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2017年4月1日土曜日

鹿の公園

先日、息子の引っ越しのために京都(ほとんど奈良との県境)を訪れた際、少しだけ観光をかねて鹿の公園を訪れました。

これまでにも東大寺の大仏を見に鹿の公園(奈良公園)を訪れたことはありましたが、鹿の公園を訪れたのは
20年以上ぶりで、ぶらぶらとのんびりお寺や神社を見ながら散策したのは初めてでした。
今回の散策のお供はDA18-135mmをつけたK-S2です。

最初は駐車場近くの道路から見た、興福寺の五重の塔と猿沢の池です。



興福寺をぶらぶら見たあと春日大社へ。
春日大社に向かう道沿いから、さっそくたくさんの鹿に出会うことができました。

久しぶりに鹿せんべいもあげましたが、あっという間にたくさんの鹿に囲まれ、結構慌ててしまいました・・・(^_^;。





春日大社で有名(?)な金の灯籠を撮影。


春日大社を参拝した後は、若草山の前を通って東大寺の方へ移動。
若草山の前でもたくさんの鹿が・・・。




その後、東大寺に到着。
大仏殿は入館にお金がかかるので入るのはやめて、大仏殿の前を通り過ぎて南大門の方へ。


遠くからみる南大門の規模の大きさにも驚きましたが、近づくにつれてさらに圧倒されました。


南大門を守護しているような(仏教の護法善神(守護神)で ある天部の)金剛力士像にも圧倒されました。
釈迦如来である大仏を身を挺して守る天部を(大仏とともに)なんと大きなスケールで表現していることでしょうか・・・。



南大門の前は本当に人通りが多く、またその外国人の多さに、自分は浅草を連想してしまいました。
(数年前に、たまたま浅草を訪れたからですが・・・。)

外国の人たちも喜んで鹿に鹿せんべいをあげていたので、なんとなく撮影。



その後に駐車場へと戻ってきました。
次は裏側から見た興福寺の五重の塔です。


猿沢の池のほとりのお店に入って一休み。
のんびり、その日に撮った写真の現像などをしながら、わらび餅をいただきました。



鹿の公園は本当に広く、そこかしこに、とてもおとなしい野生の鹿がのんびりと佇んでいて、
のんびりぶらぶら散策していると、本当に癒やされる公園だと感じました。

また観光客も多く、公園内にある歴史ある寺社仏閣では観光気分も味会うことができて、
「こんな公園が近くにあればいいなあ。」と、あり得ない妄想を楽しんだ鹿の公園の散策でした。

最後は、(今回は車での移動で)伊勢湾フェリーを使って伊良湖岬に到着後、ようやくたどり着いた浜松で、
浜名バイパスからみた遠州灘の写真です。
海岸沿いでは、着々と防潮堤の工事が進められているようです。


息子も京都を離れ、もう鹿の公園も訪れることができないかもしれませんが、思い出深い引っ越し旅行となりました。

2016年12月4日日曜日

紅葉の寺

昨年も訪れ、昨年はまだ紅葉の時期ではなかった寺に、今年はちょうど紅葉の見ごろに出かけることができました。

そのお寺は、来年の大河ドラマの主人公「伊井直虎」の菩提寺であり、今年は県外から訪れている人も
多くみられました。

持参したのは、DFA24-70mmをつけたK-1です。

最初は山門の写真です。


境内に入り、本堂に上がる前に、本堂周辺をブラブラとしながらスナップ撮影しました。








それほど多くの紅葉はありませんが、ちょうど見ごろを迎えていて、それほど鮮やかではありませんが、
しっとりとした紅色が、境内で映えてみえました。

その後、本堂に上がって、本堂を散策。





次の正夢稲荷は、夢が正夢になるご利益の高い稲荷とのこと。
自分のように夢のない人間ではなく、志をもった若い方の夢がかなうように祈念しました。


本堂の裏にまわり、小堀遠州作の庭園を、いつものようにその庭園の解説を改めて聴きながら、しばし眺めていました。




次は、庭園を見渡せる場所にある床の間の写真です。


庭園を見渡せるガラス張りの廊下。



その後、また本堂を出て、本堂の外をブラブラしながらスナップ撮影しました。




もうすぐ大河ドラマの始まる今が一番旬だなあと、くだらないことを考えながら、
ミーハーな自分は、今年も伊井家代々の城主のお墓を記念撮影してしまいました。

奥から2番目が直虎のお墓で、一番手前が直政のお墓だそうです。


その後も、ブラブラとまたスナップ撮影。





日が暮れるのは早く、外はもう薄暗くなっており、帰宅しようと駐車場へと向かいましたが、ちょうど自分が門をあとにして
外に出る際に、幸せそうな親子が手をつないで門の中に入っていきました。

その2人の姿が微笑ましく、最後に2人の後姿を撮影して帰途に着きました。

2016年11月12日土曜日

五百羅漢の寺

いつもは色づき始めた紅葉を撮りに行くことの多いこの時期ですが、久しぶりに五百羅漢の寺に出かけてみたくなって、
数年ぶり(10年以上ぶり?)に出かけました。
持参したのはDFA24-70mmをつけたK-1です。

最初は、自分にしては久しぶりの少し遠出で、山あいの雰囲気が気持ちよくて撮影した1枚です。


お寺の入り口。


中に入ると、さっそくお地蔵さんのようなたくさんの羅漢像が迎えてくれました。


最初なんとなく羅漢像を撮りましたが、どうやって撮っていいかわからず、なんとなく表情に惹かれた羅漢像などを
なんとなくポートレートのような感じで撮影しました。

そのときの羅漢像は、少しものめずらしい地蔵さんのように感じていたように思います 。






その後、参道を登って本堂の方へ移動。 本堂の中にも入ってみました。



不謹慎と思いながら、お経をとなえる雰囲気を撮影。


本堂の裏には、枯山水の庭も。




本堂の裏手から、境内の三重の塔がみえました。


本堂の裏庭にも、たくさんの羅漢像が・・・。


その後、三重の塔の方へ移動。


 今度は、三重の塔付近から本堂を撮影。


その後、別の参道を通って、また駐車場の方へブラブラと移動。





駐車場も近づいてきた頃、大きな石段にすごい数の羅漢像を発見。
思わず圧倒されてしまいました。


これらの羅漢像を眺めていたら、ようやくこの雰囲気に飲み込まれてしまうように感じたと思います。

羅漢とは「尊敬や施しを受けるに相応しい聖者」という意味だそうで、自分のような凡人は立ち入ることはできないようですが、
なんとなく、これらの羅漢像たちと一緒に、時を越えて、自分も受け入れてほしいような気持ちを感じたように思います。
(現在の我が家は神道ですが・・・。)

その後は、羅漢像がとても親しく感じられて、とても惹きつけられながら、自然とシャッターを押せたように感じます。






出口付近で、入るときには気がつかなかった龍の像を発見。
これらの五百羅漢を守っているようにも感じられて、なんとなく少し厳粛な気持ちで撮影しました。


その後、名残惜しい気持ちをもちながら、帰途に着くことにしました。

特に羅漢の写真を撮りたくなってきたわけではありませんでしたが、結果として、たまにはいつもと違うものを
撮影してもいいものだと思った1日でした。

山の夕暮れは早く、帰る頃には山あいに夕日が射していました。