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2016年7月23日土曜日

写真展「海」

いつも行く古本屋さんで知り合いになった方が、グループ写真展「海」に出展するとの情報を得て、
海の日の頃に、久しぶりに写真展に行ってみることにしました。
今回どのレンズを持ってくか迷いましたが、最近オールドレンズづいているため、(スナップには長すぎとも感じましたが)
JUPIETR-9(85mm)をつけたK-5を持参することにしました。

最初は会場に貼ってあった写真展のポスターです。


会場に入って、知り合いの方とお話しながら、展示されていた写真を鑑賞しました。
また、写真撮影の許可も得て、会場の風景の写真も撮らせていただきました。








久しぶりにグループによるテーマ写真展を鑑賞しましたが、いろいろな方が、ひとつのテーマ(今回は海)に従い、
ひとり1点という制約の中で、それぞれの視点で撮らえたそれぞれの海の光景にとても刺激を受け、
とても新鮮な気持ちになれたと思います。

色々なテーマがあると思いますし、また一人の方がその方の視点で撮らえた写真展もいいものですが、
こんなグループ(企画)写真展もいいなあ、と久しぶりにしみじみと感じたひとときでした。

その後会場をあとにして、少しブラブラとスナップを撮りながら、いつもの古本屋さんへと向かいました。






いつもの古本屋さんに到着。


店内の本を見回って1冊探してから、まずはアイスコーヒーをいただきました。


店主とは、今日の写真展の話をはじめとして、また3時間くらいながながとおしゃべりして過ごしてしまいました。
また、いつものように、JUPIETR-9の試写を兼ねて店内の風景を適当に撮影させていただきました。





次の写真は、ネパールで時々ボランティアをされている医者の方からいただいた、ネパールで作製されたカレンダーだそうです。


最後にJUPITER-9の話ですが、このレンズでは、これまでまだ紅葉の写真しか撮ったことがありませんでしたが、
今回スナップや小物撮りをして、改めてその写りのよさに感動しました。

紅葉や花だけでなく、 スナップや風景写真にも、今後もどんどん使わないともったいないと改めて感じました。
自分の85mmは、FA85mmとプラナー85mmがお気に入りですが、JUPITER-9も今後出番が増えそうだと感じた日でもありました。

最後は、以前にもアップしましたが、今回使用したJUPITER-9をつけたK-5の写真です。

2015年12月12日土曜日

松韻亭

疲労のために何もやる気のしない日、どこかに撮影に行こうと考え、紅葉ももうおしまいなので、近くの茶室「松韻亭」の庭園に、
今年最後の紅葉写真の撮影に出かけることにしました。

持参したのは、最近入手したJupiter-9:85mmをつけたK-5と、COLOR-ULTRON:50mmをつけたK-7です。

同じような被写体を、2つのレンズでなんとなく撮り比べるように、ただ撮影しただけでしたが、Jupiter-9:85mmは85mm、
COLOR-ULTRON:50mmは50mmと記載して、どちらのレンズで撮ったかわかるように以下写真をアップいたします。

 85mm

50mm 

85mm

50mm

85mm

85mm

85mm

85mm

50mm

50mm

今回、K-7はPENTAXのカメラ内raw現像「鮮やか」処理で、K-5はSILKYPIXの彩度をあげない「自然色」で現像処理を行ったため、
K-7(50mm)の方がやや彩度が高く、K-5(85mm)の方があっさりした色合いになっていると思います。

前回、Jupiter-9:85mmは色のりがあまりよくないような記載をしましたが、自然色で処理しても、それなりの発色をしており、
特に発色が悪いといったことはないのかもしれません。

また今回撮り比べてみて、 COLOR-ULTRON:50mmの描写のよさに改めて少し驚かされました。

ただ撮影を楽しみたいようなときには、M42マウントのオールドレンズコンビを使って、今後も楽しめればよいなと思った1日でした。

2015年12月5日土曜日

Jupiter-9で撮る晩秋の公園

自分がM42マウントレンズといったオールドレンズに興味を持ち始めたのは、2009年にPENTAX:K-7を購入し、
K-7のムック本に紹介されていたM42マウントレンズの作例の中でJupiter-9の写真にいたく感銘を受けたからでした。

しかし、当時はM42マウントレンズブームがちょうど去ろうとしていた頃のようで、中古市場でJupiter-9をみつけることができませんでした。

また、その後Jupiter-9は当たり外れが大きいとの情報を入手したこともあり、 Jupiter-9の入手を控えていましたが、
自分にとってはM42マウントレンズとの出会いのきっかけとなったレンズでもあり、つい衝動的にJupiter-9を入手してしまいました。

そういった訳で、最近使用頻度の下がっていたPENTAX:K-5をJupiter-9専用カメラとすることに決め、
Jupiter-9 85mmF2.0をつけたK-5で、晩秋の公園に試写に出かけました。

特に説明もなく、Jupiter-9をつけたK-5で撮った晩秋の公園の写真をアップいたします。



 









撮影を終えて感じた印象ですが、Jupiter9はCarl Zeiss、Contax版Sonnarをコピーしたロシアレンズだそうですが、
Carl Zeiss Planar 85mmとは、ひとあじ違った繊細な写りをしてくれるレンズだと感じました。
プラナーほど繊細な線の細さは感じませんが、それでも十分に繊細で、背景に行くにしたがって、滑らかに柔らかくボケてくれる描写は、
オールドレンズらしくて、たいへん好印象です。

ピントの合った箇所での、少し硬質感のある繊細なシャープさと背景のボケ具合は、K-7のムック本で見たときの印象そのままで、
入手してよかったと、かなりほっとしました。

ちなみに、今回入手したのは(事前に下調べせずに、みための格好よさに惹かれて衝動的に入手してしまいましたが・・・(^^;)、
クロムメッキの鏡筒で、どうも1968年以前に生産されたもののようでした。
その(コーティングの?)ためか、かなり発色は悪くて、今回かなり彩度をあげて現像処理しましたが、
それでもずいぶんあっさりとした色合いとなりました。
しかし、それもある意味オールドレンズらしくて、今回の晩秋の雰囲気にあっていて、自分としては満足しています。

別に晩秋でなくとも、街撮りスナップにつかっても、興味深い写真が撮れるかもしれないといった期待もしています。

ただ、レンズの真価は、自分の印象では、K-3やK-S2といったローパスレスの高画素機でこそ現れるように
最近感じているので、将来的にはそういったカメラにつけて撮影したい気もします。

最後に、今回撮影に使ったJupiter-9 85mmF2.0をつけたK-5の写真をアップいたします。