先週、息子の応援に東京に出かけ、息子の所属するチームが負けてしまった後、そのまま帰途につかずに、
昔から、自分が勝手に「聖地」と呼んでいるPENTAXフォーラム(現リコーイメージングスクエア)に初めて立ち寄ることができました。
ちょうど4年前にも、息子の応援のために東京に出かける機会があり、そのときにもPENTAXフォーラムに立ち寄ったのですが、
(その時は、まだリコーイメージングスクエアに改称されていませんでした。)
ちょうど休業日だったため、中に入ることができずに残念な思いをしましたが、今回ようやく中に入ることができました。
まずは、外から見た全体写真です。
フォーラムの入り口には、PENTAXの歴代のさまざまなカメラが展示されており、それらを眺めて楽しんでから、中へと入ることにしました。
フォーラムに入って、最初に中の2つのギャラリーで開催されている2つの写真展を見ました。
ともにネイチャーフォトでしたが、一方は砂漠をもう一方は日本の自然をテーマにしたものであり、共に美しい写真を楽しむことができました。
しかし、ギャラリ-内では写真撮影禁止で、残念ながら写真を撮ることはできませんでした。
次にフォ-ラム内のサービスセンターに移動しました。
受付の方に確認したら、サービスセンター内は、他のお客様が写り込まなければ、写真撮影OKとのことで、
フォ-ラム内の雰囲気写真を何枚か撮影させていただきました。
645Dは購入予定がないため、外から眺めただけでしたが、実物が展示されているのをみたのは初めてだったので、
せっかくなので、実際に触ってファインダーをのぞかせてもらえばよかったと後から後悔しました。
しかし、ちょうどこの日の2週間前に販売が開始された、防水型の新しい双眼鏡が展示されており、その実物を直接触ることができ、
実際に手にとって、使い心地を確認することができました。
今後の野鳥撮影時に、一緒に野鳥観察も楽しむため、10倍×30mmの方のポロプリズム型双眼鏡を、
近いうちに購入することを検討中で、実際に、実物を直接確認できたのはありがたかったです。
(8倍にするか、10倍にするか迷っていたこともあります・・・)
この双眼鏡を手に入れたら、天竜川のダム湖あたりで、対岸から見ることが出来るというヤマセミを観察することを計画しています。
このあと、サービスセンターの修理受付でK-3の調子を見てもらうことにしました。
というのは、K-3の売りのひとつである8.6万画素の測光センサーを用いたマルチパターホワイトバランスの調子が
最近悪いと思っていて(赤かぶりしてしまうという現象があり)、修理受付でいちどみてもらうことにしました。
そうしたら、それはホワイトバランスの微調整設定が、マゼンダよりにシフトしているというだけの現象で、
自分が知らないうちに、 微調整設定を誤って変えてしまったのが原因というたいへん恥ずかしい話でした。
しかし、とりあえず問題はなくてほっとしました・・・。
その後、もう少し中でのんびりしていたくて、中には主に写真集の本棚があり、そこで気になる写真集などを探しました。
本棚には、今まで見たことがなかった植田正治さんの写真集もあり、ぱらぱらと見ていましたが、それ以上に見てみたかった
中井精也さんのサイン入りの「1日1鉄」写真集がおいてあり、それをじっくりと見ることにしました。
中井精也さんの「1日1鉄」は、毎日サイト上でチェックしていますが、写真集というまとまった形でみたのは初めてでした。
そんな(もちろん鉄道を中心とした)さまざまなテーマの写真を見ていたら、思わず胸に熱いものがこみ上げてきてしまいました。
結論としては、本当にとても良い写真集でした。
それにそれぞれの写真については、全ての写真で、その写真を撮影した機材(含レンズ)や、そのときの詳細な撮影データを
確認することができます。
写真を見る人に、知りたい情報をもったいぶらずに教えてあげるという中井精也さんの自信とサービス精神を垣間みる思いがしました。
それらをみながら、改めて「写真は何で撮るかというよりは、その機材で何を撮るか」が大切だなあと、
当たり前のことを、改めて認識しました。
4,500円と値段が高いので、すぐには購入できませんが、いつかは購入しようと心に決めていました。
そんなこんなで、とても楽しい貴重な時間をPENTAXフォーラムですごすことができ、とても満足して
PENTAXフォーラム(現リコーイメージングスクエア)を後にしました。
その後は、そのまま自宅への帰途につきました。
最後に、東京駅で新幹線に乗り込みながら、「自分が東京に来るのは、これが最後かもしれないなあ」という考えが
ふと頭をよぎりました。
それは、これまでに感じたことのない、何か自分の予感のようなものでした。
しかし「仮にそうなっても、もう思い残すことは何もないなあ」といったことを思いながら、今回の充実した旅行を終えて、東京を後にしました。
主に季節の花や野鳥の写真を中心にアップしている写真専用ブログです。 Still lifeというハンドルネームは、自分の好きな作家池澤夏樹さんの芥川賞作品名にちなんで使わせていただいています。 ブログにアップした写真を選別して、Flickrにアップしていますので、もしよろしければご覧ください。 https://www.flickr.com/photos/ryuji_2480/
自己紹介
2014年7月13日日曜日
2014年7月12日土曜日
仲見世~浅草寺
先週、インターカレッジで息子の応援に行ったとき、初日の試合が終わった後の夕方と、
翌日の朝に仲見世~浅草寺あたりを(宿が近かったため)観光のためぶらぶらしました。
このあたりに来るのは、まだ子供がいなかった頃から20数年ぶりで、妻と一緒に来たと思うのですが、
自分の中で、仲見世~浅草寺の記憶はほとんど残っていませんでした。
それよりは、Zorgで寝熊さんがアップされた仲見世のお写真や、植物屋さんがアップされた浅草寺のお写真のほうが、
今の自分の中では、よほど強く印象が残っていた気がします。
最初は、定番の雷門です。
次も定番の、仲見世通りです。
正直言って、懐かしいというよりは、「お~、寝熊さんがアップしていた写真の場所だ!!」という印象でした。
しかし、もう夕方18時近く、仲見世通りはまだ開店していましたが、脇に入る伝法院通の多くの店は、もう閉店していました。
しかし、閉店しているお店のシャッターの、とてもお洒落な和風の雰囲気が素敵で、つい何枚もシャッターの写真を撮ってしまいました。
最後の写真は、シャッターではなくお手洗いの写真です。
お手洗いの入り口もお洒落に飾られていて、つい1枚撮ってしまいました。
伝法院通をもう少し過ぎたあたりでは、たくさんの居酒屋があり、もう提灯を灯しながらの営業が始まっていました。
これらの居酒屋をみると、正直いてもたってもいられなかったのですが、ここは「観光ではなく、息子の応援にきたのだ」と、
自分を戒め、入るのはぐっと我慢しました。
実は、ここまで来たのは、Zorgで植物屋さんが、桜の季節にアップされていた、五重塔付近の日本庭園の雰囲気を見るためでした。
最初、五重塔付近の日本庭園への入り口をぐるぐる回って探していたのですが、見つけることができず、
そういえば「特別な公開日だけ入れる」ようなことを書かれてたことを思い出し、仲見世のあるお店の方に聞いたら、
このあたりから、少しだけ覗ける場所があるようなことを聞き、このあたりをぶらぶらしながらその場所を探していました。
しかし、結果としては、その場所も見つけることができませんでした。
どうも、次の公園の写真の左あたりに、五重塔付近の日本庭園は存在するようなのですが・・・。
しかし、夕刻もかなり過ぎ、仲見世通りも街灯の雰囲気が目立ち始め、この日は宿へと帰ることにしました。
翌日の朝は、自分も妻も緊張のためか朝5時頃に目が覚め、改めて浅草寺に必勝祈願に出かけることにしました。
さすがに朝早くて、人影もまばらでしたが、これだけ朝早いと、仲見世通りで犬を散歩させている人もいました。
雷門を守護するという、風神、雷神像を改めてよく見ましたが、眼光が鋭いことが、とても印象に残りました。
宿への帰りは、妻の要望で隅田川沿いを、散歩しながら帰ることにしました。
ここで、あのアサヒビールのモニュメントを改めて確認しました。
20数年前に、妻と一緒に訪れた際は、このモニュメントがちょうどできた頃で、その形が「う○○」に似ていると
少し話題になっていた頃で、 このモニュメントのことだけはしっかり記憶に残っていたのが、なんとも情けなかったです・・・(^_^;。
隅田川沿いには、たくさんの屋形船が岸に停泊していました。
そういえば、これらの屋形船はよくテレビに登場しますが、とりあえず、停泊している雰囲気を眺めながら
散歩を楽しみました。
途中、隅田川の渡しに関する看板を見かけて撮影しましたが、それがどうもこれらの屋形船の由来であることも初めて知りました。
隅田川沿いの散歩を終え、少し高台に上がったところから、遠くにスカイツリーを望みながら、屋形船を見おろし、
この朝の散歩を終えて、この日の応援のための朝食をとるため、宿へと戻りました。
翌日の朝に仲見世~浅草寺あたりを(宿が近かったため)観光のためぶらぶらしました。
このあたりに来るのは、まだ子供がいなかった頃から20数年ぶりで、妻と一緒に来たと思うのですが、
自分の中で、仲見世~浅草寺の記憶はほとんど残っていませんでした。
それよりは、Zorgで寝熊さんがアップされた仲見世のお写真や、植物屋さんがアップされた浅草寺のお写真のほうが、
今の自分の中では、よほど強く印象が残っていた気がします。
最初は、定番の雷門です。
次も定番の、仲見世通りです。
正直言って、懐かしいというよりは、「お~、寝熊さんがアップしていた写真の場所だ!!」という印象でした。
しかし、もう夕方18時近く、仲見世通りはまだ開店していましたが、脇に入る伝法院通の多くの店は、もう閉店していました。
しかし、閉店しているお店のシャッターの、とてもお洒落な和風の雰囲気が素敵で、つい何枚もシャッターの写真を撮ってしまいました。
最後の写真は、シャッターではなくお手洗いの写真です。
お手洗いの入り口もお洒落に飾られていて、つい1枚撮ってしまいました。
伝法院通をもう少し過ぎたあたりでは、たくさんの居酒屋があり、もう提灯を灯しながらの営業が始まっていました。
これらの居酒屋をみると、正直いてもたってもいられなかったのですが、ここは「観光ではなく、息子の応援にきたのだ」と、
自分を戒め、入るのはぐっと我慢しました。
実は、ここまで来たのは、Zorgで植物屋さんが、桜の季節にアップされていた、五重塔付近の日本庭園の雰囲気を見るためでした。
最初、五重塔付近の日本庭園への入り口をぐるぐる回って探していたのですが、見つけることができず、
そういえば「特別な公開日だけ入れる」ようなことを書かれてたことを思い出し、仲見世のあるお店の方に聞いたら、
このあたりから、少しだけ覗ける場所があるようなことを聞き、このあたりをぶらぶらしながらその場所を探していました。
しかし、結果としては、その場所も見つけることができませんでした。
どうも、次の公園の写真の左あたりに、五重塔付近の日本庭園は存在するようなのですが・・・。
しかし、夕刻もかなり過ぎ、仲見世通りも街灯の雰囲気が目立ち始め、この日は宿へと帰ることにしました。
翌日の朝は、自分も妻も緊張のためか朝5時頃に目が覚め、改めて浅草寺に必勝祈願に出かけることにしました。
さすがに朝早くて、人影もまばらでしたが、これだけ朝早いと、仲見世通りで犬を散歩させている人もいました。
雷門を守護するという、風神、雷神像を改めてよく見ましたが、眼光が鋭いことが、とても印象に残りました。
宿への帰りは、妻の要望で隅田川沿いを、散歩しながら帰ることにしました。
ここで、あのアサヒビールのモニュメントを改めて確認しました。
20数年前に、妻と一緒に訪れた際は、このモニュメントがちょうどできた頃で、その形が「う○○」に似ていると
少し話題になっていた頃で、 このモニュメントのことだけはしっかり記憶に残っていたのが、なんとも情けなかったです・・・(^_^;。
隅田川沿いには、たくさんの屋形船が岸に停泊していました。
そういえば、これらの屋形船はよくテレビに登場しますが、とりあえず、停泊している雰囲気を眺めながら
散歩を楽しみました。
途中、隅田川の渡しに関する看板を見かけて撮影しましたが、それがどうもこれらの屋形船の由来であることも初めて知りました。
隅田川沿いの散歩を終え、少し高台に上がったところから、遠くにスカイツリーを望みながら、屋形船を見おろし、
この朝の散歩を終えて、この日の応援のための朝食をとるため、宿へと戻りました。
2014年7月6日日曜日
インターカレッジ
あらかじめお断りしてきますと、今回アップするものは、全くの親バカな内容となりますので、もしご覧いただける場合、
親バカぶりをご笑覧いただけましたら幸いと思いながらアップさせていただきますことを、どうかご了解ください。
息子が現在所属している同志社大学卓球部が本年度のインターカレッジに出場することになり、そのベンチ入りメンバーに
入れていただけることになったとのことで、 息子が試合に出場することは期待せずに、昨日、一昨日と、同志社大学卓球部の応援に
東京まで出かけてきました。
最初は会場となった墨田区総合体育館です。残念ながら、天気はあまりすぐれませんでした。
次は、試合開始前の会場・選手の雰囲気写真です。
大会では、最初3チームで予選リーグを行い、上位2チームが決勝トーナメントに進むことができます。
同志社大学は、予選第1試合で北海学園大学との対戦です。次は第1試合前に、気合を入れるために円陣を組む選手たちです。
次は、第1ゲームで同志社大学のエース、今西選手がサーブを打つ瞬間です。
予選第1試合は3-0で快勝し、決勝トーナメントに駒を進めることができました。
第1試合が終わると、もう昼近くで、お昼を食べに少し外に出ることにしました。
会場の墨田区総合体育館には、 墨田区名誉市民の元巨人軍王貞治選手の記念コーナーが設けられており、
王選手の足跡をたどって楽しむことができました。
外の公園にでてベンチで休んでいると、スズメが近寄ってきました。
以前植物屋さんが「東京のスズメは、人を恐がらない」といわれていましたが、何かをついばむために近寄ってきては、
カメラを向けると少し離れて行き、また近寄ってきて・・・、といったことを繰り返しながら1枚だけそのスズメを撮影しました。
お昼は、近くのラーメン屋さんで食事をとりました。
何のラーメンを食べようか迷いましたが、結局このお店の期間限定オリジナルというイタリアン風ラーメン、
名前は「ガーリック・トマト・ラーメン」を食べました。
さすが東京、ちょっとしたラーメン屋さんでもいろいろな趣向を凝らしていて、また、その味もスパイシーで
ラーメンともよくあっていて、トマトパスタ大好きな自分は、たいへんおいしくいただくことができました。
午後会場に戻り、予選第2試合、同志社大学は、昨年度準優勝の強豪、早稲田大学と対戦しました。
次は、第1ゲームで同志社大学のエース、今西選手が必死で応戦する瞬間です。
この試合は、たいへんな実力差がありながらも、同志社大学はたいへん善戦しましたが、残念なが0-3で惜敗しました。
この日の予選は、この2試合で終了です。
翌日も天気がすぐれませんでしたが、次の写真は、朝ホテルの近くから見えたスカイツリーを撮影したものです。
スカイツリーは、天気がすぐれないと上部が見れないということを初めて知りました。
2日目、決勝トーナメントの第1試合は、慶応大学との対戦です。
次は、第1ゲームで同志社大学のエース、今西選手がスマッシュを決めた瞬間を、連射で撮影したものです。
野鳥写真撮影でも、これまで連射を使用したことはありませんでしたが、今回よいシーンを撮るためには
連射を使用しないと無理だと判断し、初めて連射を使用して、その威力を実感しました。
試合は、実力が伯仲する両チーム間でのたいへんな熱戦となりましたが、 初戦をなんとか制した同志社が3-0で辛勝し、
次に駒を進めることができました。
第1試合が終わるとまたお昼近くで、外で食事をしましたが、天気が少し回復し、体育館からみえたスカイツリーは、
かなり上のほうまで見ることが出来ました。
決勝トーナメント第2戦は、同じ関西リーグの関西学院大学との対戦です。
同志社大学は、今年の関西リーグで関西学院大学に勝ったことがなく、試合に勝つのは難しいことが予想されました。
第1ゲーム、同志社大学のエース今西選手が善戦しましたが、残念ながら惜敗しました。
この試合の第2ゲームで、これまでずっとベンチでの応援、出場する選手の試合前のウォーミングアップ相手をしていた息子が
試合に起用していただくことになりました。
恥ずかしながら、親として緊張で心臓はバクバクし、カメラを持つ手も震えていましたが、最後までしっかり見届けようと
覚悟をきめてカメラを構えました。
最初は、試合前に監督から指示を受ける息子です。
次は、第1セットで1ポイント取り、ガッツポーズで、チームメートに支えられながら喜ぶ姿です。
第1セットはジュースにもつれ込む接戦となりましたが、残念ながら第1セットを取ることができませんでした。
次は、第1セット終了後、チームメートからアドバイスを受けている姿です。
次は第2セットで、1ポイントとった瞬間と、1ポイントとってガッツポーズした瞬間です。
しかし残念ながら、第2セットも落としてしまいました。
第3セットは、とてもカメラを撮れる状態でなく、結果はともかく、この試合の様子を最後まで心に焼き付けておこうと、
自分の目で直接見ながら、必死で応援しました。
第3セットは、先にマッチポイントを取られた後、もう少しでジュースに届くかというところまで粘りましたが、
残念ながら1セットも取れずに、この試合を落としてしまいました。
次は、相手選手の喜ぶ姿とは対照的に、肩を落としてベンチに戻ってくる姿です。
同志社大学卓球部は、この試合の次の第3ゲームも落とし、最終的にベスト16で、今回のインターカレッジは終了となりました。
試合が終わって感じたことを、最後に少しだけまとめたいと思います。
こういった世界の場合、いつまでも勝ち続けることは不可能であり、(仮に世界一になっても、その先には世代交代が待っています)
息子の場合、この先、この道のプロフェッショナルで生きていくわけではないので、(負け惜しみで書くわけではありませんが)
これからの人生で、こういった仲間との絆や、自分との戦いの中で培ったものを、ぜひ生かしてほしいと願います。
もうひとつは、息子の場合、卓球選手のスタイルでいうと、昔はドライブマンでしたが、大学に入ってから、
ドライブマンでは通用しないと判断して、自分から「特殊タイプ」という人と違ったスタイルを選択しました。
そういったスタイルを選択したのであれば、自分のように、何をやってもすぐに後悔して諦めることがないよう、
最後まで「特殊タイプ」にこだわって、自分が納得できるまで頑張ってほしいと願います。
しかし、これらは自分の失敗をふまえての親の身勝手な願いであり、息子が最終的にどういった考え方を選択するかは、
本人の問題であることはいうまでもありません。
息子の試合を見るのは3年ぶりで、「特殊タイプ」にスタイルを変更してからは、はじめての試合観戦でした。
最近どのようなスポーツを観ても、(歳のせいで)胸が高まることもありませんでしたが、今回久しぶりに
熱い気持ちを思い出し、ほんとうに良い経験をさせていただけたと、感謝の気持ちでいっぱいです。
最後に、おまけで少しよけいな気もしますが、 息子が1歳頃に撮った息子の写真をアップして終わりたいと思います。
この写真をみると、とても懐かいとともに、昔も今も、自分はいつも写真に救われてきたなあという気持ちでいっぱいになります。
写真タイトルは「はいチーズ!!」です。
親バカぶりをご笑覧いただけましたら幸いと思いながらアップさせていただきますことを、どうかご了解ください。
息子が現在所属している同志社大学卓球部が本年度のインターカレッジに出場することになり、そのベンチ入りメンバーに
入れていただけることになったとのことで、 息子が試合に出場することは期待せずに、昨日、一昨日と、同志社大学卓球部の応援に
東京まで出かけてきました。
最初は会場となった墨田区総合体育館です。残念ながら、天気はあまりすぐれませんでした。
次は、試合開始前の会場・選手の雰囲気写真です。
大会では、最初3チームで予選リーグを行い、上位2チームが決勝トーナメントに進むことができます。
同志社大学は、予選第1試合で北海学園大学との対戦です。次は第1試合前に、気合を入れるために円陣を組む選手たちです。
次は、第1ゲームで同志社大学のエース、今西選手がサーブを打つ瞬間です。
予選第1試合は3-0で快勝し、決勝トーナメントに駒を進めることができました。
第1試合が終わると、もう昼近くで、お昼を食べに少し外に出ることにしました。
会場の墨田区総合体育館には、 墨田区名誉市民の元巨人軍王貞治選手の記念コーナーが設けられており、
王選手の足跡をたどって楽しむことができました。
外の公園にでてベンチで休んでいると、スズメが近寄ってきました。
以前植物屋さんが「東京のスズメは、人を恐がらない」といわれていましたが、何かをついばむために近寄ってきては、
カメラを向けると少し離れて行き、また近寄ってきて・・・、といったことを繰り返しながら1枚だけそのスズメを撮影しました。
お昼は、近くのラーメン屋さんで食事をとりました。
何のラーメンを食べようか迷いましたが、結局このお店の期間限定オリジナルというイタリアン風ラーメン、
名前は「ガーリック・トマト・ラーメン」を食べました。
さすが東京、ちょっとしたラーメン屋さんでもいろいろな趣向を凝らしていて、また、その味もスパイシーで
ラーメンともよくあっていて、トマトパスタ大好きな自分は、たいへんおいしくいただくことができました。
午後会場に戻り、予選第2試合、同志社大学は、昨年度準優勝の強豪、早稲田大学と対戦しました。
次は、第1ゲームで同志社大学のエース、今西選手が必死で応戦する瞬間です。
この試合は、たいへんな実力差がありながらも、同志社大学はたいへん善戦しましたが、残念なが0-3で惜敗しました。
この日の予選は、この2試合で終了です。
翌日も天気がすぐれませんでしたが、次の写真は、朝ホテルの近くから見えたスカイツリーを撮影したものです。
スカイツリーは、天気がすぐれないと上部が見れないということを初めて知りました。
2日目、決勝トーナメントの第1試合は、慶応大学との対戦です。
次は、第1ゲームで同志社大学のエース、今西選手がスマッシュを決めた瞬間を、連射で撮影したものです。
野鳥写真撮影でも、これまで連射を使用したことはありませんでしたが、今回よいシーンを撮るためには
連射を使用しないと無理だと判断し、初めて連射を使用して、その威力を実感しました。
試合は、実力が伯仲する両チーム間でのたいへんな熱戦となりましたが、 初戦をなんとか制した同志社が3-0で辛勝し、
次に駒を進めることができました。
第1試合が終わるとまたお昼近くで、外で食事をしましたが、天気が少し回復し、体育館からみえたスカイツリーは、
かなり上のほうまで見ることが出来ました。
決勝トーナメント第2戦は、同じ関西リーグの関西学院大学との対戦です。
同志社大学は、今年の関西リーグで関西学院大学に勝ったことがなく、試合に勝つのは難しいことが予想されました。
第1ゲーム、同志社大学のエース今西選手が善戦しましたが、残念ながら惜敗しました。
この試合の第2ゲームで、これまでずっとベンチでの応援、出場する選手の試合前のウォーミングアップ相手をしていた息子が
試合に起用していただくことになりました。
恥ずかしながら、親として緊張で心臓はバクバクし、カメラを持つ手も震えていましたが、最後までしっかり見届けようと
覚悟をきめてカメラを構えました。
最初は、試合前に監督から指示を受ける息子です。
次は、第1セットで1ポイント取り、ガッツポーズで、チームメートに支えられながら喜ぶ姿です。
第1セットはジュースにもつれ込む接戦となりましたが、残念ながら第1セットを取ることができませんでした。
次は、第1セット終了後、チームメートからアドバイスを受けている姿です。
次は第2セットで、1ポイントとった瞬間と、1ポイントとってガッツポーズした瞬間です。
しかし残念ながら、第2セットも落としてしまいました。
第3セットは、とてもカメラを撮れる状態でなく、結果はともかく、この試合の様子を最後まで心に焼き付けておこうと、
自分の目で直接見ながら、必死で応援しました。
第3セットは、先にマッチポイントを取られた後、もう少しでジュースに届くかというところまで粘りましたが、
残念ながら1セットも取れずに、この試合を落としてしまいました。
次は、相手選手の喜ぶ姿とは対照的に、肩を落としてベンチに戻ってくる姿です。
同志社大学卓球部は、この試合の次の第3ゲームも落とし、最終的にベスト16で、今回のインターカレッジは終了となりました。
試合が終わって感じたことを、最後に少しだけまとめたいと思います。
こういった世界の場合、いつまでも勝ち続けることは不可能であり、(仮に世界一になっても、その先には世代交代が待っています)
息子の場合、この先、この道のプロフェッショナルで生きていくわけではないので、(負け惜しみで書くわけではありませんが)
これからの人生で、こういった仲間との絆や、自分との戦いの中で培ったものを、ぜひ生かしてほしいと願います。
もうひとつは、息子の場合、卓球選手のスタイルでいうと、昔はドライブマンでしたが、大学に入ってから、
ドライブマンでは通用しないと判断して、自分から「特殊タイプ」という人と違ったスタイルを選択しました。
そういったスタイルを選択したのであれば、自分のように、何をやってもすぐに後悔して諦めることがないよう、
最後まで「特殊タイプ」にこだわって、自分が納得できるまで頑張ってほしいと願います。
しかし、これらは自分の失敗をふまえての親の身勝手な願いであり、息子が最終的にどういった考え方を選択するかは、
本人の問題であることはいうまでもありません。
息子の試合を見るのは3年ぶりで、「特殊タイプ」にスタイルを変更してからは、はじめての試合観戦でした。
最近どのようなスポーツを観ても、(歳のせいで)胸が高まることもありませんでしたが、今回久しぶりに
熱い気持ちを思い出し、ほんとうに良い経験をさせていただけたと、感謝の気持ちでいっぱいです。
最後に、おまけで少しよけいな気もしますが、 息子が1歳頃に撮った息子の写真をアップして終わりたいと思います。
この写真をみると、とても懐かいとともに、昔も今も、自分はいつも写真に救われてきたなあという気持ちでいっぱいになります。
写真タイトルは「はいチーズ!!」です。
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