2016年5月1日日曜日

K-1試写

自分もとうとうK-1を入手し、初めての試写をしましたので、その写真をアップしたいと思います。
使用したレンズは、こちらも今回初めて使用したDFA24-70mmF2.8です。

最初に撮影したのは、自分がフィルム時代に愛用していたカメラZ-1です。
こちらも発売と同時に購入しましたが、自分のフィルム時代のフォトライフを支えてくれた思いで深いカメラです。


この写真を撮ったとき、少しだけですが周辺光量の低下がみられて最初驚きましたが、
周辺光量補正の設定をしていなかったことに気がつき、この写真は自動補正をかけて現像し、
その後の写真もすべて自動補正しています。
DFAレンズは周辺光量の自動補正が効くので安心ですが、若干の周辺光量低下がみられる程度のDAレンズも、
自動補正が効くようにファームアップしてくれることを期待しています。

それはともかく、 本格的な試写は、自分にとってのホームであるいつもの花の公園で行ないました。
花の公園は、今の時期が一番たくさん花が咲いている華やかな時期で、この時期に試写できて本当に良かったです。

以下特に説明もなく、ただひたすら試写した写真をアップいたします。

































特に説明するまでもなく、カメラもレンズも素晴らしい描写をしてくれたと思います。
レンズは、特に広角側で寄れない以外は欠点がなく、K-1の標準ズームとして今後も活躍してくれそうです。
あとは、この素晴らしいシステムを生かせるように、もっと自分の腕を磨かねばとは思うのですが・・・(^_^;。

最後は、今回使用したDFA24-70mmF2.8をつけたK-1の写真です。


2016年4月24日日曜日

K-1体感&トークライブ in 静岡

K-1体感&トークライブを静岡市で開催してくれるということで、このようなPENTAX(リコーイメージング)のイベントが、
このような地方で行なわれることはたいへんまれなことで、とても嬉しくなってしまい、つい出かけることにしました。

久しぶりの静岡市の駅前は、自分の住む浜松市よりもずっと都会的な雰囲気があり、 静岡駅についた瞬間から
少しテンションがあがりました。

会場は駅のすぐ前でしたが、会場に入るためのビルの入り口が少しわかりづらかったのですが、ビルの入り口前で
リコーイメージングの社員の方が訪問者を待っていてくれて、自分が気がつくより先に、自分が肩からぶら下げていた
K-S2に気がついて、自分にとても暖かく声をかけてくださり、入り口を案内してくれました。
自分はそれだけでとても嬉しくなってしまいました。

いざ会場に到着。会場に入る前に外から雰囲気を1枚撮影しました。
つけていたレンズはK-S2のキットレンズです。


入り口に人影はまばらでしたが、熱心な方は奥のセミナー会場でもう座って待っているようでした。

中に入って、展示されていた写真家の方の作品や、DFAだけでなく、FAやDAレンズで撮った色々な作例の入ったファイルを
たいへん興味深く見ることが出来ました。



自分の印象としては、 DFAのほうが解像感が一味違うようにも感じましたが、FAレンズで撮った写真でも、
とても解像感のある素晴らしい作例がたくさんあり、また、DAレンズでも、DA70mm、DA40mm、DA55mmといったレンズでは
絞って撮った写真だと、フルサイズでも周辺がけられることなく、DFAのような解像感が得られることがわかり、
これもたいへん嬉しく思いました。

また、新しいカスタムイメージらしい、肌色やフラットというイメージも紹介されており、こちらも興味深かったです。

会場には、実機を真っ二つに切って、その断面を直接みれるサンプルも展示されていました。


個人的には、今回ミラーボックスの小型化のために、ミラーの回転軸をフローティング機構にして、ミラーアップ時に軸が動く機構に
少し興味がありまじまじと観察してしまいました。

これはK-1の小型化のために開発者が考えだしたものだそうで、そのアイデアには拍手を送りたいですが、
メカ的な耐久性の面では少し不安を感じたからでした。
軸をリンク機構のようなもので動かしているようでしたが、詳細なメカニズムは残念ながらよくわかりませんでした。

その後、セミナーが始まる時間になりセミナーを聞くことにしました。


セミナーは2種類あり、最初のセミナーでは、会場でいただいたK-1のパンフレットにも書かれている内容で、
その特徴(すばらしさ)を、実例を挙げながらとてもわかりやすく説明してくれるとともに、写真家が撮られた写真も多く紹介していただき、
その写真の隅々にやどっている表現力の素晴らしさを解説してくれたものでした。

最初のセミナーの中で、「シャッターの耐久性が30万回」とういうことが紹介されていましたが、ミラー動作も
30万回保証してくれるのかな?と少し疑問を感じましたが、質問はできませんでした。

2回目のセミナーでは、すでに645Z(D)用に発売されているカメラとパソコンをつないで使用するパソコン用のIMAGE Transmitter2というソフトを
そのソフトをベースにK-1用にアレンジしているというソフトの機能の紹介でした。

パソコンでカメラを制御することもできるし、カメラで撮った写真をパソコンに保存して、すばやく画像を大きなモニターで確認できるようなソフトでした。

今でもImage Syncというアプリで、スマホなどでスマホの画面をみながらタッチパネルでフォーカスをあわせてカメラのシャッターをきったり、
SDカードに保存されている画像をスマホの画面でみたりすることはできますが、
IMAGE Transmitter2というソフトでは、カメラで撮った写真を直接パソコンに保存したり、パソコン上で現像したしりて、
すばやく正確に画像を処理できるので、主にスタジオ撮影を専門にするプロの方向けに開発しているもののようです。
自分は使用することはなさそうですが、そういった方にも使用していただければいいなあと感じました。

その後、少しだけ実機をさわって体感しました。
ただ、どうも頭がまわらず、そのときは何を体感していいかわからなかったのですが、たまたま自分が持っている
DA55mmを付けさせてもらって撮ったときに、開放ではやはり周辺の減光がみられ、周辺光量補正をしようとしたら、
DAレンズではできなかったようでしたので、(周辺が完全にけられるレンズで無理やり補正するのを防ぐためではないかと思いましたが)
DAレンズでも、開放でわずかな周辺減光が見られる程度のもので周辺光量補正ができると嬉しいなあといった話を
一応担当の方に話をしてみました。

そうこうしている間にあっという間に2時間が経ち、会場をあとにすることにしました。
会場をあとにする際に、「ご来場の記念に」と1枚のポストカードサイズの写真をいただきました。


その写真には、「Dedicated to ALL PENTAXIANS」とかかれており、自称PENTAXIANSと思っている自分は、
思わず胸がジーンとなってしまいました。

自分は、他メーカーの他マウントカメラで、ひどく憧れている機種があり、他メーカーの他マウントカメラも各社各様で、
それぞれに素晴らしい特徴を持ったカメラだと思っていますし、
K-1を他メーカーの他マウントカメラを使っている方にも使っていただきたいとは思っていますが、
それでも、PENTAXをこよなく愛するものとして、胸が熱くなったのは事実でした。

ここから先は、レンズをリケノン50mmF2.0に付け替えて、久しぶりの静岡市の街中をブラブラしながらスナップ撮影しました。

最初は、繁華街とおりで撮った写真です。





静岡市の繁華街は、いつもながらにぎやかでよいなあと感じながら撮影しました。

その後、こちらも久しぶりに駿府城(公園)にも行って見ました。

最初は、外堀の風景です。新緑がとても綺麗でした。


次は、以前Zorgにアップした際に植物屋さんに大うけした弥次さん喜多さんの写真と、内堀の風景です。
新緑と少し怪しげな曇り空の様子が対照的でした。



駿府城内に入り、公園を少しだけ散策しました。




新緑が綺麗で、ここに来るとそののどかな雰囲気に、いつものように、とても癒される気がしました。

家康公400年祭というもののポスターが貼ってあり、どこかその雰囲気に惹かれて1枚撮影。


最後に城門を出るあたりで、そこに飾られていた花を撮影しました。


リケノン50mmF2.0は、そのボケ味の美しさにいつも惚れ惚れしてしまいます。
このレンズもK-1で撮ったら、どんな写真が撮れるのだろうと少しわくわくしながら、その後帰途に着きました。