない写真はトリミングしていない写真です。
最初に出会ったのは、冬鳥のジョビオくん(ジョウビタキ(♂))です。
この写真は、ずいぶん遠くから撮影でしたが、ジョビオくんのチャーミングな姿がかわいくて、
小さなエリアをかなり大きくトリミングしています。
つぎはノートリミングのジョビオくんです。
次にあったのは、水辺のビンズイです。
ちょっとトリミングしたビンズイ。
次は、やはり水辺に降りてきていたヤマガラさんです。
久しぶりにシジュウカラにもあって撮影しました。
次は、ビンズイとの見分けがつかないので、ひょっとするとビンズイかも知れませんが、
そのおっとりした雰囲気から、盛岡では夏鳥、当地では冬鳥のアオジ(♀)ではないかと思います(?)。
やはりビンズイでしょうか・・・?
久しぶりにコゲラくんにも遭遇。
撮影しようとした瞬間に逃げられましたが、かろうじて画像内に飛び立つ瞬間が写っていて、
こういった瞬間が写っているのが結構楽しくてアップいたします。
次は、自分がこれまでで2度目に遭遇したシメです。
シメは、自分が初めて撮影に成功した冬鳥ではないかと思いますが、その時は偶然撮影できただけでしたが、
今回は「ケッケッケッケ」という囀りの方向を、双眼鏡で眺めていて気がつきました。
ずいぶん落ち着いた雰囲気で、しばらく 双眼鏡で雰囲気を楽しんだ後に撮影しました。
次も1年ぶりに遭遇した冬鳥のツグミです。
ツグミには、自宅周辺でも普通に出会えるのですが・・・。
最後に、久しぶりに、ナンキンハゼの樹にいる20羽程度のエナガちゃんの群れと遭遇しました。
エナガちゃんの群れに遭遇すると、いつもみんな楽しそうで、自分も幸せに感じます。
撮影に成功したのは次の1枚だけで、群れはいつものように、あっという間にどこかにいなくなっていました。
どうしても、1羽をだけアップして撮影してしまいますが、たまには群れでいる全体の雰囲気の
写真を撮影したら良かったと、あとで少し反省しました。
今回の撮影が嬉しくて、楽しかったのは前述したとおりですが、
KPでの野鳥撮影の印象を(K-3と比較してですが)少し書きたいと思います。
1)高感度撮影が心配なくできるので安心して高速シャッターが切れる。
2)テレコンをつけても中央1点以外の撮影ができる。
3)新しい機種なので明瞭度アップできるのが嬉しい。
4)AFはK-3と同じSAFOX11でアルゴリズムが少し高速化されているみたいですが、AF精度も少しアップした?
といった点が自分にとってのメリットでしょうか。
逆にデメリットは、
1)バッテリーの消耗が激しくすぐなくなってしまう(自分は連射は使いませんが野鳥撮影ではやはり枚数を撮るので)。
2)野鳥撮影ではカメラ内RAW現像しか使わないのでシングルスロットが少し不便。
といった点が、自分にとってのデメリットでしょうか。
今後(K-1・K-3・K-5兼用のバッテリーが使用できる)バッテリーグリップは追加購入する予定で、
(自分は連射しないのでバッファは気にならず)
KPは野鳥撮影にも十分使えそうですが、やはり今後の野鳥撮影は、K-3メインにすべきか
少し迷っています。
KPは小型軽量の万能カメラですが、小型軽量で万能ゆえに(1/6000secシャッターとか)、
削らざるを得なかった機能もあるみたいですね。
それはともかく(もうすぐK-1Ⅱも発表されるようで)新しいカメラに気持ちを奪われる物欲は抑えて、
今後は、また撮影を再開できた幸せに感謝しながら、撮影の機会を大切にして望みたいと感じています。