10年ぶりに、近くの低い山に登ることにしました。
毎年登りたくても登れず、今年も諦めかけていたのですが、6月に入ってまだそれほど暑くなく、天気もよかったので、登ろうと決心。
登山といいたいところですが、登山コースにはハイキングコースとあるので、実質ハイキングみたいなものです。
持参したのはWG-50です。
もともと仕事用に購入したものですが、会社へのカメラの持ち込みが禁止となって使用できなくなり、今後もこういった場面で使用しようと持ち出しました。
前置きが長くなりましたが、最初は、駐車場とハイキングコース入り口近くの国民宿舎です。
登り始めてすぐに、久しぶりの「おもかる大師」。
願掛けの持ち上げは帰りにと・・・。
ここから、本格的な山道です。
展望台からの景色が気持ちよく、とても清々しい気持ちに。
親子岩は「休憩場所に最適」とあり、しばし休憩。
しかし、片道5.5kmのうち、まだ1.5kmなのにもう1時間も経過。少しペースを上げようと。
昔は、車道を歩かなくても山頂につけたのですが、途中の私有地が通れなくなっていて、しばし車道を歩くことに。
しかし、車道からが、一番広々とした景色を眺めることができました。
あと1.1kmというところで、再び本格的な登山道に。
あと400m地点で、腿の筋肉がほぼ限界に。意識も朦朧としてきました。
そのあとただひたすら、1歩1歩踏みしめて前に進み、なんとか山頂に。
久しぶりの山頂に、なかなかの感動。
山頂で休憩していているときには、満足感と清々しさに満たされていました。
30分ほど休憩して、下山することに。
登りは3時間ほどかかりましたが、下りはどうかなと。
下りは、ひたすら早く降りたくて、途中写真も撮りませんでしたが、気持ちいい景色があるとつい1枚。
この展望台で残りあと1.1km。しかし、もう膝が痛くて足腰がたがたです。
展望台に上る気力を振り絞るように出し、階段を1歩1歩踏みしめるようにのぼって、最後に、広々とした気持ちの良い景色を撮影。
ようやく「おもかる大師」に。
おもかる大師を「軽く持ち上げられれば願がかない」「重くて持ち上げられないと願がかなわない」とのこと。
「できれば叶えばいいなあ」という、軽い願いを念じて持ち上げたら、かなり重かったですが、とりあえず持ち上がりました。
これは、どう判断すればよいのでしょうか・・・。
「おもかる大師」の祠をすぎて階段を下りたら、もう国民宿舎です。
これまで、気が付きませんでしたが、階段の下に「おつかれさまでした」の看板があり、この看板を見たら、心からホッとしました。
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