ラベル K-1Ⅱ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル K-1Ⅱ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020年4月11日土曜日

山里の桜

 今年は、お花見(桜の下での1杯)はやめ、桜の撮影も自宅近くの桜の名所ではなく、
いつもの古本屋のMさんに教えていただいた、自宅から40kmほど北の山里にある、とある小学校に
出かけることにしました。

 今回は、桜を撮るというよりは、桜が咲いている雰囲気を撮ることがメインになるだろうと考え、
K-1にズームレンズのDFA24-70mmをつけ、桜をアップで撮影することも考え、
念のためDA200mmも持参しましたが、DA200mmは結局使用しませんでした。

 出発して20kmを過ぎたあたりから山道に入りましたが、新緑の中を走りながら、所々でみかける桜が
なんとも美しく、撮影する前からそれだけで感動し、胸一杯になりながら目的の小学校に到着しました。

 外部の人間が入るのはあまり好ましくないかも知れないと思いながらも、満開の桜が咲く校庭を、
ブラブラと撮影させていただきました。

 最初は、校庭(運動場)全体を眺めた写真です。


 学び舎への通い道の桜のトンネル。


 桜と子供達の遊具の組み合わせはどこか懐かしく、なんともほのぼのとした気持ちで撮影しました。




 運動場の片隅。


 校庭から眺めた遠く(近く?)の山。



桜のアップは、70mm側で撮影しました。


 その後、これまたいつもの古本屋のMさんに教えていただいた「道の駅」に移動することにしました。

 「道の駅」までの途中の道も、やはり新緑の中に咲く桜が美しく、しかし道が細くて、
なかなか途中で駐車して撮影することができませんでしたが、それでも駐車できるスペースをみつけて、
何枚か撮影することができました。



 「道の駅」に到着。



 「道の駅」で昼食をとる予定でしたが、昼にはまだ早く「道の駅」周辺でもブラブラ撮影しました。



 「道の駅」では、桜以外にプランター等に植えられている花々も綺麗で撮影がとても楽しかったです。
 きっと、こういう場所だからこそ感じる美しさという気がしました。






 その後「道の駅」の「熊(くんま)かあさんの店」という食堂で、手打ち蕎麦をいただきました。


 いつもの古本屋のMさんからは「ここの手打ち蕎麦はおいしくない」と言われていたので、
期待していませんでしたが、全くそんなことはなく、手打ち蕎麦だからこそのおいしさを十分に感じましたし、
近くの山間で採られたと思われる山菜等の天ぷらもおいしくて、自分はとても満足しました。



 次は、ここの「道の駅」の名物らしい水車小屋です。



 最後は、水車小屋あたりから眺めた、やはり山里の桜の風景です。


 今年は、いつものように桜の名所で一杯呑みながらの撮影はできませんでしたが、山里の桜は本当に美しく、
手打ち蕎麦もおいしくて、今こんな感動を味わっていいのかと思うような体験をできました。

 また、例年は桜の名所でのお花見で満足してしまって、自宅近くにひっそりと咲いている桜には
あまり感心を持つことができていなかったのですが、自宅に帰ってきてからも、色々なところで
ひっそりと咲く桜が目にとまるようになって、例年以上に桜をいとしく観賞できた気がします。

 今はもう葉桜になってしまい、桜の季節ももうすぐおわりますが、今年も(撮影を含めて)桜を楽しめたことに
感謝したいと思います。

2020年3月1日日曜日

河津さくら

 先週は、もうこのまま本格的な春になるのではと思うくらい暖かかったですが、またすこし寒くなりました。

 ただ、今年の河津さくらは例年は今頃が満開ですが、先週もう満開との情報を得て、
また、いつもは湖畔公園に撮影に行っていましたが、今年は自宅からもっと近い遺跡公園でも咲いているとの情報を得て、
遺跡公園に撮影に出かけました。

 撮影に持参したのは、DFA50mmF1.4をつけたK-1mⅡです。
 当初FAlimitedレンズを持参予定でしたが、自宅を出発しようとしたら天気雨がパラパラしており、
急きょ防滴レンズのDFA50mmF1.4に変更しました。

 最初は、遺跡公園の枯れたあじさいと新芽の写真です。どこか新春を感じられる気がして撮影。


 河津さくらがどこに咲いているかわからず公園内をブラブラ、昔浜名湖近くにあった漁村から移築したという
旧家をなんとなく訪れて撮影。

  自分が子どもの頃は、自宅近くにもこんな家がまだ残っていたのを、懐かしく思い出します。





 旧家の庭先の梅の花。


 河津さくらを探してさらにブラブラ、竹林では椿の花が散っていて、いつも冬の終わりを感じるので
撮影してしまいます。



 ようやく河津さくらが咲いている場所を発見。



 満開と聞いていましたが、もう葉桜になり始めていました。

 3本だけしかありませんでしたが、誰もいなくて自分一人で独占して撮影できたので、周りを気にせず、
思う存分撮影を楽しむことができました。

  



 自分はソネイヨシノよりも河津さくらのすこし透き通った淡いピンクの花が好きですが、
最近そういった写真が撮れなくてすこし悩んでいましたが、今年はそんな雰囲気をすこしだけ撮れた気がしています。

 個人的には、次の1枚がお気に入りです。






 最後にまた全体の雰囲気を撮影して、その場所を離れました。


 帰途に、水仙を発見して撮影。


 河津さくらと水仙が咲いているのをみると、ようやくもうすぐ本格的な春がやってくると
毎年嬉しくなります。


2020年1月5日日曜日

Lomoとスプリングエフェメラル

 明けましておめでとうございます。
 今年もどうかよろしくお願い申し上げます。

 年が明けて、今年も最初にいつもの公園に撮影に出かけました。
 毎年、年明けにはスプリングエフェメラルのひとつスノードロップを、撮りに行くのを
楽しみにしていますが、実は懲りもせず、またLomographyの新しいレンズを入手してしまって、
そのレンズの試写も兼ねて、 スノードロップを撮りに出かけました。

 新しく入手したのは、Lomogon 32mm F2.5というレンズで、Lomographyらしい、とても個性的なレンズですが、
スノードロップを撮るのにはあまり向かない気がしたので、撮影にはK-1mⅡとLomogon 32mm F2.5に加えて、
同じLomographyのAchromat 64mm F2.9も持参しました。

 前半はLomogon 32mm F2.5で試写をして、後半はAchromat 64mm F2.9でスノードロップと
シクラメンを主に撮影したので、その写真をアップいたします。

 最初は、いつもの公園の何気ない風景です。



 入手前にみた作例では、中心のシャープさと独特なボケ味が特徴的で、それに惹かれてたのですが、
ピントの合った位置でのシャープさはその通りな気がしましたが、解放では、周辺減光が特徴のようでした。
 自分の場合、ソフトフォーカスなどもアプリケーションでソフト化するよりも、レンズやフィルターで
ソフト化するほうが好きですし、周辺減光も好きなので、周辺減光はなかなか気に入りました。

 次も解放での青空の写真ですが、銀残し処理をしてみました。
 自分は、銀残しの味わいある色がなかなか好きなのですが、銀残しで周辺減光処理してみたかったので、
結構嬉しかったです。

 そういえば、K-1のカメラ内現像の後処理フィルターには、周辺減光もあったでしょうか?
特にK-1とかでは、 後処理フィルターは使いたくないので、レンズで周辺減光してくれる方が嬉しいです。
結果は同じかも知れませんが、あくまでも趣味の問題ですので、どうか気にしないでください。


 その後は、ブラブラと色々な被写体を試写しました。






 シクラメンとスノードロップの咲くエリアに到着。


 Lomogon32mmでちょっと花を撮影して、すぐにAchromat64mmに付け替えました。
後は、すべてAchromat64mmでの撮影です。




 解放では、グルグルボケが激しいですが、F2.9の絞りプレートを挿入すると、少し穏やかなソフト描写を
してくれることを知りました。(次の写真です)

 今後、F2.9の絞りプレートをもっと使ってみようかと思っています。




 最後は、解放で撮ったシクラメンのグルグルボケ写真です。
これは、グルグルボケが結構あっているかなと思っています。


 Lomogon 32mm F2.5は、とても個性的なレンズで、やはり購入してよかったと思いました。

 また、今年もスプリングエフェメラルのスノードロップを(今年はソフトでですが)とても
新春らしく撮影できて、本当によかったと思います。

 今年はどんな年になるでしょうか?
 今年もいっぱい写真の撮れるような年であってくれればいいなあと思います。