とうとうGRⅢを入手し、GRistの新参者となることができました。
GRⅢが到着してマニュアルを読みながら使い方や設定を確認し、なんとなく全体を把握してから
どんな撮影スタイルがいいかをイメージし、その翌日、カメラやレンズの試写では必ず最初に行く
「いつもの公園」に試写に出かけました。
前日イメージしたスタイルで撮影しましたが、PENTAXQやQ7時にはそれほど戸惑わなかったのですが、
今回は、最初結構戸惑ってしまいました。
デジタル一眼レフカメラの場合、まず構図や画角・設定等を考えてから、光学ファインダーを覗いて
じっくりとまた構図などを微調整するスタイルですが、GRの場合(自分は)常に右手にホールドしながら
気になった光景を見つけた時に、さっと構えて右手だけで、ささっと設定変更などして、
左手の指でピント位置をさっと決めて、あとはシャッターを押すというスタイルで、
(といっても花のアップ写真などはじっくりと構図を考えましたが)
まったく違ったスタイルで、これまでの感覚とは全然異なるために、かなり戸惑ったように感じます。
写真を撮った後に、どんな写真が撮れたかは、ファインダーをみながらシャッターを押す場合、
基本的には頭の中のファインダーイメージと、画像イメージの違いなどを確認することでイメージが残りますが、
GRの場合、液晶画面を見ながらシャッターは押すのですが、写真を撮った時に画像イメージがどうもよくつかめません。
PENTAXQの場合には、prime1等のレンズは描写もかなり良かったのですが、
基本的には、写真を撮った後に、その場でどんなデジタルフィルターを使うかを考えながら
何重にもフィルターをかけてその仕上がりを確認するのが楽しくて、そういった意味で
その場で仕上がりの確認をしっかりとできたように思います。
しかし、GRの場合デジタルフィルターを使うのはちょっと違う気がして使うつもりはありませんし、
撮影した後に、どうもどんな写真が撮れたのか、あまり印象が残らなかった気がします。
また、自分は(Qもデジ一も)rawしか使わないスタイルでしたが、GRの場合カメラ内raw現像の使い勝手が悪くて、
基本的にjpeg撮りが標準スタイルのようです。今回も結局最初に写したjpegデータをそのまま使っています。
念のため、後処理ができるようにすべてraw+では撮影したのですが。
ただ、そうはいっても、常に右手にホールドしながら、片手だけでささっと設定を変えてさっと撮影する感覚には、
なんともいえない爽快感があって、この魅力には、今からすでにはまってしまいました。
あとで撮影した写真をみると、作品として仕上げるのはかなり難しいなあと感じています。
GRオフィシャルのwebサイトの作品をみると、改めて「よくあんな写真が撮れるなあ」と感じます。
前置きが長くなりましたが、以下色々撮影した写真を、何の説明もなく、ただたくさんアップいたします。
タイトルをGR試写としているのは、自分にとってGRⅢが初めてのGRのためです。
最初の1枚目の写真は、自分にとっての初めてのGR写真です。
ここからの写真は、しばらく21mmのワイコンレンズをつけて撮影しました。
ここでワイコンレンズを外したので、この先はまた28mmでの撮影となります。
今回はいつもの公園での撮影でしたが、早く一度街撮りスナップをしてみたいなあと感じます。
また、もうすぐ桜が開花しそうですが、GRⅢだけで桜を撮るには少し勇気がいる気がします。
(とても小さなカメラですが、その撮影スタイルは、デジ一との併用は難しそうに感じるため両立は難しそうです。)
いずれにしても贅沢な悩みで、 GRⅢを入手できたことに感謝したいと思います。
主に季節の花や野鳥の写真を中心にアップしている写真専用ブログです。 Still lifeというハンドルネームは、自分の好きな作家池澤夏樹さんの芥川賞作品名にちなんで使わせていただいています。 ブログにアップした写真を選別して、Flickrにアップしていますので、もしよろしければご覧ください。 https://www.flickr.com/photos/ryuji_2480/
自己紹介
2019年3月23日土曜日
2019年3月16日土曜日
河津さくら
もう先月のことになってしまいましたが、自宅近くの湖畔公園に河津さくらの様子をみるとともに
その撮影に出かけました。
昨年は、事情があって写真撮影を自粛していた時期であり、河津さくらの写真は撮れなかったので
2年ぶりの撮影となります。
いつも、なんとなく例年とは違ったレンズを使って撮影するようにしていますが、
当初はAchromat 64mmF2.9を使ってみようかと考えていたら、ちょうど2年前に使っていて
結局K-1とカールツァイス3姉妹の組み合わせで撮影することにしました。
河津さくらも条件によっては、薄く透けるようなピンク色が淡い印象を感じさせてくれることがありますが、
Momotaniさんが指摘されているように、ソメイヨシノなどよりは色が濃くてきつい印象もあるため、
今回はPENTAXの純正現像でなくSILKYPIXを使って、少し彩度を抑えた仕上げにしてみました。
以下、特に説明もなく写真をアップしますが、どのレンズで撮ったかわかるように
各写真には、焦点距離を記載いたします。
おだやかなお花火日和ではありましたが、まだまだとても肌寒く、今写真を見返してもそんな肌寒さを感じてしまい、
個人的には、冬の終わりの寂寥感のなかに、少しだけ春の訪れを感じた撮影だったように思います。
いまみても、どこか冬の終わりの寂寥感を感じるのは、彩度を抑えた仕上げのためかもしれませんね。
その撮影に出かけました。
昨年は、事情があって写真撮影を自粛していた時期であり、河津さくらの写真は撮れなかったので
2年ぶりの撮影となります。
いつも、なんとなく例年とは違ったレンズを使って撮影するようにしていますが、
当初はAchromat 64mmF2.9を使ってみようかと考えていたら、ちょうど2年前に使っていて
結局K-1とカールツァイス3姉妹の組み合わせで撮影することにしました。
河津さくらも条件によっては、薄く透けるようなピンク色が淡い印象を感じさせてくれることがありますが、
Momotaniさんが指摘されているように、ソメイヨシノなどよりは色が濃くてきつい印象もあるため、
今回はPENTAXの純正現像でなくSILKYPIXを使って、少し彩度を抑えた仕上げにしてみました。
以下、特に説明もなく写真をアップしますが、どのレンズで撮ったかわかるように
各写真には、焦点距離を記載いたします。
50mm
85mm
85mm
25mm
25mm
50mm
50mm
50mm
50mm
50mm
個人的には、冬の終わりの寂寥感のなかに、少しだけ春の訪れを感じた撮影だったように思います。
いまみても、どこか冬の終わりの寂寥感を感じるのは、彩度を抑えた仕上げのためかもしれませんね。
2019年3月9日土曜日
CP+2019
先週、体調が悪くて最後までどうするか迷っていたCP+に、結局なんとか半日程度出かけることができました。
CP+開催前から体調が悪くて、ほとんど事前情報をつかむことさえできていませんでしたが、
リコーイメージングのセミナースケジュールだけは事前に確認していて、これからGRistを
目指すものとして、 特にGRistのセミナーを聞きたくて、結局無理をして出かけることにしました。
とりあえず持参したカメラはDA16-85mmをつけたKPです。
リコーイメージングのセミナー以外は何も中身がなく、特に時系列というわけでもなく、
なんとなく写真をアップいたします。
最初は 、なぜか西側の会場入り口に置いてあったフォルクスワーゲンの写真です。
会場の各ブースの雰囲気をぶらぶら眺めながら撮った写真。
各社フルサイズミラーレスに少し触ることができればとも思ってはいましたが、
どこも行列でなにも触ることができませんでした。
会場は、やはり華やかで、そんな雰囲気を盛り上げていると感じて撮った綺麗な写真。
(TAMRONブースで)モデルのお姉さんも1枚だけ撮影させていただきました。
本命のリコーイメージングブースでのセミーナーの話です。
最初はテラウチマサトさん。
新しいGRⅢをもって、突然ぶらっと出かけて駆け巡った香港のスナップ写真とその裏話でした。
ぶらっと旅行に出かけてなんとなくスナップを撮るといった経験が自分にはほとんどありませんが、
28mmの単焦点コンデジで、とにかく気になったものを撮りまくったスナップに、GRのスナップの可能性を感じました。
人を撮る場合にもコンデジなのであまり気にされず、どこで何を撮るにも気軽にバシバシ撮って、
時にはノーファインダーでも(というか何も構えず)撮って、最後にそんな写真を、早送りで
最初から最後まで通して見せていただいた連続スライドショーのようなシーンが印象的でした。
ノーファインダーで撮った写真で、怒っている女性の顔の下側(口付近)だけが写っていて、
いわゆる構図を超えて枠を外した写真の可能性と、にもかかわらず、その写真の雰囲気に
たいへん香港らしさを感じるという話しも興味深かったです。
なんとなく森山大道さんっぽい撮り方ですが、 テラウチマサトさんの写真でモノクロはなく、それでも
森山大道さんのようなスナップの可能性の広がりを感じた気がしました。
次は、久しぶり(6年ぶり)に聞いた中井精也さんのセミナーです。
内容はTHETAで撮った(鉄道を中心にした)写真の可能性の話でした。
自分がデジタルカメラ撮影で手本にしているのは、中井精也さんが書かれた
「世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書」という本ですが、
この本でも、デジタル一眼レフカメラに関する中井精也さんの多彩なテクニックが垣間見えますが、
THETAも中井精也さんが撮ると、こんなにも多彩な写真が撮れるのだという驚きの連続のような
写真とトークでした。
加えて、そのプレゼンの構成や、みている人たちを楽しませるエンターテイメントも素晴らしくて、
さすがとしか言いようのない、最後にため息がでるようなセミナーでした。
最後に中井精也さんとみている観客が一緒に写るようにTHETAで記念撮影してくれて、
それを「1日1鉄!」にアップしてくれるというサービス付きで、自分もごま粒のように写っていましたが、
中井精也さんと一緒に記念撮影できて、本当に嬉しかったです。
次は、田中希美男さんでした。
話の内容は次の写真の通りで、気になる内容ばかりでした。
興味深いお話ばかりだったのですが、詳細は忘れてしまっていることが多々ありますが、
覚えていることを少しだけ記載すると、
1)「100周年記念モデルは?」→「なにもでない」
2)「KPのカスタムモデルを100周年記念モデルにすることは?」→「ない」
3)「KPのカスタムモデルの発売は?」→「ユーザーによって、本当に好きな人は好きだけれど、
興味の無い人は全く興味が無く、今後の様子を注視するが、現時点では全くわからない」
4)「DA11-18mmには、星景写真用の機能が満載だが、それだけではもったいない素晴らしいレンズだ。」
( 田中希美男さんの感想)
5)「DFA35mmは、もともとFA35mmがlimitedのような味(良い意味でのくせ)のあるレンズで
HDコーティングでさらに良くなったのは確かだ。」
( 田中希美男さんの感想)
6)「Qや645をどうするか?」→「今後も継続するが、詳細はわからない」
7)「他のミラーレスや中判は?」→「全く考えていない」
8)「K-3Ⅱの後継機種は?」→「今年中には何らかの発表がある。(早ければ今年中に発売)」
9)「今回展示されたDFA85mmはいつでる?」→「2年後か3年後くらいか?」
10)「GRⅢの具体的なファームアップは?」→「まだ何もわからない」
GRⅢには、PENTAXカメラの手ぶれ補正機能がついたので、今後のファームアップで、
リアルレゾルーションやアストロトレーサ等、色々なことができる可能性があるようですが、
GRらしさを考える中で、ユーザーの反応をみながら決めるといった趣でした。
田中希美男さんは、ユーザー目線で本当に知りたいことをズバズバ聞いてくれましたし、
カメラやレンズの解説などもとてもわかりやすくて、あっという間のセミナーだと感じました。
自分がみた最後のセミナーは、安部秀之さんでした。
自分自身もうGRⅢを予約していますが、なんとなく「本当にGRistになれるだろうか?」という不安を
いつも抱えていて、 安部秀之さんの話にも興味津々でした。
田中希美男さんに教えていただいた話ですと、ピントを変えたときに収差のずれを防ぐためには、
本当はレンズ全群を動かすのが理想だそうですが、DFA50mmでは少しでも収差のずれを防止するため、
後玉全群を動かしており、DFA85mmもそういう設計をされているという話を聞いて、
なんとなく断面を撮影しました。
KPのカスタムモデルの展示もしていたそうですが、当日はそれさえも知らずにみることができませんでした。
CP+開催前から体調が悪くて、ほとんど事前情報をつかむことさえできていませんでしたが、
リコーイメージングのセミナースケジュールだけは事前に確認していて、これからGRistを
目指すものとして、 特にGRistのセミナーを聞きたくて、結局無理をして出かけることにしました。
とりあえず持参したカメラはDA16-85mmをつけたKPです。
リコーイメージングのセミナー以外は何も中身がなく、特に時系列というわけでもなく、
なんとなく写真をアップいたします。
最初は 、なぜか西側の会場入り口に置いてあったフォルクスワーゲンの写真です。
会場の各ブースの雰囲気をぶらぶら眺めながら撮った写真。
各社フルサイズミラーレスに少し触ることができればとも思ってはいましたが、
どこも行列でなにも触ることができませんでした。
会場は、やはり華やかで、そんな雰囲気を盛り上げていると感じて撮った綺麗な写真。
(TAMRONブースで)モデルのお姉さんも1枚だけ撮影させていただきました。
本命のリコーイメージングブースでのセミーナーの話です。
最初はテラウチマサトさん。
新しいGRⅢをもって、突然ぶらっと出かけて駆け巡った香港のスナップ写真とその裏話でした。
ぶらっと旅行に出かけてなんとなくスナップを撮るといった経験が自分にはほとんどありませんが、
28mmの単焦点コンデジで、とにかく気になったものを撮りまくったスナップに、GRのスナップの可能性を感じました。
人を撮る場合にもコンデジなのであまり気にされず、どこで何を撮るにも気軽にバシバシ撮って、
時にはノーファインダーでも(というか何も構えず)撮って、最後にそんな写真を、早送りで
最初から最後まで通して見せていただいた連続スライドショーのようなシーンが印象的でした。
ノーファインダーで撮った写真で、怒っている女性の顔の下側(口付近)だけが写っていて、
いわゆる構図を超えて枠を外した写真の可能性と、にもかかわらず、その写真の雰囲気に
たいへん香港らしさを感じるという話しも興味深かったです。
なんとなく森山大道さんっぽい撮り方ですが、 テラウチマサトさんの写真でモノクロはなく、それでも
森山大道さんのようなスナップの可能性の広がりを感じた気がしました。
次は、久しぶり(6年ぶり)に聞いた中井精也さんのセミナーです。
内容はTHETAで撮った(鉄道を中心にした)写真の可能性の話でした。
「世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書」という本ですが、
この本でも、デジタル一眼レフカメラに関する中井精也さんの多彩なテクニックが垣間見えますが、
THETAも中井精也さんが撮ると、こんなにも多彩な写真が撮れるのだという驚きの連続のような
写真とトークでした。
加えて、そのプレゼンの構成や、みている人たちを楽しませるエンターテイメントも素晴らしくて、
さすがとしか言いようのない、最後にため息がでるようなセミナーでした。
最後に中井精也さんとみている観客が一緒に写るようにTHETAで記念撮影してくれて、
それを「1日1鉄!」にアップしてくれるというサービス付きで、自分もごま粒のように写っていましたが、
中井精也さんと一緒に記念撮影できて、本当に嬉しかったです。
興味深いお話ばかりだったのですが、詳細は忘れてしまっていることが多々ありますが、
覚えていることを少しだけ記載すると、
1)「100周年記念モデルは?」→「なにもでない」
2)「KPのカスタムモデルを100周年記念モデルにすることは?」→「ない」
3)「KPのカスタムモデルの発売は?」→「ユーザーによって、本当に好きな人は好きだけれど、
興味の無い人は全く興味が無く、今後の様子を注視するが、現時点では全くわからない」
4)「DA11-18mmには、星景写真用の機能が満載だが、それだけではもったいない素晴らしいレンズだ。」
( 田中希美男さんの感想)
5)「DFA35mmは、もともとFA35mmがlimitedのような味(良い意味でのくせ)のあるレンズで
HDコーティングでさらに良くなったのは確かだ。」
( 田中希美男さんの感想)
6)「Qや645をどうするか?」→「今後も継続するが、詳細はわからない」
7)「他のミラーレスや中判は?」→「全く考えていない」
8)「K-3Ⅱの後継機種は?」→「今年中には何らかの発表がある。(早ければ今年中に発売)」
9)「今回展示されたDFA85mmはいつでる?」→「2年後か3年後くらいか?」
10)「GRⅢの具体的なファームアップは?」→「まだ何もわからない」
GRⅢには、PENTAXカメラの手ぶれ補正機能がついたので、今後のファームアップで、
リアルレゾルーションやアストロトレーサ等、色々なことができる可能性があるようですが、
GRらしさを考える中で、ユーザーの反応をみながら決めるといった趣でした。
田中希美男さんは、ユーザー目線で本当に知りたいことをズバズバ聞いてくれましたし、
カメラやレンズの解説などもとてもわかりやすくて、あっという間のセミナーだと感じました。
自分がみた最後のセミナーは、安部秀之さんでした。
自分自身もうGRⅢを予約していますが、なんとなく「本当にGRistになれるだろうか?」という不安を
いつも抱えていて、 安部秀之さんの話にも興味津々でした。
結論として、GRistになるための敷居を下げてくれるような、本当に気持ちが楽になったセミナーでした。
かいつまんでポイントだけ少し記載しますと、
GRが生まれた経緯を詳しく教えてくださいました。(とても参考になりました)
GRをメイン機として使っている方はあまりいなくて、サブ機として気軽にスナップを撮ればいいのだよ。
(メイン機は、どこのどんなカメラを使っていいのもGRの魅力)
ご自身のアルバム写真を見せてくださって「こんな風に日常や旅行を切り取って、アルバムにして楽しめばいいのだよ。」
といったような内容でした。
そんな具合で、自分がみたリコーイメージングのどのセミナーもとてもよくて、短い時間でしたが
CP+に参加できて本当に良かったと思います。
帰ってきてから、CP+の情報などを少しチェックしたりしましたが、安部秀之さんもニコンブースでは、
「Zシリーズになって(基本的に収差を少なくするという)レンズ設計に大きな広がりができて、
Z用レンズでは、デジタル技術でも補正できない「像面湾曲」の補正に特に力を入れていて、
その結果素晴らしいレンズができた。」といった話などをされていたようですが、
それは、たいへん理にかなった話で、その通りだと思いますし、
そんな情報を見ると、中井精也さんはSONYブースではどんなセミナーをされたのだろうと
気になったりしました。
しかし、そんなカメラへの可能性は確かに感じますが、そんなカメラばかりたくさんでてきても
何の面白みもないような気もします。
リコーイメージングは、マイペースで、GRのようにスナップに特化した可能性や、THETAのような可能性、
PENTAXブランドのまじめな作りで、持っていて愛着のわくカメラを作り続けてくれればいいなあと
自分はそんな風に改めて感じます。
もちろん、スターレンズだけでなく、limitedレンズのような味のあるレンズを作り続けてほしいとも思います。
こんな風に、これらのリコーイメージングのセミナーを聞き終わったのが14:40でした。
セミナーを聞いている間は、どのお話も興味深くてあっという間に時間が過ぎましたが、
セミナーを聞き終わった後に、突然、また体調が最悪の状態になっているのに気がつきました。
立っていることができませんし、座っていてもふらふらします。
本当はこのあと、オリンパスブースで17:20からフォトジャーナリスト安田菜津紀さんの
東北や世界で取材されたセミナーを聞くのを楽しみにしていましたが、
あと2時間半待つのは無理だと感じ、もし本当に無理をして聞いてしまったら、
翌週の仕事に影響が出るのが間違いないと判断し、意を決して、ここまでで帰ることにしました。
あとは、リコーイメージングブースで少し撮影した写真とカメラ博物館で撮影した写真です。
田中希美男さんに教えていただいた話ですと、ピントを変えたときに収差のずれを防ぐためには、
本当はレンズ全群を動かすのが理想だそうですが、DFA50mmでは少しでも収差のずれを防止するため、
後玉全群を動かしており、DFA85mmもそういう設計をされているという話を聞いて、
なんとなく断面を撮影しました。
KPのカスタムモデルの展示もしていたそうですが、当日はそれさえも知らずにみることができませんでした。
その後、会場を後にしました。
最後の写真は、東側の会場入り口からみたリコーイメージングのブースです。
CP+はカメラと写真のとても華やかな祭典で、参加できたことに本当に感謝しています。
それも先週で終わり、明後日は東日本大震災から8年目を迎えます。
そんな話を、今年も安田菜津紀さんのセミナーで聞いて、改めて気を引き締めようと考えていましたが、
最悪の体調の中ではそれも無理だったと思います。
しかし、 安田菜津紀さんの写真と文章によると、自分自身が、いつもつらい思いをしている
(パレスチナの)ガザ地区の子供達が、3月には東日本の復興を願って「たこ揚げ」をしてくれているそうです。
そんな子供達にも思いを馳せながら、自分の人生観を変えた東日本大震災を思い出し、
この週末は、改めて気を引き締めたいと思います。
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