2014年7月12日土曜日

仲見世~浅草寺

先週、インターカレッジで息子の応援に行ったとき、初日の試合が終わった後の夕方と、
翌日の朝に仲見世~浅草寺あたりを(宿が近かったため)観光のためぶらぶらしました。

このあたりに来るのは、まだ子供がいなかった頃から20数年ぶりで、妻と一緒に来たと思うのですが、
自分の中で、仲見世~浅草寺の記憶はほとんど残っていませんでした。

それよりは、Zorgで寝熊さんがアップされた仲見世のお写真や、植物屋さんがアップされた浅草寺のお写真のほうが、
今の自分の中では、よほど強く印象が残っていた気がします。

最初は、定番の雷門です。


次も定番の、仲見世通りです。


正直言って、懐かしいというよりは、「お~、寝熊さんがアップしていた写真の場所だ!!」という印象でした。

しかし、もう夕方18時近く、仲見世通りはまだ開店していましたが、脇に入る伝法院通の多くの店は、もう閉店していました。
しかし、閉店しているお店のシャッターの、とてもお洒落な和風の雰囲気が素敵で、つい何枚もシャッターの写真を撮ってしまいました。








最後の写真は、シャッターではなくお手洗いの写真です。
お手洗いの入り口もお洒落に飾られていて、つい1枚撮ってしまいました。

伝法院通をもう少し過ぎたあたりでは、たくさんの居酒屋があり、もう提灯を灯しながらの営業が始まっていました。



これらの居酒屋をみると、正直いてもたってもいられなかったのですが、ここは「観光ではなく、息子の応援にきたのだ」と、
自分を戒め、入るのはぐっと我慢しました。

実は、ここまで来たのは、Zorgで植物屋さんが、桜の季節にアップされていた、五重塔付近の日本庭園の雰囲気を見るためでした。

最初、五重塔付近の日本庭園への入り口をぐるぐる回って探していたのですが、見つけることができず、
そういえば「特別な公開日だけ入れる」ようなことを書かれてたことを思い出し、仲見世のあるお店の方に聞いたら、
このあたりから、少しだけ覗ける場所があるようなことを聞き、このあたりをぶらぶらしながらその場所を探していました。

しかし、結果としては、その場所も見つけることができませんでした。
どうも、次の公園の写真の左あたりに、五重塔付近の日本庭園は存在するようなのですが・・・。


しかし、夕刻もかなり過ぎ、仲見世通りも街灯の雰囲気が目立ち始め、この日は宿へと帰ることにしました。



翌日の朝は、自分も妻も緊張のためか朝5時頃に目が覚め、改めて浅草寺に必勝祈願に出かけることにしました。




さすがに朝早くて、人影もまばらでしたが、これだけ朝早いと、仲見世通りで犬を散歩させている人もいました。


雷門を守護するという、風神、雷神像を改めてよく見ましたが、眼光が鋭いことが、とても印象に残りました。



宿への帰りは、妻の要望で隅田川沿いを、散歩しながら帰ることにしました。

ここで、あのアサヒビールのモニュメントを改めて確認しました。


20数年前に、妻と一緒に訪れた際は、このモニュメントがちょうどできた頃で、その形が「う○○」に似ていると
少し話題になっていた頃で、 このモニュメントのことだけはしっかり記憶に残っていたのが、なんとも情けなかったです・・・(^_^;。

隅田川沿いには、たくさんの屋形船が岸に停泊していました。
そういえば、これらの屋形船はよくテレビに登場しますが、とりあえず、停泊している雰囲気を眺めながら
散歩を楽しみました。


途中、隅田川の渡しに関する看板を見かけて撮影しましたが、それがどうもこれらの屋形船の由来であることも初めて知りました。


隅田川沿いの散歩を終え、少し高台に上がったところから、遠くにスカイツリーを望みながら、屋形船を見おろし、
この朝の散歩を終えて、この日の応援のための朝食をとるため、宿へと戻りました。



2014年7月6日日曜日

インターカレッジ

あらかじめお断りしてきますと、今回アップするものは、全くの親バカな内容となりますので、もしご覧いただける場合、
親バカぶりをご笑覧いただけましたら幸いと思いながらアップさせていただきますことを、どうかご了解ください。

息子が現在所属している同志社大学卓球部が本年度のインターカレッジに出場することになり、そのベンチ入りメンバーに
入れていただけることになったとのことで、 息子が試合に出場することは期待せずに、昨日、一昨日と、同志社大学卓球部の応援に
東京まで出かけてきました。

最初は会場となった墨田区総合体育館です。残念ながら、天気はあまりすぐれませんでした。


 次は、試合開始前の会場・選手の雰囲気写真です。


 大会では、最初3チームで予選リーグを行い、上位2チームが決勝トーナメントに進むことができます。

同志社大学は、予選第1試合で北海学園大学との対戦です。次は第1試合前に、気合を入れるために円陣を組む選手たちです。


次は、第1ゲームで同志社大学のエース、今西選手がサーブを打つ瞬間です。


予選第1試合は3-0で快勝し、決勝トーナメントに駒を進めることができました。

第1試合が終わると、もう昼近くで、お昼を食べに少し外に出ることにしました。
会場の墨田区総合体育館には、 墨田区名誉市民の元巨人軍王貞治選手の記念コーナーが設けられており、
王選手の足跡をたどって楽しむことができました。





外の公園にでてベンチで休んでいると、スズメが近寄ってきました。

以前植物屋さんが「東京のスズメは、人を恐がらない」といわれていましたが、何かをついばむために近寄ってきては、
カメラを向けると少し離れて行き、また近寄ってきて・・・、といったことを繰り返しながら1枚だけそのスズメを撮影しました。



お昼は、近くのラーメン屋さんで食事をとりました。
何のラーメンを食べようか迷いましたが、結局このお店の期間限定オリジナルというイタリアン風ラーメン、
名前は「ガーリック・トマト・ラーメン」を食べました。


さすが東京、ちょっとしたラーメン屋さんでもいろいろな趣向を凝らしていて、また、その味もスパイシーで
ラーメンともよくあっていて、トマトパスタ大好きな自分は、たいへんおいしくいただくことができました。

午後会場に戻り、予選第2試合、同志社大学は、昨年度準優勝の強豪、早稲田大学と対戦しました。


次は、第1ゲームで同志社大学のエース、今西選手が必死で応戦する瞬間です。


この試合は、たいへんな実力差がありながらも、同志社大学はたいへん善戦しましたが、残念なが0-3で惜敗しました。
この日の予選は、この2試合で終了です。

翌日も天気がすぐれませんでしたが、次の写真は、朝ホテルの近くから見えたスカイツリーを撮影したものです。


スカイツリーは、天気がすぐれないと上部が見れないということを初めて知りました。

2日目、決勝トーナメントの第1試合は、慶応大学との対戦です。


次は、第1ゲームで同志社大学のエース、今西選手がスマッシュを決めた瞬間を、連射で撮影したものです。



野鳥写真撮影でも、これまで連射を使用したことはありませんでしたが、今回よいシーンを撮るためには
連射を使用しないと無理だと判断し、初めて連射を使用して、その威力を実感しました。

試合は、実力が伯仲する両チーム間でのたいへんな熱戦となりましたが、 初戦をなんとか制した同志社が3-0で辛勝し、
次に駒を進めることができました。

第1試合が終わるとまたお昼近くで、外で食事をしましたが、天気が少し回復し、体育館からみえたスカイツリーは、
かなり上のほうまで見ることが出来ました。


決勝トーナメント第2戦は、同じ関西リーグの関西学院大学との対戦です。
同志社大学は、今年の関西リーグで関西学院大学に勝ったことがなく、試合に勝つのは難しいことが予想されました。

第1ゲーム、同志社大学のエース今西選手が善戦しましたが、残念ながら惜敗しました。


この試合の第2ゲームで、これまでずっとベンチでの応援、出場する選手の試合前のウォーミングアップ相手をしていた息子が
試合に起用していただくことになりました。

恥ずかしながら、親として緊張で心臓はバクバクし、カメラを持つ手も震えていましたが、最後までしっかり見届けようと
覚悟をきめてカメラを構えました。

最初は、試合前に監督から指示を受ける息子です。



次は、第1セットで1ポイント取り、ガッツポーズで、チームメートに支えられながら喜ぶ姿です。



第1セットはジュースにもつれ込む接戦となりましたが、残念ながら第1セットを取ることができませんでした。

次は、第1セット終了後、チームメートからアドバイスを受けている姿です。


 次は第2セットで、1ポイントとった瞬間と、1ポイントとってガッツポーズした瞬間です。



しかし残念ながら、第2セットも落としてしまいました。

第3セットは、とてもカメラを撮れる状態でなく、結果はともかく、この試合の様子を最後まで心に焼き付けておこうと、
自分の目で直接見ながら、必死で応援しました。

第3セットは、先にマッチポイントを取られた後、もう少しでジュースに届くかというところまで粘りましたが、
残念ながら1セットも取れずに、この試合を落としてしまいました。


 次は、相手選手の喜ぶ姿とは対照的に、肩を落としてベンチに戻ってくる姿です。


同志社大学卓球部は、この試合の次の第3ゲームも落とし、最終的にベスト16で、今回のインターカレッジは終了となりました。

試合が終わって感じたことを、最後に少しだけまとめたいと思います。

こういった世界の場合、いつまでも勝ち続けることは不可能であり、(仮に世界一になっても、その先には世代交代が待っています)
息子の場合、この先、この道のプロフェッショナルで生きていくわけではないので、(負け惜しみで書くわけではありませんが)
これからの人生で、こういった仲間との絆や、自分との戦いの中で培ったものを、ぜひ生かしてほしいと願います。

もうひとつは、息子の場合、卓球選手のスタイルでいうと、昔はドライブマンでしたが、大学に入ってから、
ドライブマンでは通用しないと判断して、自分から「特殊タイプ」という人と違ったスタイルを選択しました。
そういったスタイルを選択したのであれば、自分のように、何をやってもすぐに後悔して諦めることがないよう、
最後まで「特殊タイプ」にこだわって、自分が納得できるまで頑張ってほしいと願います。

しかし、これらは自分の失敗をふまえての親の身勝手な願いであり、息子が最終的にどういった考え方を選択するかは、
本人の問題であることはいうまでもありません。

息子の試合を見るのは3年ぶりで、「特殊タイプ」にスタイルを変更してからは、はじめての試合観戦でした。
最近どのようなスポーツを観ても、(歳のせいで)胸が高まることもありませんでしたが、今回久しぶりに
熱い気持ちを思い出し、ほんとうに良い経験をさせていただけたと、感謝の気持ちでいっぱいです。

最後に、おまけで少しよけいな気もしますが、 息子が1歳頃に撮った息子の写真をアップして終わりたいと思います。
この写真をみると、とても懐かいとともに、昔も今も、自分はいつも写真に救われてきたなあという気持ちでいっぱいになります。

写真タイトルは「はいチーズ!!」です。


2014年6月29日日曜日

いつもの湖畔公園で

最近すこしご無沙汰していましたが、いつもの湖畔公園に野鳥の様子を少し見に行ってきました。

最初はカワセミさんの住処ですが、ここにはカワセミを狙っている10人近くの鳥撮りさんが、大砲を並べていました。
自分も少しだけ近くからカワセミを狙ってみましたが、なかなか現れる気配はなく、たまたまやってきた2羽のアオサギさんを
それぞれ続けて撮影しました。
2羽のアオサギは、一緒に飛んできたのですが、1羽は樹にとまり、1羽は下の川に舞い降りたのですが、
舞い降りる(た)瞬間をそれぞれ撮影しました。



カワセミを狙うのは早々に諦めて、次にいつものカワウの場所に移動することにしました。

移動途中、オオヨシキリの声がにぎやかでしたが、1羽の姿を発見して撮影しました。


途中で意味もなく、なんとなく野良猫を撮影。


いつものカワウの場所で、いつものカワウを撮影。
風がとても強くて、カワウのいる場所では、少し波しぶきも見られました。


 この日は、この場所もなんとなく早々に諦めて、先へと移動しました。
 移動途中で、いつものカワウの場所を、別角度から撮影しました。カワウの姿は少なかったです。


公園の中央付近にある休憩所の屋根にカラスがとまっていましたが、風に立ち向かうように羽を広げた瞬間を
なんとなく撮影しました。


ここも早々に立ち去り、次に、この日なんとなく行って見たいと思っていた森への入り口へと移動しました。

森の入り口では、何度か、色々な野鳥を撮影したことがあるので、なんとなく入り口で立ち止まって様子をみていましたが、
理由は不明ですが、森の上空を、ツバメの大群が旋回するように飛んでいたので、なんとなく撮影しました。


森の入り口で、撮影をしていたら、ひとりの人が通り過ぎて行き、どんどん森の中へと入っていきました。
そういえば不思議なことながら、自分は森の中へ入ったことがなく、なんとなく引き寄せられるように森の中へと自分も入って行くことにしました。

そうしたら、森に入ってすぐあたりのところで、さまざま種類の野鳥の鳴き声が聞こえて、しばらくそこで立ち止まって、
野鳥の姿を探しました。

最初に見つけたのは、小さなきつつきコゲラくんでした。
撮影には成功しましたが、ISO感度を上げるのを忘れて、遅いシャッターで撮影したため、手ぶれは起こしていないのですが、
撮影する瞬間に、コゲラくんが動いたため、少しぶれた写真になってしまいました。


次も数羽のコゲラくんの姿を確認。その1羽を撮影しました。
最初はサンヨンで撮った状態そのままの写真です。2枚目はそれをトリミングした写真です。
ISO6400での撮影だったため、トリミングしたものは、やはりかなり解像感が損なわれています。



次に見つけたのは、シジュウカラでした。
体が少し丸っこく感じて、最初一瞬「ヒガラかな」と何となく思ったのですが、後で家に帰って調べたところ、
喉もとの黒いラインがおなかまで伸びていたので、やはりシジュウカラだとわかりました。

次も、最初はサンヨンで撮った状態そのままの写真です。2枚目はそれをトリミングした写真です。
ISO6400での撮影だったため、これもトリミングしたものは解像感が損なわれています。



鳴き声から、もっとたくさんの野鳥がいるのはわかったのですが、しばらくすると野鳥の声が聞こえなくなり、
とりあえず、もっと森の中へと入ってみることにしました。

森の中の道は、次のような感じです。
(サンヨンしか持っていなかったため、一部の切り取り写真しか撮れませんでしたが・・・)



森の中の道を進んでいくと、周囲から「カサカサ」という、何かの大群が移動する音が聞こえ、なにごとかと、少しびびってしまいました。
(一瞬なんとなく、インディージョーンズの世界に入り込んだ気分でした・・・(^_^;)

その音は、ほとんどが5mm程度の小さな子供アカテガニが、人の気配を察知して、物陰に隠れるときに発生しているものだと判明しました。

そのアカテガニの写真も撮ってみました。
子供アカテガニは白い体をしていますが、最初は大人になりかかった10mm程度の大きさのアカテガニです。


次は、物陰に隠れてこちらの様子を窺っている大人アカテガニの写真です。


ほとんどがすぐに物陰に隠れて、すぐ姿を見失ってしまうのですが、次は全体をとらえた大人アカテガニです。


森の中の道を進んでいくと、結局100m程度で住宅街にでたので、また引き返してきました。
森の入り口あたりに戻ってくると、そこの田んぼには、人の気配をあまり恐れないアカテガニの姿を
たくさん確認することができました。



 そろそろ帰ることにしましたが、いつもはもと来た道を引き返すことが多いのですが、この日はなんとなく、
小さな湖を一周して帰ることにしました。

道すがら、オオヨシキリの鳴き声は、たくさん確認することができました。
帰り道では、野鳥にあえることは期待していませんでしたが、途中、地面を歩くムクさんの姿を確認して1枚撮影しました。


 もう少し行ったところで、たくさんのメジロさんの鳴き声を確認して、少し立ち止まって、メジロさんの姿を探して1枚撮影しました。


同じ場所で、シジュウカラの姿も確認。 シジュウカラも1枚撮影しました。


この日は、珍しい野鳥には出会えませんでしたが、それでもたくさんの野鳥の撮影に成功したので、やはり満足した日となりました。

また、この公園での初めての森の中での体験は新鮮で、この湖畔公園の奥深さを改めて認識して、また来るのを楽しみに、
ようやく帰途につきました。