いつもの花の公園で、星空観望会があるとの情報を得て、5年ぶりくらいに出かけてみることにしました。
ちょうど、火星が15年ぶりくらいに最接近しているとのことで、そんな火星を見られたらよいなあ
といった気持ちもありました。
今回撮影に持参したのは、DA16-85mmをつけたKPです。
事前にKPにアストロトレーザー機能があることを確認して出かけましたが、
現地に到着してから、O-GPS1をつけないとアストロトレーザー機能が使えないことに気がつき
がっかりしましたが、ここは開き直ってそのまま星空撮影も試みることにしました。
前回もO-GPS1をつけたカメラを持参して撮影を試みましたが、撮影は全く上手くいきませんでした。
今回は、とりあえあず、何らかの星が写っていればOKという気持ちで撮影に臨みました。
最初は、現地に到着する前に、近くの駐車場で撮影した浜名湖の夕景です。
こんな空で、はたして星空みられるかと心配しながらも、とりあえあず久々の夕景を楽しみました。
ここの駐車場では、ただ夕焼けを眺めている人、夕焼けを撮影している人たちがたくさんいました。
その後、いつもの公園の星空観望エリアに移動。
無限遠にピントを合わせたりといった準備をしつつ、小焼けがきれいで、暗くなる前に小焼けを撮影。
暗くなって星が見え始めましたが、観望会の主催者のお話では、夏の宵の口は、海沿いの平野部では
海から水蒸気が立ち上って、残念ながらいつも薄曇りになってしまうとのことでした。
それでも、まずは木星が、雲間から月の近くに明るく見えました。
星をきれいに撮せる程度の露出にすると、月は(まるで昼間の太陽のように)完全に白飛びすると
初めて知りました。
この日の月は半月でしたが、丸くぼやけて写ってしまいます。
木星を、立派な望遠鏡でも見せていただきましたが、木星の模様から4つの衛星まできれいに見られて
結構感動しました。
木星の比較的近くに土星も少し暗く見えましたが、写真撮影は断念。
しかし立派な望遠鏡で土星の輪なども見せていただきました。
その後、西の空に宵の明星金星が、やはり雲間から見えたので、金星を撮影しました。
今最接近している火星は、夜8時半くらいにならないと東の空から登ってこないと言うことで、
上の方の空とかを見ていました。
次の写真でいちばん明るく見えるのが織り姫星のベガだそうです。
また、縦方向に少し流れているのは、ひょっとすると人工衛生かも知れません。
ちょうど夜も更けて夜8時半頃に、やはり雲間から、とても明るい赤い星(火星)が、やっと顔を出してくれました。
火星も望遠鏡で見せていただきましたが、普通の星よりも少し大きな赤い明るい星といった印象で
模様とかは見えずに残念でした。
夜も更けて、火星を見られたので、観望会はお開きということになり、最後に結構たくさんの星が
見え始めていた北の方の空を最後に撮影して、片付けて帰宅することにしました。
北の空には、ちょうど北斗七星と北極星が見えて、ちゃんと撮すことができました。
今回観望会に参加して、メインの惑星を望遠鏡でみせていただき、それらの星を撮影できて、
前回失敗した星空撮影の練習としては満足な結果となりました。
今回星空撮影を体験して結構楽しかったので、また挑戦したいと考えていますが、
自分の場合、いつまでたっても練習という気持ちから抜け出せず、また次回も練習になるかもしれません。
しかしとりあえず、星空撮影では、天の川を上手く撮影できることを、目標に頑張りたいと考えています。
また、今回撮影して、(自分は広角では35mm換算24mmがいちばん好きな画角ですが)
超広角なレンズもほしくなってしまいました。
しかし、そこまで星空撮影を頑張ろうという気持ちもありませんので、
とりあえず、フィッシュアイズームでもアストロトレーサが使えるみたいなので、
次回は フィッシュアイズームで撮影してみようかなと考えております。
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