いつもの古本屋のMさんに教えていただいた、自宅から40kmほど北の山里にある、とある小学校に
出かけることにしました。
今回は、桜を撮るというよりは、桜が咲いている雰囲気を撮ることがメインになるだろうと考え、
K-1にズームレンズのDFA24-70mmをつけ、桜をアップで撮影することも考え、
念のためDA200mmも持参しましたが、DA200mmは結局使用しませんでした。
出発して20kmを過ぎたあたりから山道に入りましたが、新緑の中を走りながら、所々でみかける桜が
なんとも美しく、撮影する前からそれだけで感動し、胸一杯になりながら目的の小学校に到着しました。
外部の人間が入るのはあまり好ましくないかも知れないと思いながらも、満開の桜が咲く校庭を、
ブラブラと撮影させていただきました。
最初は、校庭(運動場)全体を眺めた写真です。
学び舎への通い道の桜のトンネル。
桜と子供達の遊具の組み合わせはどこか懐かしく、なんともほのぼのとした気持ちで撮影しました。
運動場の片隅。
校庭から眺めた遠く(近く?)の山。
桜のアップは、70mm側で撮影しました。
その後、これまたいつもの古本屋のMさんに教えていただいた「道の駅」に移動することにしました。
「道の駅」までの途中の道も、やはり新緑の中に咲く桜が美しく、しかし道が細くて、
なかなか途中で駐車して撮影することができませんでしたが、それでも駐車できるスペースをみつけて、
何枚か撮影することができました。
「道の駅」に到着。
「道の駅」で昼食をとる予定でしたが、昼にはまだ早く「道の駅」周辺でもブラブラ撮影しました。
「道の駅」では、桜以外にプランター等に植えられている花々も綺麗で撮影がとても楽しかったです。
きっと、こういう場所だからこそ感じる美しさという気がしました。
その後「道の駅」の「熊(くんま)かあさんの店」という食堂で、手打ち蕎麦をいただきました。
いつもの古本屋のMさんからは「ここの手打ち蕎麦はおいしくない」と言われていたので、
期待していませんでしたが、全くそんなことはなく、手打ち蕎麦だからこそのおいしさを十分に感じましたし、
近くの山間で採られたと思われる山菜等の天ぷらもおいしくて、自分はとても満足しました。
次は、ここの「道の駅」の名物らしい水車小屋です。
今年は、いつものように桜の名所で一杯呑みながらの撮影はできませんでしたが、山里の桜は本当に美しく、
手打ち蕎麦もおいしくて、今こんな感動を味わっていいのかと思うような体験をできました。
また、例年は桜の名所でのお花見で満足してしまって、自宅近くにひっそりと咲いている桜には
あまり感心を持つことができていなかったのですが、自宅に帰ってきてからも、色々なところで
ひっそりと咲く桜が目にとまるようになって、例年以上に桜をいとしく観賞できた気がします。
今はもう葉桜になってしまい、桜の季節ももうすぐおわりますが、今年も(撮影を含めて)桜を楽しめたことに
感謝したいと思います。